ひくんさんの映画レビュー・感想・評価

ひくん

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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.4

何度も見たくなる作品を創ることってドラマでも映画でも音楽でも簡単じゃないだろうね。

キリエのうた(2023年製作の映画)

3.9

178分もの時間があっと言う前に過ぎた作品。体感時間とは恐ろしいもので、この作品において早く感じたのは、視点が常に動いているから?それとも基本的に音が途切れないから?私の解釈は明確に文章にはできないが>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

含みと深みのある映画は、その一部ですら多くの人に考察の意欲を与える。
本作について監督自身が「よくわからない」とインタビューで応えていたことから、私は深くは考えないといつ方向に。

ただ、人間って弱い
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

4.1

「人は弱くて、壊れやすくて、倒れることもある。それが当たり前だと誰もが思えたらいい。」(久能,本編、及び予告編より)

あなた自身、あなたの隣にいる人は、何があっても大丈夫。そう無意識のうちに思っては
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.8

今回箇条書きになることをお許しください。

人間は1人では生きていけない、のではなく、よく生きようとした時、必ず誰かと関わっている生き物であると感じた。生きていれば幾度も分岐点に差し掛かることがあるが
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.8

正直、少し難しかった。しかし嫌いじゃないかもとも感じた。

「普通」ってなんだろう。誰にでも身近な言葉である「普通」とは、2時間という時間の枠には収まりきらない意味をもつものなのかもしれない。
ーーー
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湯道(2023年製作の映画)

3.9

日本映画っぽさ、日本文化っぽさを日本を代表する俳優陣によって、表現された作品。ストレス社会で疲れた大人達が、この映画を観た帰り道、温かいお風呂が恋しくなり、「ちょっと今日ぐらいは湯槽に浸かろうかな」と>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.3

 関係ありそうであまりない話→
「役所に紙を出せば夫婦、家族は紙を出してもできない。」引用元、某フジテレビ瑛太主演ドラマより。
 家族を主題、テーマとして取り上げた作品は多く、私も様々観てきたが、今回
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.0

 複雑な役をやり抜いた俳優陣に心からの感謝を。キャスティングも納得。この人、こんな表現もできたのか、、、そんな単純な役者という職へのリスペクトをもつことできた作品。
 その内容はどこか、国語の教科書で
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2

恥ずかしながら、バスケといえば「黒子のバスケ」世代の私、スラムダンク自体初めての鑑賞。
このレビューは1つの映画としての鑑賞の記録である。
この作品への胸に残った印象として、全ての登場人物が人間らしく
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.8

ネガティブは明確に描かれ、ポジティブは間接的にしか描かれていない印象。
公式は”僕”の5年間を「沼のような」と表現したが、彼にとってその沼はもっと長く、深いものになっていくのかもしれない。

誰も嘘を
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.2

3人の若者の人生が重なったことは決して偶然という表現ではもの足りない。それが映像作品として残ったこともいうなれば”奇跡”なのかもしれない。

惨めな生い立ち、不幸な幼少期、愛を感じられなかった家庭、、
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ナイト ミュージアム(2006年製作の映画)

3.9

シリーズ最高は個人的には1。設定自体は奇抜ではないかもしれないが、登場人物同士の掛け合いなどが単純におもしろく、大人でもワクワクしながら楽しめる。

ドラゴン・キングダム(2008年製作の映画)

3.8

大アクション俳優たちのスーパーアクションを楽しむ映画。。。

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.9

原作ファンです。

よく一本の映画にまとめてくださった、、っという感じ。漫画の実写の中では成功なのでは!?
主人公の葛藤感をもう少し表現していただけると彼の人間性がもっと多くの人に伝わったかなと、、(
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ミックス。(2017年製作の映画)

3.7

肩の力を抜いて観られるコメディー×スポーツ映画。主演の2人が実力派なので、安心感抜群。
内容は、雑草魂って感じ。主題歌はかなりマッチ。

ビリギャル(2015年製作の映画)

3.6

何事も信じられるかどうか。
そして、挑戦は周囲の理解次第で成果が変わる。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.7

恋愛に「子どもの」「大人の」などといった区別はないのかもしれない。そんなこと習ってないはず。

こういうヤツいるよなー。こういう会話あるのよねー。そんな風に肩の力を抜いて、俯瞰者視点で楽しむ映画。

ブレイブ 群青戦記(2021年製作の映画)

3.5

ありそうでなかった?高校生×戦国の世。
映画として伝えたいことや、内容の方向性は明確だった。ただ、モヤモヤが複数自分に残ったような、、、

風が強く吹いている(2009年製作の映画)

3.6

 駅伝というものを2時間に良いカタチで凝縮している。
 人生は簡単には変わらないが、きっかけはあらゆるところに転がっているのかもしれない。

奈緒子(2008年製作の映画)

3.8

 鶴瓶師匠がとってもいい雰囲気を出してらっしゃる。
 バチバチのスポーツ映画を期待している人には物足りないかもしれないが、私は各登場人物が複雑な感情の中で、真っ直ぐに進んでいく姿がかなり映画として惹か
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.3

 シリーズ1作目。世界観、設定はとても興味深く、魅力的だが、シリーズが進むごとに情報量が増えるのは、避けがたいこと。比較的理解しやすく、映像作品として画期的だったとされる1作品目が個人的にはシリーズの>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

4.0

結局男の子はバトル大好き。
ライトセーバー大好き。

シリーズのストーリー時代を愛してやまない方々にとっては「こんなもんか」という感想かもしれないが、男の子の大好物の各バトルシーンは一応ストーリー的に
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ONE PIECE FILM STRONG WORLD/ワンピース フィルム ストロングワールド(2009年製作の映画)

3.9

 シンプルにワンピースらしさをスクリーンサイズで楽しめる作品であると思う。ストーリー展開に珍しさがあるわけではないが、キャラクターの心情や願いを交えながら、見どころのバトルシーンも魅力的に。
 原作フ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.4

 映画×音楽は実は相性がいいという方程式を再確認した。
 音楽を人生に捧げる人は少なくはないが、その姿で多くの人を魅力できる者は全人類でそう多くはないはずである。そんな人生に、映画を通して少し触れるこ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.9

 大学生として出会った2人が、趣味の観点から自分達が運命的だと感じることは少なくない。そしてその2人が社会に出ていく中で少しずつすれ違っていくことも珍しい話ではない。「ありふれた恋」などは存在しないと>>続きを読む

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

4.0

 とにかく人物が美しく描かれていた作品。人生において、その1日はたった一度、その瞬間もたった一度。

カノジョは嘘を愛しすぎてる(2013年製作の映画)

3.4

ストーリーよりも歌唱シーンや劇中歌が印象に残っている。

「卒業」をアコースティックで歌うシーンが好き。性格の大きく異なる2人の、その瞬間の楽しみ方が対比的に思えた。

余命10年(2022年製作の映画)

3.9

 人間は強い生き物だ。後半、主人公に風が吹いた場面、私はそう感じた。
 
 人が人と関わるということは、それぞれにとって必ず意味がある。そして、それぞれに何かしらの想いが生まれる。人が生まれること、生
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あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

4.4

 ラストシーンが何より印象深い。芯のブレることのない主人公とヒロインの姿にとても惹かれた。

 誰にでも忘れることのできない恋の経験はあるかもしれない。しかし、その恋を思い出す時に、どんな場面や感情が
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