ラジオ子ちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ラジオ子ちゃん

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フォトコピー(2021年製作の映画)

5.0


いつだって晒されているのは被害者。

声を上げれば上げるほど
打ちのめされる被害者にとって、
泣き寝入りという言葉も
2次被害になりかねない。
彼女たちがこれからどうして行きたいかは、
彼女たちが決
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

-

登場人物の多さに安心する。
いればいるだけその人たちの物語があるから。
自分の物語に疲れた時に、
ちょっと距離置いて、
その人たちがいたっていう物語を知るだけでホッとする。
これまでお会いしてきたおな
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます


餅は餅屋。

【今回の学び】
マルチバースって便利。
一人でやろうとしない。
人生、やり直しが利く。

歴代ヴィランズたち。彼らの頭の中で"声"が消えなかったこれまでを思うと、、、
生まれながらの悪
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極私的エロス 恋歌1974(1974年製作の映画)

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『おおらかな子に育てたいとか言うじゃない?
私あんなの嫌ね。
戦慄感と挑戦するようなさ、目つきとかよ。
あんなガキがいいさ。

おおらかな子に
健康な子に
自由な子に
楽しい子に
あんなの私全然興味な
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浅草キッド(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

追いつきたいと思っている間、追いかけている方はひたすらそうすればいい。

停滞している時間は苦しいし長く感じる。
迷っている時点で、次に進もうとしている。
けど先が見えない。
良い方に想像することもで
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DEATH DAYS(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


『デスディに別れるカップルって多いらしいよ。
ナーバスになっちゃうよね。

心がまるでね、子供の歯なのよ。
グラグラしてて、不安定なのよ。』

あらかじめ死ぬ日が決められている世界。
ただし、何歳で
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パリのランデブー(1994年製作の映画)

4.0

『でもあなたへの今の愛より
もっと彼を愛してた
時間が要るわ』

何かを成し遂げなくたって、
日々は意味を持つ。

精神0(2020年製作の映画)

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『今までの体験でな、そこまでの防御がいったんやな』

聴くこと。
ただ聞く、まず聞く。
前作の時から山本先生は、『どうしたい?』と患者さんに聞いていた。
こうされた、あぁされた、それに日々耐えている患
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

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ロマンチックな人間で在れ。

映画の感想を他の映画に例えるのはもどかしいが、
ペパーミントキャンディの戦争犯罪ないverですな。

仕事に搾取されてるのか、されていないのかという立場が見ていてもどかし
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