qさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.0

12年間かけて6才の少年が18才になるまで、その変化と家族や周りとの関係性、成長が描かれた作品。
12年間同じキャストでその成長をとらえた映画というだけで、前代未聞、唯一無二の存在だけれど、映画として
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

4.5

昔からみたいと思ってみれていなかった映画。
ストーリーは知らなかったし、タイミングを狙ってみた訳ではないのだけれど、ここ数日のアメリカで起きている出来事とシンクロしていて驚いた。

この映画の1989
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ドライヴ(2011年製作の映画)

2.5

なんか色々合わなかった。

2、3回にわけてみていたので見逃していたのかもしれないけれど、
寡黙な理由とか、突然現れて働かせてくれという過去が語られる割りは何も背景を描くシーンはなく、
彼女に一目惚れ
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

3.8

思いがけずとてもいい映画だった。
解雇通告、マイレージを人生と重ねた良作。
結婚と仕事両方に長年人生を捧げることについて、ライトかつリアルに描かれていた。

お洒落さは一切ない、カッコ良さもない(むし
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.5

はじめてのグザヴィエ・ドラン作品。
Mommyが映画館で上映されていた頃から、ずっと観たいと思っていたのに何故か観るタイミングを逃していて何年も経ってしまっていた。

素敵な愛の物語。ストーリーは好き
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グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

3.8

最高!中学生男子の生態を覗いた感じ。くだらなくてはちゃめちゃでかわいい冒険。
愛すべきはみ出し者たち。きっといい大人になるよ。

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.6

楽しくて興奮!みたいな感じではないが、ふつうに楽しかった。
ストーリーの進み方とテンポ、スピード感とかダニーボイルらしさある。
気楽にみられて万人が楽しめるエンターテイメント映画。

愛を読むひと(2008年製作の映画)

4.5

純文学のような美しい作品。本当に素晴らしかった。

わかりやすい話では決してない。
ハンナが抱えている本人にしかわからない心境、この時代のそしてドイツという国の様々な背景、わたしたちにはわかり得ないも
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.3

ずっと観たかった。でも観ることを躊躇していた。離婚経験者には辛い映画だったらどうしよう、そんな怖さがあったから。
触りの部分、お互いを褒め合うシーンを観て一度止めた。
数ヶ月が経ち、なんとなく観てみよ
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仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

4.0

唯一無二すぎる。
はじめのモンタージュでの衝撃。
難解なストーリーだけれど、ストーリーなんてそもそもそこにはないのかもしれない。
解読することも求められていないのかもしれない。
病気のエリザベート、看
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

2.8

フランキー・ヴァリの話だって知らないでみた。
話の進み方、何か重要なところが置いていかれて急に次に展開進してしまう感じとか、4人が自分の置かれている状況を説明し出すところとか、映画に集中できずなんか現
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TOKYO!(2008年製作の映画)

3.9

東京をテーマにしたオムニバス3本建て。ミシェルゴンドリー、レオスカラックス、ポンジュノが監督。豪華。

しかし!ミシェルゴンドリーとレオスカラックスは、相当遊んだ感ある。
めちゃくちゃくだらなすぎ。し
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Guava Island(2019年製作の映画)

4.0

公開日すぐに鑑賞し、三回ほどみたので過去の記憶を辿っての感想。
評価は映画としてというより、最高のPVっていう感じ。でもちゃんと映画です。
アーティストとして、ドナルドグローヴァーが好きなので、だいぶ
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夏をゆく人々(2014年製作の映画)

4.8

何の前情報もなく、あらすじも何も知らずに観たら、ここ最近で観た映画でトップクラスに良かった!

オンボロの家、トスカーナの美しい海、素朴な皆の表情、ドラマティックとは程遠いなにげない養蜂一家の日常。
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サーミの血(2016年製作の映画)

3.5

この映画の存在を知るまでサーミの存在はもちろん知らなかった。
サーミ人だけではない、わたしたちが映画を通して知る、時代ごと、世界中どこにでもあった、さまざまな差別とマイノリティ。先人たちが闘って乗り越
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.5

なんで入院してたのかよくわからないまま進んでいって、最後、そういうこと!?
高校でこんなイケてる先輩の友達いたら最高だよね。
パトリックがめっちゃかわいいなあ、って思っていたら、これがエズラミラーか。
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ANIMA(2019年製作の映画)

4.0

映画として評価するのはどうかなと思うけど。
公開当日に観て以来、10回以上は観た。15分だしね。
PVでもあり、(PVにしちゃクオリティ高すぎる)ダンス映像作品でもあり、無声映画のようでもある。
コン
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.5

ジャケとタイトルでずっと恋愛映画だと思っていて、眼中になかった。
ところが、数年前、ケヴィンスペイシーが例の疑惑報道でハウスオブカード降板した時にリアルレスターじゃん!と友人から聞いて恋愛映画ではない
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.5

ふつうにエンターテイメントとして楽しんだけど、ちょっとただ楽しいだけのお子さま向けすぎる感じだった。
両親の関係(仲悪いのはわかるが何があったんだ?父仕事してないとかの背景が何もないし、最後なぜ同じ部
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パターソン(2016年製作の映画)

3.8

ひさびさに文字通り”詩的”な映画を観た。
少し物悲しい音楽や風景、何気ないバスでの人々の会話、何かの暗示のような出会い、マーヴィンの何か言いたげな訴えるような表情やかわいい(そして笑えない)イタズラ、
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キャロル(2015年製作の映画)

3.4

ケイトブランシェットがとにかく美しくてため息もの。ルーニーマーラーも無垢な美しさ。それだけで観る価値はあると思う。
あんな出会い方、2人の感情など語られることはないが言葉ではなく表情でみせる、そんな詩
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.7

これはシンプルに好き!エンターテイメント性だけじゃなくて、哲学的であるところ。ほどよく深くてでもめっちゃライト。うまいなあ。このバランス感。
そして、アウトサイダーが主役の映画が好きなんだろうな。
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.0

まったく狙って観ている訳じゃないのにLGBTQかテーマの映画を最近みる機会が多い。
でもこれは一線を画す。恋愛映画じゃないから。
途中まですごく幸せだったし、ああ、いいなあって思ってたのに。あんなこと
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.2

ふつうに面白かったけど、とにかく長い。最後のシーンからするとすべて欠かせないけれど、にしても途中若干中だるみ感否めず。
ほかのタランティーノの映画に比べるとユーモア不足な感じがしたなあ。

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

2.0

SF映画って見慣れてないだけ?なのかもしれないけれど、全然ハマらなかった。
空間も全体的にお洒落だけど、なんかお洒落ぶってる感じというか狙いすぎな感じしかなく、イケてる映画には到底思えなかった…。音楽
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グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.0

Oneohtrix Point NeverがBGMをやっているのを思い出して検索したらNetflixにあったので観てみた。
音楽がやばい、かっこ良すぎる。かっこ良すぎてなんか全てのシーンがとにかくかっ
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アトランティックス(2019年製作の映画)

3.5

音楽が最高すぎる…!!
(と思ってエンドロールを見てみたら、なんとFatima Al Qadiri、Oklou、Hype Williamsが名前を連ねている…!!と言ってもかなりマニアックどころすぎて
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