タキタさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

タキタ

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ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

3.5

ある種退屈でそこが心地良かった
ふと自分を重ねて、学生時代を思い出したり上京せず地元に残らなかった自分を考えたり
瞬間で永遠だった


茜色の夕日

長いお別れ(2019年製作の映画)

4.0

まず、中野量太監督作品好きです
そしてメインキャストの蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山﨑努
全員本当に素晴らしかった




認知症になり、ゆっくりと記憶を失っていく父とその家族との、お別れまでの7年
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.8

1997年
20世紀の終わり

コギャル、ルーズソックス、テレクラ、援助交際、渋谷東急東横屋上
24年前の渋谷ってこんな感じだったのかな
大昔みたいに感じる

一本のデジタルカメラで撮ってるのかな
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

1年ぶりくらいに映画館で見た映画
とてもリアルで生々しい映画だった
入りはTHE王道の恋愛映画感があり
終始軽快なテンポで物語は進んでいくので
エンディングまで良い意味で短く感じた


会話の中で、様
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ごっこ(2017年製作の映画)

2.8

なんとなく北野映画の影響を感じた
設定や展開は所々めちゃくちゃだけど
あと、千原ジュニア演技結構良い

モリのいる場所(2018年製作の映画)

3.7

30年もの間、ほとんど自宅を外出する事なく庭の生命を描き続け、97歳で死去するまで生涯現役だった画家の熊谷守一を主人公に、晩年のある1日をフィクションで描いた作品

とのこと


『横道世之介』『南極
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

3.9

昨日寝る前に見た
『愛してるって言っておくね』(原題:If Anything Happens I Love You)

まず、愛してるって言っておくね
って訳が凄く好き

10分くらいの短編無声アニ
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.2

きつかった
大好きな長澤まさみ嫌いになっちゃいそうなくらい
愛が歪んでる
義務を放棄して権利を主張する
共依存・強依存

誰が一番悪いとかそういう話じゃない気がした
ただ何よりも子供2人が本当にかわい
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名前(2018年製作の映画)

3.8

設定展開多少粗い部分があったけど凄く良い映画でした
人から見ても分からないくらいの希望が最後に残る作品が好き

たけし映画含め名脇役でもある津田寛治さんが主演
名優だな〜
駒井蓮さん初めて見たけど凄く
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殺人ホテル(2020年製作の映画)

2.5

設定は良かった
キャラクターに魅力はない
話や展開に整合性がない
不完全燃焼という感じです

恋妻家宮本(2017年製作の映画)

3.8

素敵な映画でした
出てくる料理がどれも美味しそうでやや飯テロ
阿部寛良いよね
好き


『戦争みたいに、正しさと正しさはぶつかるけど、優しさと優しさならぶつからない。』
って言葉が凄く響いた
正しさば
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

田舎町に住む一人暮らしの老人
常にしかめっ面で町では変人として扱われてる
とある日長年勤めてた仕事をクビになり
奥さんに先立たれたこの世に未練がなくなり自殺を考える
ただ自殺をするちょうどいいタイミン
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.8

月曜の夜から素晴らしい映画を見た
少年たちが夢を見つけて追いかける映画は昔から好き
始まりから最後までハートフルでした


炭鉱に勤める頑固親父とロケットに熱い思いをかける主人公
ベクトルは違うけどや
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僕らの先にある道(2018年製作の映画)

4.5

『僕らの先にある道』
台湾出身の女優レネ・リウ原作・初監督作品


北京が舞台
何も持たないけど若さと夢だけがあるジエンチンとシャオシャオ

色鮮やかな過去の日々と
モノクロで描かれる別々の現在

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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.7

昔躁鬱の女の子を好きになったことがある
半同棲みたいなこともした
一日ごとにテンションが違くて
遠出をした時どっちかにテンションの振り幅がいってしまった時は地獄を見た
財布の中身全部抜いて急に帰ったり
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.2

本当にたまに自分の人生もトゥルーマン・ショーのように誰かに見られてるんじゃないかと妄想することがある
有り得ないけどさ
でも、監視型社会という点では近い未来有り得そうだ

まあ、とにかくジムキャリーが
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ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

3.2

死のピタゴラスイッチって言われてる理由が分かった
最初少し怖かったけど途中からどんな方法で人が死ぬのか少し期待してしまう珍しい映画でした
あと登場人物少ないから見やすかった
何も考えずに観れる映画嫌い
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きみはいい子(2014年製作の映画)

4.5

僕らは大小あれどそれぞれ悩みや問題を抱えて生きている
この映画でも職場の人間関係、学級崩壊、いじめ、DV・ネグレクト、独居老人など日本の社会問題の一部分が描かれている



個人的にここ最近鑑賞した中
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

4.0

‪とても良かった‬

‪ガリ勉、スポーツ馬鹿、不思議ちゃん、お姫様、不良‬の5人が
それぞれが学校で何かをやらかして土曜日登校を課される話
人はそれぞれ見た目も才能も育ってきた環境も違う
なのに第一印
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殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.6

