Renさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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SPY/スパイ(2015年製作の映画)

3.6

いわゆるナンセンス・コメディ。

家で鼻くそほじって屁こいてコーラ飲みながら見るぶんには文句なく楽しい。

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.5

めちゃんこ悪くて巨大な勢力の敵に一矢報いるため、弱者たちが尊厳を掛けて立ち向かう!アツい西部劇!

のはずが、何かが足りず。
最後までノりきれず。惜しい。

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.5

さすがMCU作品。
緊張感の中にちょいちょいシュールな笑いを挿入するのが上手い!

特にWi-Fiのくだりは笑った。

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.9

面白い!
短い尺ながら中身が濃い!

若者側、特にヒロインに絶妙に同情できてしまう設定が巧みだし、その感情移入で観客も彼女らと同じ屋敷にいるような追体験ができる。

何より盲目ジジイの容赦無い怖さが最
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.8

160分の長尺をほぼ退屈させないのはさすがスコセッシ。

荒れた海での磔シーンの凄絶さは見事!

主人公を追い詰める、浅野忠信とイッセー尾形のねちっこ〜い怪演も良かったです。

和服姿のリーアム・ニー
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グッド・ライ いちばん優しい嘘(2014年製作の映画)

3.5

前半、難民姉弟の少年期の描写がとにかく壮絶…!
ピューマを追い払ったり、飢えと渇きを凌ぐため飲尿したり、死体が流れる川を渡ったり…。

文句無しでいい話だけど、終わり方があっさりしすぎで消化不良。
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.5

この手の映画は最初から騙されることを期待し、どんでん返しがあることを想定して観ちゃうから難しい…。

犯罪チーム物としてもうちょっとクールさが欲しかった。

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

4.0

新しい時代の戦争映画の傑作!

とにかく重くて、生命の価値であったり倫理観を深くエグって揺さぶってくる。

これが遺作となったアラン・リックマン(スネイプ先生!)の渋い演技が◎。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

ヒロイン・すずの魅力が抜群!
のん(元・能年玲奈)じゃなきゃ演じられなかった、完全なるハマり役。

すずの義姉、径子に涙腺持ってかれた。
当たり前が当たり前じゃなくなるのが戦争なんすね。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.7

内側から開くようなセキュリティ甘々のトランクに、あんなヤバい魔法生物入れとくなよ!

杖と杖での呪文のぶつけ合いはやっぱりアガる。
レストレンジやホグワーツ、ダンブルドアなど旧ファンの興味を持続させる
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ミュージアム(2016年製作の映画)

3.7

終始陰鬱で、雨の日ばかりでどんよりな映画。

発狂絶叫しまくりで、とにかくとことん追い詰められる主演・小栗旬が見事!(ネタ的な意味でも)
カエル男の正体が妻夫木だってことは、絶対公表すべきじゃなかった
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殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

3.0

とにかくすっげーーーーー地味!
それが悪いこととは言わないけど、あまりにも無難すぎる出来で、ただの、本当にただのいい話。

一応全篇コメディ仕立てだけど、そのセンスというか笑わせ方もいちいち古い。
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何者(2016年製作の映画)

3.7

何より98分という短い尺の潔さが良い!
ヘタな製作陣ならもっと恋愛要素とか濃くして、だらだら長尺にしそうなところだけど、ちゃんと”就活エンターテイメント”にしていたことに好感。

まだ”何者”にもなれ
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.8

人生は、他者だ。

モッくん子育てほのぼの日記、って感じの中盤が良かったです。

映画 聲の形(2016年製作の映画)

2.8

周囲での評判も良くて、本気で期待して観たけど…つ、つまらん…。
自分には全然合わなかった。

序盤の小学生パートはそこそこリアルで引き付けられたのに、高校生に成長するやいなや登場人物みんな胸糞で誰にも
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.4

先日公開されたシリーズ最新作「ジェイソン・ボーン」の予習のため、意気揚々と鑑賞したけど…すいません、自分にはイマイチ面白さが分かりません。

良くも悪くも地味で派手さに欠けていて、淡々とした印象が強い
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.7

