どこを切り取ってもそれは誰かが主役であるが、いずれもフィルムの端にいるような存在なのだ。
眠らなければ目覚めることはできない。
理解不能でないと、理解することはできない。
フィルムは重なっている>>続きを読む
美しすぎる自然と対比してテーマの重さが際立っているが、どう捉えてよいのか、どう考えれば良いのか、思案するが結局はどうすることもできないと気付かされる。
死に向かって生きてゆく二人。
監督のご家族だ>>続きを読む
倫理を犠牲にして得た科学力だったが、命の重さを変えることはできなかった。
死ねる自由という言葉がここにはある。
鳴き声やBGMのデカ音響で胃を揺さぶられるのが面白いので、劇場をおすすめ。
毎日のルーティンで過去を忘れようと、埋め尽くそうとしているように感じた。
それでも雑草のように、どこからともなく、記憶が現れて、乱していく。
根は変えることができないけど、四季を表す葉は姿を変える。>>続きを読む
夏の日、窓を開けて観ていたら、劇中の音なのか、現実の音なのか、わからなくなる瞬間があってよかった。