Toshiさんの映画レビュー・感想・評価

Toshi

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引っ越し大名!(2019年製作の映画)

4.0

書庫番の冴えない男 (星野源) が、ひょんなことから国替の引越を差配する奉行になるという、コメディタッチで描かれた時代劇。
最後まで楽しく観させてもらった。
高畑充希の演じるヒロインが魅力的で、ドラマ
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

4.3

厳しい環境が続く出版業界で老舗出版社の社員たちが起死回生を目指して奮闘するコメディタッチの物語。
舞台となる出版社は同族経営で創業者の社長が急死してお家騒動が起こる。
そこに転職でやってきた大泉洋扮す
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.0

第二次世界大戦中のフィンランドを舞台に、主人公の初老の男がナチスの歩兵舞台とほとんど素手で渡り合う。
男が家族を殺された元特殊部隊員というのはランボーを彷彿とさせるあるあるの設定だけれど、シンプルな設
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隣人X 疑惑の彼女(2023年製作の映画)

3.5

原作者は2019年にこの小説で新人賞を取ったパリュスあや子さん。
新人賞を取った作品ということで知っていた。
小説はまだ読んでいないので、映画を先に観たカタチになった。
自身がフランスに移民として移住
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ミッション・トゥ・マーズ(2000年製作の映画)

3.8

宇宙ミッションものが好きでこの映画も観てみた。
危機が起こる救出ミッション→救助隊にも危機が!→何とか脱出、という基本セオリー通りを外していなくて楽しめた。
2000年の映画にしては映像もなかなか良く
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ノイズ(2022年製作の映画)

3.3

面白い映画ではあったけれど、予告で期待したほどではなかった。
最初の事件の時の対応の不自然さがどうしても最後まで気になった。
あれが無ければ、その後の展開は全く別のものになっていたことは明白だからだ。
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ゆれる(2006年製作の映画)

2.8

純文学を映像にしたような作品だった。
最初から最後までひたすらに暗く、オチも無い話で、僕には良さが分からなかった。
主役級の役者を何人も使っているのに勿体ない。

砂上の法廷(2015年製作の映画)

3.5

ほとんどの場面が法廷と犯罪現場の2ヶ所で、登場人物も少ないシンプルな設定。
本当の犯人は母親か息子か?父親は本当に暴力夫だったのか?様々な疑問がクリアにならぬまま評決結を迎える。
最後のどんどんでん返
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ドローン・オブ・クライム(2017年製作の映画)

3.2

主人公が務める民間のドローン会社は、CIAと契約して、極秘の実験プログラムでテロ組織のメンバーを殺害している。
もちろん家族にも内緒の極秘の仕事だ。
ある日主人公の家にパキスタン人の男がやってきて売り
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

4.0

奥手でモテない男にその友人がナンパの仕方を伝授し、ある女性と知り合って、、、
というコメディかと思いきや、話は意外な展開になっていく。
前半が伏線、後半が回収という凝った作りになっていて、それぞれの登
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

出張のANA便で観た。
1回のフライトでは観きれず、出張2回で観終えた。
地方都市を舞台にしたファンタジーで、高校生が主人公いう点は「君の名は」と共通するところ。キャラクターそれぞれが個性的で魅力的だ
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スコア(2001年製作の映画)

3.6

ロバート・デニーロとエドワード・ノートンの2大スターが共演してるということで期待マンマンで観た。
もっと派手な展開を期待していたので、やや地味めなストーリーにちょっとがっかりしたけれど、最後まで飽きさ
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バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

3.3

偶然が偶然を呼んで、訳の分からぬまま人が死ぬ。
Amazonのプライムビデオの説明には「ダーク・シリアス」と分類されていたけれど、コメディじゃん、これ。
面白いと言えば面白く、ワケが分からんと言えば分
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サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

2.8

爆弾犯(とそのパートナー) の動機がよく理解できなかった。
なぜあの体験がこの行動に繋がるのか?
この映画の中で中村倫也が演じた男の役割もよく分からなかった。
この役は本当に必要だったのだろうか?

デイアンドナイト(2019年製作の映画)

3.8

父親を殺された恨みを晴らしたかった明石。
気持ちは分かるけれど、復讐は決して幸せな結果をもたらさない。
北村の過去を見知って、僕ら視聴者がそう思うような仕掛けになっている。
どう感じるかは人それぞれ。
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リトル・シングス(2021年製作の映画)

3.8

デンゼルワシントン主演の映画は大体ハズレは無いはずと思ってこれを観た。
予想通り面白かったけれど、ツッコミどころ満載。
こんな違法捜査やっても裁判で証拠能力無いよなぁとか、実際の警察官はこんなこと絶対
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.6

UFO遭遇モノ。
割とあるジャンルではあるけれど、これまであんまり観たことがないパターン。
面白かった。

月の満ち欠け(2022年製作の映画)

