映像も詩も音楽もぜんぶが美しかったけど、心が繋がっている関係が一番美しかった。心に頭は絶対勝てない。
水をモチーフにしたのは、水はどんな形にも変化し、愛の多様性を示している。だから愛のもつ可能性を追求>>続きを読む
「僕は学ぼうとしている。お母さんはしてないよね」という台詞が響いた。人は学ぶことを諦めると、人として成長していけなくなるのだとな。
あまりに絵が美しくて、20センチュリー前の話って理解が遅れた。ドロシ>>続きを読む
妻も夫もヤバくて怖い。どっちもどっちだ。もしこの夫婦が現実にいるとしたら、映画が終わったあとが極限のホラー。
キャラクターの描き方にやさしさが溢れていた。ずっと胸に余熱を持って見ていた分、いつまでもあたたかい余韻が残った映画。これがアカデミー賞獲ったのか、とけっこう嬉しかった記憶。
終わり方が秀逸。人生の中で500日を要した一つの恋だったということが素敵。
50/50、同等の愛情の深さを持って恋愛するって実はなかなか難しいのよと諭されながら、みんな幸せな瞬間を味わいながら、たまに>>続きを読む
計り知れない愛の上に成り立ってるあの結末を超える結末が果たしてあるのか。
ミュージカル映画とは思えない、ストーリーの奥深さ。リアルな不完全さ。現実じみた台詞の数々。別れの向こう側にあたたかさがあること>>続きを読む
ああ辛…って、見るたびに痛みがともなう。でもこの痛みがなければその先にある爽快さがないのも知っている。若いときは自分のやりたいことばかりに焦点がいってしまうけど、目の前にある自分のできることを着実にや>>続きを読む
"Love actually is all around."
愛はどこにでもある。とは、まさに。
題名が全てを物語っている不朽の名作。
冒頭の始まり方がとくに好き。
ジュード・ロウが斜め45℃から見つめてくるあたり。心臓に悪い。かっこいいってもんじゃない。10年以上定期的に見返しているけど、王道でいて謙虚な、ホント何度見ても懲りず毎回幸せな気持ちをくれる作品。
女性と男性の時間軸が真逆、というアイデアが秀逸。別れから始まる物語なのに、表紙がこれは監督の皮肉だと思う笑。突然歌い出すけど、これミュージカルじゃなかったら、逆にあの軽やかさは出せなかったのでは?最初>>続きを読む
終始痛いなあーと思った。
でも恋愛なんて、客観的に見たら、結局みんな恥ずかしいことしてんじゃない?と主人公の子が体当たりして教えてくれたような気がした。あらためて愛って無限に語られるテーマだな。
すこしの変化が欲しかっただけなのに、という思いが思わぬ方向に働き狂い始めて二人の関係性を決定づけるものになってしまったという悲しさ。結婚生活も植物のように息をしているから、日々の些細なこともきちんと大>>続きを読む
幼なじみ同士の恋って、最大のロマン。
人生を懸けて、まためぐり合う特別な感じがたまらなく好きだったなあ。
結局、一番そばで自分をずっと見てきた相手と結ばれるってこの上ない幸せよね。
好きな仕事、夢だった職業、これだったら一生やっていけるかもと思う仕事って必ずしも楽しいことばかりではなくて、むしろ苦労することのほうが多い。それでも諦めずに努力し突破口を見つけた先にはとんでもない達成>>続きを読む
始まりから終わりまでずっとNYブルックリンで二人と二人を取り巻く周囲を見守っているような世界観の作り込みが素晴らしい。
恋人だけではなく、人付き合いにも相性というのは存在する。ベンとジュールズの関係性>>続きを読む
アイスランドとグリーンランドの自然がとにかく素晴らしい。世界はとっても広くて、帰ってきたときにはいろんなものを手に入れたような気がしてきて、思わず自分も自分を連れて旅にでたくなる映画。
ぜんぶいい。あたたかくて。愛が溢れてて。
ラストのメッセージは響いた。
そして、父と息子の絆にはかなり泣いた。
エンターテインメントとしては楽しめる映画だなと思う一方で、あまりにも韓国社会を鋭く描きすぎている気がして、罪を償わない、謝れないのはもしや国民性なのか?と不憫に思ってしまう。いい余韻ではなかった。なん>>続きを読む
全編見終わって題名に行き着く感じ。テンポもいいし、構成もいいし、こういう映画待ってたよ。
視点の切り口は面白いが...話がだんだん見えてくると退屈になる。笑えるけど。