noidさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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スキン~あなたに触らせて~(2017年製作の映画)

3.2

パステルトーンの背景や小物が余計に不気味な感じを煽っていた。
人間の奥底に潜む欲望をかき立てられるような映画。

食事前に見ない方がいいシーンがありますのでご注意を。

100歳の華麗なる冒険(2013年製作の映画)

3.5

北欧ってホッコリしたイメージあるけど、ユーモアセンスは完全にブラックでシュールですよね

人生はなるようにしかならない、気負いすぎずに過ごしていこうと思える映画

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.4

現実の人間も、架空の存在も神も噂話も、狂信的に信じてしまうと自分を見失いますね
信仰は救いにも絶望にも転ぶ

ちょっと内容が渋滞している気もしますが、最初から最後までのめり込める映画

同じアジアでも
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パディントン 2(2017年製作の映画)

4.0

このハッピーな世界にあと5時間は浸っていたかった。。。

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.3

北海道の夏は、海は灰色で冷たく、風は強く、日差しは淡く、終始切ない。都心では醸し出せない閉鎖的かつ不景気、救いようのない空気感が特徴的。

タイトルに光という言葉が入っているからか、光の使い方が巧みな
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母なる証明(2009年製作の映画)

3.9

ポン・ジュノ作品を観るのは三作品目だけど、一人一人のキャラクターが本当にいい味を出していて、一人も無駄な登場人物がいないなぁと思う、監督の人間愛みたいなものを感じる。。。
パラサイトでもそうだったけど
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怒り(2016年製作の映画)

4.3

怒りという感情は、後悔、嫉妬など様々な因果をともなう複雑か感情で、その発現の仕方も人それぞれだと思うけど、信頼という軸からこれだけ多様な怒りを描き出せるとは、天才か!!

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.2

めっちゃくちゃ面白かった!!
平凡で卑屈でつまらない自分を認めたくなくて、その気持ちが人一倍強くて、達観したような態度をとって、身構える。
こんなの誰にでもあることだろうけど、そのガードの脆さはマジで
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セブン(1995年製作の映画)

4.3

絶望の表現が秀逸すぎる。
失うものがない人間に人生を狂わされるのは本当に不憫だ。
明るさ、笑いの後に真っ暗闇と大雨の描写をこれ見よがしに入れてくるデヴィッド・フィンチャーこそ一番のサイコパス。
正直、
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

2.9

プリクラに、「我等最強ナリ」と書いた時の気持ちを思い出した

凶悪(2013年製作の映画)

3.4

悪っていうのはウイルスみたいに空気中に蔓延している。

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.0

トワコの家のどうしようもない生活感の演出が巧みすぎてびっくりした。
蒼井優の肌の表面、先行きの見えないどうでもいい会話、皿の上のしなびた付け合わせの野菜など。。。
俳優達の演技、かなり見応えありますね

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

身体の奥からじんわり温まった。
外に出ても寒さを感じないほどに!

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

別に特別面白いセリフがあった訳では無いが、常にニヤニヤしながら観てしまった

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.3

全く"いやらしさ"の無い映像技術、とてつもないセンスと構図。
映画館で見るべきだった。。。
「血」が1つの重要なモチーフだったように思う。血を流すシーンがいやに生々しかった。