rajさんの映画レビュー・感想・評価

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落下の王国(2006年製作の映画)

5.0

色彩は言うまでもないけど
ポネット的話の温かさと素朴な演技は制作側の神技的な気遣いがないと撮れないと思う

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.0

禁断の惑星と間違えて見ちゃったけど思いのほか良かった。子供の頃見てたらものすごく不思議な気分になっていたと思う。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.2

ブレックファストクラブくらいからなのかな、スクールカースト的な構造を無条件に良しとした作品と、その後アンチテーゼものも出てくるようになって、そのどちらかって感じのスクールものが未だ多い中、この作品はア>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

メイン人物は全員自分に対して強く怒っていて、
誰にぶつけても仕方がないので仕舞い込んで他者に癒しを求めている。
森山未來ですらそうだった。

平たく言えば、その行先がなんであれ、どうにか向き合って生き
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大菩薩峠 完結篇(1959年製作の映画)

4.5

燃える屋敷から
女を従えヌェっと出てきて
スラっと刀を抜き
近づいた者から順にぶち殺して参りますわよ
…感が満々の構えがやばい。
俺ならチビって逃げ出す

おでんの卵くらいハードボイルド

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.0

健気さと報われなさで満ちた主人公の世界をビョークの歌で彩り、その救いのなさと共に沈むことで、否応なしに彼女の視点から日常に潜む祝福に気付かされ掬い上げられる、という映画

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

5.0

欠点だらけで愛おしいキャラクターの詩的なやりとりと、
感情的な視覚表現と、
このざらついた曇天と、
柔らかくフェードアウトするようなラストと、
これらを美しくまとめる為の少しのSF設定

んで個人的に
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

4.9

正直興味なかったんだけど、東洋哲学の勉強をしていたら引用に出てきたのでネタバレ前にちょっと見てみようかな、ぐらいがきっかけで鑑賞した。

結果、マトリックスを初めて見た時並みの衝撃を受けた。1984年
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グランド・ホテル(1932年製作の映画)

3.7

人は長い時間をかけて集団で刺激に慣れていき、より強い快楽を発明していくんだなと思わされた

すべての美しい馬(2000年製作の映画)

3.5

ジャケとあらすじはこれだけどラブストーリーが本筋ではない。

俺がジジイになっても「あの映画のペネロペクルスはそりゃあもう」って言ってそう

と言う映画

嵐を呼ぶ男(1957年製作の映画)

4.0

指揮もうちょっとどうにかならんかったか…笑
ファンタジー世界の東京を感じられてとても良かった。

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

4.5

「は?」と思う人と「あぁんもう…」と思う人で感じ方が二分しそうだけど

自身の思い出と一緒にそっとしまって、忘れかけた頃にまた見たい。そういうものがぎゅうぎゅうに詰まっている映画。

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.8

色々なものの元ネタになっているので、知っておくと他のものも楽しめるかなと思い鑑賞したけど、単純に作品としてすごく良かった。

梅宮辰夫が晩年まで辰兄と慕われた兄気分的かっこよさの一面を垣間見た。世代的
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ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

-

先に数少ない欠点、というか他が霞んで唯一と思えるくらいの欠点を挙げると、オチが最悪!笑
ほんと台無しにしかかってくるので覚悟して見ればダメージは少ないと思う。

それ以外で見れば最高。

各シーンの構
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ノスタルジア(1983年製作の映画)

4.5

うわすご…って思える程の絵画を見ている時と同じ感覚で見ることができた映画。
ただ、自分の場合は、たとえいくら気に入った絵画でも2時間集中して見つめ続けられる性分ではない。なのでこの映画も最後まで通して
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ビル・エヴァンス タイム・リメンバード(2015年製作の映画)

4.0

ものすごい能力で人を惹きつけ、惹きつけられた人を傷つけ(なんなら死に追いやり)つつも自分もズタズタになりながら素晴らしいものを生み出し、とにかく周りも自分も全て完全燃焼させたピアニスト。この映画で振り>>続きを読む

疑惑(1982年製作の映画)

4.5

見て良かった
岩下志麻がかっこいいうえにセクシー
桃井かおりも徹底したアウトローと、生きるか死ぬかを感じさせる凄い演技
日本映画の夏のムワッとした質感

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.0

自分と自分の居場所を変えられない人達がもがく様子。変われないように見えても足掻いているうちに見つかるものもあるという希望が無いようであるお話。相変わらずクソとゲロにこだわりを感じた。前作を楽しめていれ>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

1.0

特定年齢層の女性に過去の栄光をフラッシュバックさせ快楽をもたらすという明確な目的を持って制作された映画

バーバラと心の巨人(2017年製作の映画)

4.0

原題はボカしてるのに邦題でちょっとバラしにかかってくるのがちょっと嫌だ。自分で見て納得しながら解釈していきたいのに。
何故だかポネットを思い出した。良かった

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

1.1

「だってあのアベンジャーズだよ?みんな好きでしょ?」みないな傲慢さをビタンビタンと押し付けてくる感じがヤバい。

ストーリーありきたりすぎ
大したアクションも無い(これひどい)
話ペラペラで思考停止し
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アメリ(2001年製作の映画)

4.5

色へのこだわりを感じた。緑色には執着心すら感じた。
フランス語の映画への偏見として、視覚にはいいけど話がぼんやりして良くも悪くも起承転結・勧善懲悪に沿わないが故に退屈になりがち、というのがあったが、こ
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.7

今更見たけど音楽もいいし表現も良いしセリフもいいし色々良い。
スコットランド訛りてこんなに大げさなのかな?俺は知らないけどそれも良かった。

終わり方もツボだった

いい意味でお洒落さのカケラもない映
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

2.8

もう最初から最後までドンパチしてくれればいいのに、それを求めているのに。

ストーリーなんか軽薄でいいのに!今さら軽薄には描けないバットマンがいるから色々書かなきゃいけないのはわかるけども!

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.4

ハリボテの空のシーンがすごく綺麗で、それだけじゃないけどそれだけでも満足した。90年代を感じる良い映像。

もちろん演技は文句なし
好きなのでジムキャリー補正がかかると正常な評価ができないから後でゆっ
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あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

4.0

批判の為のドキュメンタリーは主張したことを正当化するために見てらんないくらい隔たることが結構あるがこれはそれよりは中央寄りだと思う。砂糖あんま取らない方がいいよってのは分かるとしてところでなんで砂糖ダ>>続きを読む

究極のハピネスを求めて(2017年製作の映画)

3.1

ハピネスとかいちいちいいっすわって感じだけど撮れ高みたいなのを目指さない結末は旅ドキュメンタリーとして結構好み

天城越え(1983年製作の映画)

3.6

ちょっと前の邦画の湿度がすごい感じってすごい

クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

3.7

一作目はモンスターモノだったらしいけど知らずにSFパニック系として観たんだけど最後のとってつけた感で笑えた。テンポ良く最後まで観れた

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