4.0

海外出張の帰国便で観た。
切ない話だなぁ。
鑑賞後に余韻が残り、今側にいてくれている人を大切にしなくちゃと思う映画じゃないかな。
キャスティングも良かった。
だって、有村架純と目黒蓮ですから。
有村架
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ダブルブッキング 奇跡の出会い(2019年製作の映画)

3.6

ちょっとした手違いがもたらした出会いの話。
クリスマスを家族で祝いに来た女性は、ティーンエイジャーの娘とのコミュニケーションに問題を抱えている。
ダブルブッキングのためにともに過ごすことになった男はク
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運命の扉(2022年製作の映画)

4.1

ちょっとした偶然が、素敵な出会いをもたらすことがある。
これって本当に偶然?いや運命?
一生懸命やっているのに、どうしてこんなに悪いことばかり起こるの? と神様を恨みたくなるような気持ちの時に見ると良
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ティファニーの贈り物(2022年製作の映画)

4.3

始まりは些細な出来事。
それが思いもよらない展開になっていく。
なるべくしてなる事ってあるんだなぁ。
素敵な話だった。
イーサン役の俳優さんもレイチェル役の女優さんも良かったけれど、デイジーの可愛らし
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.7

それぞれの人物の心理描写が上手い。
感動とか、共感とかを期待して観ると裏切られる。
ただただ、ひたすらに切ない。
不倫は周りの人みんなを不幸にするんだと改めて思った。
妻も不倫相手も、生まれてきた子供
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ステップ(2020年製作の映画)

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泣く。
普通の人は泣く、
だから泣きたくない人は見ない方が良い。

ドアロック(2018年製作の映画)

3.9

怖い。
最初から最後まで、ずっと主人公の女性と同じ恐怖を視聴者も味わうことができる。

ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

3.9

最初の40分くらいは、甘ったるくて退屈極まりない男女交際の描写が続くので、早送りしながら観た。
そこから先は、心に沁みるラブストーリーだった。
前半の展開がもう少し小気味良いテンポで進んでいたらもっと
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名も無き世界のエンドロール(2021年製作の映画)

3.3

まあまあ面白かった。
けど、この展開は割とある感じで、あまり意外性は無かった。

轢き逃げ -最高の最悪な日-(2019年製作の映画)

3.2

逮捕されるまでは面白かった。
事故は誰にでも起こり得ることだけど、轢き逃げはイカンよね。
ドンデン返しの意外性は良かったけれど、理由が全く面白く無い。
へーとかほーとか言わせてほしかったなぁ。

老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.7

老後資金2,000万円問題をコメディタッチで描いたドラマ。
次から次へと起こるカネの掛かる出来事やトラブルは、どれも皆みにつまされる。
どんな結末かと不安になったけれど、きちんと後味良くまとめてある。
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.9

幼馴染の米国人青年3人がヨーロッパ旅行中、列車の中でテロリストに遭遇する話。
と言ってしまえばそれだけの話なのだが、旅行中の現在と3人が育った過去を交互に描き、クライマックスで回想シーンが現在に追い付
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アキラとあきら(2022年製作の映画)

4.0

町工場の経営者の息子あきらと大企業の経営者の息子アキラが、銀行で同期入社になる話。
出世コースを歩むアキラと信条を貫き不器用な生き方のあきらだが、ふたりの人生は環境に翻弄され、関係は少しずつ変わってい
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罪の声(2020年製作の映画)

4.5

新聞記者が30年前以上前に起こったグリコ森永事件の真相を探っていく話。
すごく良く練られたストーリーで本当に面白かった。
キャストも良い。

ブラック・ボックス(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

マッドサイエンティスト系の映画。
少しずつジワジワと真実が分かってくる展開が恐怖をそそる。
死んだ人間の意識を脳死した人のカラダに移植するという発想は面白いが、どうやったのか?というテクニカルなことに
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.2

面白かった!
プロットをしっかり時間を掛けて作ったんだろうな、という印象。
ドンデン返しは、あれーと体がドンデンひっくり返った。

楽園(2019年製作の映画)

2.8

限界集落の狭い社会の生きづらさを描いた作品。
閉鎖的な田舎のコミュニティの陰湿さを強調するために、敢えて犯人を明らかにしないという手法は分かる。
しかし、物語をミステリー仕立てにしたのならば、犯人を明
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朝が来る(2020年製作の映画)

3.7

特別養子縁組がテーマとなっていて、養子を出した側と受けた側の気持ちが丁寧に描かれている。
演者の自然な演技とも相まって、すごくリアリティがあり、それが故に最後まで観るのは結構辛かった。

追憶(2017年製作の映画)

3.9

設定は面白い。
キャスティングは最高。
3人が再会するまでの過程がもう少し描かれていたら、もっと面白かった。
オチはなるほどそうだったのかという感じで良かった。

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