ぽめめさんの映画レビュー・感想・評価

ぽめめ

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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

3.0

うーん、いまいちだった。
1人の女性の生活を淡々と描いているだけの作品で、大きな展開もメッセージない。こういう文学的な作品は、何か感じたり読みとったりできる人には良い作品なんだろうけど、個人的にはあま
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

ベンチの男の妻が現れたところと、ラストで子供が出てきて「あ、ちょっと思い出しただけ、なんだ」と思わされたところは、過去を遡るという構成をうまく使っていて、かなり良かった。少し前にナイトオンザプラネット>>続きを読む

ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

4.2

中盤のドタバタ劇と余韻がなかなか良かった。イゴールが脇役かと思いきや、こいつなんか優しいなと思わせてちょっとずつ存在感を増す感じは、うまくやられた感じ。賞総ナメな理由はちょっとわかんなかった

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.0

とにかくおしゃれで30年前の映画とは思えない。会話劇だけで大事件は起きないのだが、細かな動きや表情で飽きることなく見続けられた。

怪物(2023年製作の映画)

5.0

2度目の鑑賞。湊の隣の席の女の子の挙動とか、初回に気づかなかった点にいくつか気付けて良かった。やはり演技と脚本が素晴らしい。
ミステリ要素も良いし、視点を変えると見え方が全く違うというギミックも良いし
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関心領域(2023年製作の映画)

3.2

残虐描写を直接は描かずただただ不気味さを垣間見せるという手法は見事。ただ、りんごのシーンの意味がわからなかったのと展開の動きが少なかったので途中は少し退屈に感じてしまった。

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。
PC画面のみの展開と聞いて話の広がりに不安を感じていたけど、開始数分で母親の死をうまく描いていて唸らされた。実はこいつとこいつが同一人物、という種明かしの仕方はPC画面上でしかできない手
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告白(2010年製作の映画)

4.2

小説は既読なので導入の衝撃シーンはよく覚えていたが、その後の展開は記憶がなく新鮮な気持ちで楽しめた。テンポが良いのと、松たか子怖っ!というのが良くてサスペンスとしては上質と思いました

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.3

まさに文学的な作品だった。映像も綺麗で、美しさが心に残った。やや冗長だったが、遺された人間の生き方というテーマが心に響いた。

陪審員2番(2024年製作の映画)

4.2

派手な展開は全くないが、しっかりした構成とテンポの良さでとても引き込まれた。

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.9

ギミックありきの構成で粗が目立ったが、短時間にまとまっており見やすかった。ちゃんと驚いたし、考察のしがいもあって良かった。

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

感動した。原作を読まれた方からは不評なようだが、これはこれで一つの作品として完成されていたと思う。個人的には細かなアラも気にならなかった。
あらすじもほぼ読まずに観たので、2つの家族が重なったところで
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.3

テンポが良くて、引き込まれた。一般人へのインタビューシーンはリアルだったのか今でもわからない。それが不穏な雰囲気を醸し出していていい感じ。現在のドイツ政党に詳しかったらもっと面白かったのかな

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

どんでん返し作品として有名な作品。
劇中にある展開自体はどんでん返しではあるが決して予想外ではなく、多くの視聴者の予想するところだと思う。終劇後ヴォージルが待つあの店にクレア(偽)が現れることが、用意
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.6

人生のような映画。個人的には非日常を求めて映画を見ているので少し物足りなさはあったかな。

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

4.3

教師と生徒の絆ものというよくあるテーマなのだけど、描き方がうまくて沁みた。3人のビジュアルが完璧。レストランの外、車の上でデザートを囲むシーンが美しくて心に残った。

福田村事件(2023年製作の映画)

4.0

恐ろしい事件。資料が多くは残っていないようで、どの程度がフィクションなのかはわからないが細部までとてもリアルだった。薬屋側のストーリーとしてもう少し被差別を描いても良かった気はするが難しいのかな

ガタカ(1997年製作の映画)

