maruさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.9

この独特なカットといいスロウになる撮り方といい景色の切り取り方、インテリアぜんぶ好みだ〜ウォンカーウァイ

ザ・ハード・ウェイ(2019年製作の映画)

3.0

王道B級アクション映画
わたしは好き〜!アクション映画として必要なものそろってるし(だから王道ともいう)

アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

3.8

さいごの博物館のシーンが大好きだ。
ふたりはおそらくずっと平行線。これ以上近づくことはない。
結局メアリーの孤独という名の惨めさにはだれも触れることができないんだよな…ショーケースみたいな隔たりがある
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Tuesday(原題)(2015年製作の映画)

3.7

引き摺られて観た。
この短編だけ観た限りだと、素質というか監督としてなにか光ってるかといわれたらわからないな〜となってしまうかなぁ。アフターサンは満を持して放たれたのか特別だったのか…今後がたのしみ

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.8

映画終わってもぜんぜん涙止まらなくてどうした!?となった。
切なさと哀愁と愛と時の流れと。

困った。
何もかもよかった。
2023ベストかもしれん。

小津みのある画角だなとおもった。
考察?そんな
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.5

こういう映画見ると私だったらどうするかなあって考えてしまうな。明日は我が身。

ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

4.1

はじめてのロイアンダーソン
なんだねこれは。ぬるっとはじまりぬるっと終わる。ナレーションは神の声?わたしもトマトがいいしカフェで踊りたいし、子供のために膝をついて靴紐を結びたい。ヒールが折れたみじめさ
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.6

王道なんだけどいいなぁとなる。
いろんな言語が飛び交うシーンよかった憧れる

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.3

ラストシーンのためのすべてだった、と思えたほどにラスト30秒に持ってかれた。

東京暮色(1957年製作の映画)

4.2

おそろしくグロテスクな映画だけど好きだ………困った。「2人連れなら寒くない」のときの感情の行き場のなさのいったら……あまりにも有間稲子の表情が良すぎて一周回ってアンバランスな映画になっている気がする。

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.2

くそぅ、最高だよ………
ロベルトベニーニみたいな役者なかなかいないよな、最高だよ。不協和音的な演技が自然にできるの。
ヨーヨーもアキも司祭も羊も凸凹道も夜もタクシーも煙草も。なにもかも完璧なバランスで
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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

4.0

カンピオンの描く女はどうしてこういい感じに嫌な「女」なのでしょうか…?女女している女…しかも自分に自信がない感じが香ってくる女なの。

運命に振り回されてしまうの的な、
わたしは本当はこんなことしたく
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.3

映画に殴られるのひさしぶりで頭抱えてしまった。
映画的には、表に出てくる物語が最初から最後までずうっと中途半端すぎて、役者の演技力しか本物がないようなかんじ。なにが本当で嘘なのかは観客の想像力と役者の
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アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

3.7

会話がうるせ〜〜〜〜なとおもいながら観ていた。途中やめるかなとおもっていたのにまんまとのめり込み、気づいたらエンディングだった…なにこれ怖…

凝った演出とかないし、テンポもよくないし、怒鳴ってばかり
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.2

陸海空で時間をずらして描くのがいいなあノーラン。会話が少ないのに考えさせられる。あとやっぱりハンスジマーよ。

ザ・マザー: 母という名の暗殺者(2023年製作の映画)

3.0

救出してから、別れるところのジェニファーの演技と爆竹の音と光ががとても良くて、このひとのこういう演技がみれたことで、この映画はもう満足だなぁなった。
内容は、ね、ウン…

5月の花嫁学校(2020年製作の映画)

3.4

これはフランス史をざっとでも知っていないとわからんだろ〜とおもいました。高コンテキストというかなんというか、おもしろさでカバーされているのでよいんだけど。さいごのミュージカルは笑ってしまった。なかなか>>続きを読む

白い恐怖(1945年製作の映画)

3.5

内容は置いておいて、スキーのシーン笑い転げた🎿

トラフィック/ぼくの伯父さんの交通大戦争(1971年製作の映画)

4.0

さいこうに最高な映画。
おじさんのロードムービー的な。
連鎖事故にキャンピングカー、月面着陸におかしな警察、セリフの少なさと小ボケどれもこれもがジャックタチという感じ 
マリアのファッションと情緒が可
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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

4.0

トニーレオンの子犬みたいな目とクズ製造機感やばいな…あれはやばい
白黒からカラーになる瞬間、なんだかぞわっとする。白黒のほうが感情的にみえるのなぜだろう。

料理が馬鹿美味しそう。
血の赤、牛の赤、街
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小早川家の秋(1961年製作の映画)

4.3

だいぶ上位にくる好みの小津だった〜!
カラーになると隅々まで目を凝らしてしまうわね.司葉子の可愛らしさやばいわ。

夕なぎ(1972年製作の映画)

4.2

オープニングの音楽がよいな〜ロミーの美しさずっと見てられるな〜ファッション、インテリア最高だな〜と見惚れていたら、序盤〜中盤にかけて徐々にやばくなってくるイヴモンタンの演技にやられてしまった。おそろし>>続きを読む

白い花びら(1998年製作の映画)

4.0

こういうのだめなんだってば…
どストライクすぎちゃう。

赤青黄、白の花、
微妙ないろのアイシャドウ、美味しそうではないハンバーガーと対比してうまそうな煙草。

会話はほとんどなく、表情も乏しい。絶妙
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ブルジョワジーの秘かな愉しみ(1972年製作の映画)

3.8

なかなか食事にありつけず、さいご机の下で頬張るのすごく好きだった。なにあの品のないかんじ。夢か現か妄想かなんなのかわからないけど、何もない道をヒールでお洒落着でこつこつと歩くのいいなぁ。反復

エル プラネタ(2021年製作の映画)

3.9

はじまって5秒でこれ好きな感じ…となった 絶妙にわざとっぽい切り替えや風景の切り取り方、カメラワークは誰かの何かを取り入れたメタファーなのか?と思ったけどわからなかったな。

白黒だから得られる悲壮感
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男はつらいよ 私の寅さん(1973年製作の映画)

3.5

男女の友情はあると思う派です
満男ちゃん初めて話した?かわいいかわいい。電話切っちゃうところなんてあの家で育ったというだけあるわね、という感じ笑

汚れなき祈り(2012年製作の映画)

3.7

淡々と進んでゆくかんじがとても好みだった。撮り方や魅せ方がすきだなあとなる。みんながみんな食い違って超真面目なのがいい。
みんな等しく狂っている。

死んだ後がながいなあとなった。