utopiaさんの映画レビュー・感想・評価

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X エックス(2022年製作の映画)

3.8

古典的なホラー映画を彷彿とさせるような作品
前半はチープなポルノ映画の撮影場面が続き、後半からストーリが大きく動き始める
本作は若者と老夫婦の対比がよく描かれており、切なさを感じるシーンも
そんな老夫
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.0

物語が進むにつれ、非現実が現実に溶け込んでいく様子が怖かった
恐らく人の深層心理を引き出すために記憶障害のフリをして都合の良いように振る舞ってた間宮自身も暗示をかけられてたってことなのかな

ムカデ人間(2009年製作の映画)

3.0

勇気を出してついに鑑賞
思っていたよりもグロさはなかったが、ひたすら気持ち悪くて吐き気がする
日本人のヤクザが面白くて中和された感はある
個人的にはそこまで低評価ではないけれども、繰り返し観たくなるよ
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.0

前半はほぼセリフがなく淡々と物語が進み、なんだか呆気なく終わりを迎えてしまうのだが、思い返せば意味深な場面が多々ある
アダに怯えてた牧羊犬が一番まともな登場人物?だったような、、、
陰鬱さと気味の悪さ
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π〈パイ〉 デジタルリマスター(1998年製作の映画)

3.4

難解の一言に尽きる
文系の私は出てくる数学用語で挫折
ただ主人公の焦燥感がリズミカルに表現されていて見ていて飽きないし作品自体は面白いと思う
テクノなBGMが作風とマッチしててすごくカッコよかった

ディアスキン 鹿革の殺人鬼(2019年製作の映画)

3.2

主人公達は至って真剣なのに全体的にバカっぽくて面白い

関心領域(2023年製作の映画)

3.5

直接的な描写は一切ないが、音だけで生々しい光景を連想させられるような場面が多く、また日常の生活に溶け込んでしまっている様は第三者から見たら異常としか言えない
しかし自分も無関心な人間の一人であることに
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タバコは咳の原因になる(2022年製作の映画)

3.8

日本の作品とは異なるシュールさで面白い
星新一に通じる世界観がある

ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.0

こんなのあり?って感じの終わり方
鑑賞者に向かってのメタ発言やめて
シンプルな胸糞暴力映画なのでもう見ない

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.8

最後の展開に唖然とした。
直接的な描写はないが、子供故の無邪気さと純粋さ故の結果で重苦しい気持ちになった。
後半になるにつれて両親が険悪な雰囲気になっていたけど、母が父の仕事について無知すぎるのが少々
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オアシス:スーパーソニック(2016年製作の映画)

4.0

最高の映画!
物心ついた時には解散してた偉大なロックバンドを見れる日が来るなんて、本当に生きてて良かった

セッション(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

自分より弱者を攻撃しまくるスパルタ指揮者の度を超えたパワハラがしんどくて見てられなかったので、そういうトラウマ抱えてる人は鑑賞を控えたほうがいいと思う。
ニーマンは自分が天才型ではないことが分かってて
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フォロウィング(1998年製作の映画)

4.2

これが初作品なのは流石としか言えない。
メメントが好きな人は好きだと思うが、ストーリーの面白さで言うとメメントが勝る。
ノーランの原点の作品としての高評価。

インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

4.0

大学で心理学を学び、当時教授に勧められた作品だったことを思い出し、2から鑑賞。
思春期の心の動きの複雑さを上手くエンタメに落とし込んでいて、とても楽しんで鑑賞できた。
ヨロコビのポジティブさはなかなか
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.8

ロサンゼルスのドライバーの女の子、見た目は可愛らしい少女なのにかなりのヘビースモーカーだったり無骨な仕草のギャップがとても魅力的だった
90年代のそれぞれの都市の夜の雰囲気も味わえてgood

千年女優(2001年製作の映画)

3.8

初鑑賞でした
やはり今敏は裏切らない
平沢進の音楽と映像美、とても贅沢な空間でした

うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.3

なんとも言えない消化不良感…………
10代で鑑賞してたらだいぶ心揺さぶられてたんだろうなとは思う
原作のイメージピッタリの配役と劇中で流れるはっぴいえんどが良かった

レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.5

冒頭から下品な会話で始まるんだけど、ああいうくだらない下品さ嫌いじゃないです
コードネームで呼びあったりスーツで宝石店を襲撃したり要所要所がクールでいいんだよね〜
派手な展開が繰り広げられるというより
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ミッシェル・ガン・エレファント “THEE MOVIE” -LAST HEAVEN 031011-(2009年製作の映画)

4.5

世界の終わりのアベの表情でバンドの終末を悟って毎回感極まってしまうのに今回のチバの件で涙無しでは観られなかった
生まれて間もなく解散したバンドでリアタイ世代ではないけど、大好きな思い入れのあるバンドで
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