4.3

映像も音楽もとても美しい映画だった。ストーリーも、驚きの展開があってとても良かった。

七人の侍(1954年製作の映画)

3.9

高い評判に納得の映像。アクションシーンの迫力がすごかった。当時の技術でコレは、どれだけ怪我人が出たのだろう。菊千代がとにかく魅力的で、七人の中でも圧倒的に目を引いた。音が悪く聞き取れない部分が多かった>>続きを読む

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.4

史実ならではのリアリティ。ただの善人ではないシンドラーの人間臭さがリアル。ゲートの心の揺れがリアル。
赤い少女のシーンと最後の墓参りの表現が良かった。

対峙(2021年製作の映画)

4.4

ほぼ対話だけなのにすごく引き込まれた。
自分たちが前に進むため赦す、というのはたぶん自分がこの状況になったら苦しんでたどり着く結論なのだろうというリアルさがあった

シックス・センス(1999年製作の映画)

3.6

なんとなくオチを知っている状態で見てしまったがそれなりに楽しめた。が、やはり何も知らない状態で見たかったな。かなりヒントが多かったが、初見だとどこで気付けたのか気になる。

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

3.5

ベルリンの壁以前の東ドイツを描いた映画を見るのは初めて。彼らのソ連やナチスに対する思いは、なるほどこんな感じかと新鮮だった。
社会主義国家の恐ろしさや、時代に翻弄される若者というメインテーマはよく描か
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朝が来る(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ミステリーなのかと思って見てしまったので、驚くような展開がなくて少し拍子抜け。ひかりの人生を描いた作品と思うと良かったが、それにしては少し長い

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

謎解きのつもりで見ていたので、答え合わせもどんでん返しもないんかい!と思ってしまった。ただ、それでこその余韻はあるしそれでこそフランス映画。みんなの感想や考察を見て評価が高まる系。
ダニエルの最後の証
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THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.2

ワンシチュエーションでこれだけ展開を描けるのはすごい。その仕掛けのために仕方ないのだろうけど、ラストまではかなり退屈だった。

ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

3.9

今回も面白かった。キャラよしアクションよし。前田敦子も池松壮亮も素晴らしかった。
キャラと世界観が秀逸なのでたぶんどんなストーリーでも、それこそ殺しなしでも面白くなると思う。その上で、期待を超えてくる
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.6

辛い映画という評判は聞いていて、サブスクに来たら見ようとずっと思っていた。
ただ辛いだけの映画だった。展開はちょっと単調で、おばあちゃんや若い士官、パヴェルのエピソードはもう少し深掘りしても良かった気
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

4.5

素直に感動した。韓国映画は感情を煽るのが上手いなぁ。房内のみんなのキャラも良かった

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

3.9

優しい嘘、のワンテーマ。医師が何か助けてくれるかと思いきや、のシーンが象徴的で良かった。

セブン(1995年製作の映画)

4.0

インパクト勝負という感じ。よく考えるといろいろ無理があるし犯行の計画性が高いという割には最後の殺人はその場しのぎなのだけど、肝心のインパクトが大きいからそんなに気にならなかった。犯人のサイコパス像は秀>>続きを読む

あんのこと(2023年製作の映画)

4.0

ザ・邦画という感じ。地獄のような環境で前を向いている杏に同情。昇り竜のおじいちゃんとか、少ないながらも希望が持てるシーンにグッときた。すごく心揺さぶられたが、映画としてはやや単調すぎたかも

インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

壮大。矛盾点やそうはならんやろな展開はたくさんあったが全然気にならないほどの壮大さだった。無理矢理ながらも、ゴーストの正体など納得できる展開だった。めちゃめちゃサイエンティフィックなのに愛がテーマなの>>続きを読む

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.8

ほっこり感と分かりやすさは良かった。ループものの中ではワクワク感は少なめ。ループの中にいる人間同士の関係性の変化は斬新でなるほどと思った

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.0

前評判通り鈴木亮平が怖かった。ハラハラしたしどんでん返しも良かったけど、1の方が好きかな