認知症の元連続殺人鬼と、新たに現われた若き連続殺人鬼との対決を描いたサスペンス
設定も展開もしっかりしてるから飽きずにずっと面白い
ただ現実と妄想とどちらが現実か分からず混乱はする(それも含めて面白い
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情婦(1957年製作の映画)

4.5

アガサ・クリスティの小説及び戯曲『検察側の証人』を原作とする法廷ミステリー作品

未亡人の刺殺事件が起きてその裁判を主に弁護側と検察側(少し)から描いた作品


多分7年ぶりくらいに見た
やっぱり面白
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

4.1

我らがコーエン兄弟のFxxkなコメディ作品
登場人物も展開も複雑に入り組んでるけどあんま深く考えずにボーッと見た
物語の始まりと終わり何も変わらずただ日々は続いていく
そんなに意味はない
虚構
それが
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CUBE(1997年製作の映画)

3.3

高校生ぶりに見た
タイトル通り四角いキューブ上の部屋に閉じ込められた数人の登場人物が脱出を図る
当時はSAWとかソリッドホラー系映画が僕が通ってた高校(主に男子)の中で流行っていた
最近だとドント・ブ
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愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

‪見ていて体力も精神力も奪われる作品
あんま人にはオススメしない
園子温監督の作品は相変わらず独特の演出や世界観でハマる人は泥沼みたいにハマっていくし
ハマらない人はちんぷんかんだし嫌悪感を覚える人も
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グッモーエビアン!(2012年製作の映画)

3.8

後味が良い映画でした
たくさん笑えて少し泣ける
こういう映画好き
「ありがとうとごめんなさいは言える時に言わないとダメ」
「自分の気持ちに嘘ついちゃダメ」
って台詞が心に残った

大泉洋がメインで出演
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ヒミズ(2011年製作の映画)

4.2

‪大学三年の冬‬
‪僕が住んでた町田には映画館がなくわざわざ電車に乗り海老名まで行って見た
海老名には何故か映画館が二つあるんだ何故か


主人公住田祐一を演じるのは染谷将太
奥さん菊地凛子姉さん女
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(2016年製作の映画)

2.0

・圧倒的ミスキャスト
・瑛太と橋本マナミの濡れ場だけ見所
・エレクトロ?サイケな音楽は良い
・長いけど内容薄い
・三浦しをん×大森立嗣監督で期待してた分の反動
・振りきれてない前衛さはいらない

ボニー&クライド/俺たちに明日はない(2013年製作の映画)

2.9

ボニーとクライド
実際にいたダークヒーロー的存在のカップルを題材に映画化した作品


欲望のままに生きた男女2人の逃避行
描写として突拍子のない部分が多いし、サイコパスかこいつらはってくらい理解できな
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.2

ホラー×コメディ
最低で最高なB級映画


やっと見れたー
ジャンルとしてはホラー映画だけど、コメディ要素が圧倒的に強くて怖いの苦手な人でも見れる
1時間40分と長くもなく飽きなく見れる作品

最後に
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.7

忘れてしまいたい
思い出したくない
そんな記憶山ほどあるはずなのにいざ思い出そうとするとほんのちょっとしか出てこない
人間の記憶ってのは上手く出来てる
でも、たまに本当にふとした瞬間それらを思い出して
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.5

結局こういう映画が好き
それに尽きる


『好きなことは好きであり続けろ』
『子供の可能性を信じろ』


見るのは2回目(初めて見たのは10年前高校生の頃だったと思う)
物語としては、金も職もはたまた
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.5

少し悲しくてすごく優しい映画


伊坂幸太郎原作の小説を映画化した物
監督は中村義洋
代表作は映画『チーム・バチスタの栄光』『ゴールデンスランバー』など挙げきれない
伊坂幸太郎作品の映画は中村監督のイ
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鴨川ホルモー(2009年製作の映画)

3.8

万城目学ファンタジー青春小説を映画化した作品
京都が舞台

監督は本木克英
『超高速!参勤交代』などのコメディーから今年公開の『空飛ぶタイヤ』など社会派ね重いテーマの作品も撮ることができる監督
主演は
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.0

"円"が世界で一番強かった時代。一攫千金を求めて日本にやってきた外国人達は、街を"円都(イェン・タウン)"と呼び、日本人達は住み着いた違法労働者達を"円盗(イェン・タウン)"と呼んで卑しんだ。そんな円>>続きを読む

マーキュリー・ライジング(1998年製作の映画)

3.2

日曜洋画劇場でやってても見ないけど、テレ東の15時くらいからやってる映画番組でやってたら見るくらいの作品


設定など多少無理だろって思う部分もあったけど、普通に面白かったです
でも、ブルース・ウィリ
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息もできない(2008年製作の映画)

4.1

『息もできない』
原題は『トンパリ』
「クソバエ」を意味する罵倒語らしい
息もできないくらい重苦しい
そして、すごく暴力的な映画なので、苦手な人は苦手かも



監督・主演両方を務めるヤン・イクチュン
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