個人的オールタイムベストの1本で、青春映画の大傑作。

本篇開始100分で”ある事実”が判明してから、観る目がガラッと変わる感じが大好き。

高良健吾、吉高由里子、池松壮亮、綾野剛…キャストも完璧すぎ
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SCOOP!(2016年製作の映画)

3.8

編集部での会議や夜の街での取材シーンに抜群のテンポ感があって、大根仁らしさが良い意味で抜群!
トンネルでの花火爆発カーチェイスとか、無茶苦茶してるところも嫌いじゃない。

軽蔑してた仕事に知らぬ間にの
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.7

この手の映画でありがちなようにヘンに感動を煽ろうとはせず、淡々と、明確に事故の様子や人間模様を描く様が素晴らしい。

一瞬のタイミングにおける”選択”の重要性を感じた。

アーロン・エッカート(「ダー
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怒り(2016年製作の映画)

3.7

ある程度覚悟はしてたけど、お、重い…!

大河ドラマと朝ドラの主演経験者がともに4人ずつという確実に日本映画史に残る豪華キャストは皆凄まじい熱演。

特に終盤の宮﨑あおいの震えながらの号泣と、今この役
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.4

スーサイド・スクワッド(自殺部隊)それぞれのキャラは濃いのに、全然うまくまとめきれてないし、活かせてもいない。

敵(ヴィラン)のパターンも食傷気味だし、目的は世界征服、ってことでOKすか?

特に自
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ネイバーズ(2014年製作の映画)

3.0

静かに暮らしたい子持ちの夫婦と、毎晩騒ぎたいパリピ大学生グループの間で勃発する仁義なき隣人バトル!

この手のB級コメディにしては珍しくゲロがないなと思ってたら、突如巨大化するおっぱいからの搾乳という
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スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

3.0

酒を買うため年確をパスできるかどうかや、ズボンの血染み、チ○コの絵を描かずにいられなかった少年期の主人公なんかが、超くだらなくて良かった。

あと、エマ・ストーンといいアメリカのJKはやたらと色気あり
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.0

これは素直に面白い!
爆発的にヒットしてるのも納得。

圧巻の映像美もさる事ながら、単純にストーリー展開そのものに求心力があった。

都会のイケメンDKと田舎の巫女さんJKの”入れ替わり”をコミカルに
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後妻業の女(2016年製作の映画)

3.7

羽曳野、古市、十三、西宮…
馴染みある地名のオンパレードな大阪ムービー!

どいつもこいつも金、金、金、金…
金のために行動する人間たちの欲深さやそのおかしみが、ちゃんと映画的喜劇として成立してた。
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ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

2.8

アメリカが生んだ傑作泥酔コメディの続篇。

前作はツボにハマったし楽しかったけど、今回はちょっと…。
102分の上映時間のほとんどの展開が、前作と同じ。
テンポも悪いし、シリーズ2作目にして既にネタ切
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ふがいない僕は空を見た(2012年製作の映画)

3.7

テーマは「生と性」。

とにかく暗くて憂鬱で、人間の嫌な面や汚いところをとことん映し出してて目を背けたくなるけど、観てしまう。

主演・永山絢斗も田畑智子も良かったけど、何より日本のリアルな貧困・格差
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.4

原題の意味”怪物”の通り、「千と千尋の神隠し」終盤のカオナシを彷彿とさせる気色の悪いフォルムの怪物がとことん大暴れ!

邦画・洋画とも違う韓国映画独特のクセがものすごかった。

病院からの脱走!という
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

3.7

2人のオタクwith宇宙人の珍道中!
たかがB級映画と斬って捨てるには惜しい魅力があって、面白かった。

個人的には万引き少年の会心の金的シーンだけで5億点!
タランティーノばりの清々しいまでの大爆破
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舟を編む(2013年製作の映画)

3.0

一冊の辞書を作る。
そのための、気の遠くなるような膨大で深遠な作業の過酷さは伝わってきた。

けど、主人公の名前通り悪い意味で”マジメ”な映画だった。
悪人感バリバリだった鶴見辰吾が最後には良い人にな
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リアル 完全なる首長竜の日(2013年製作の映画)

2.5

問題作。てか、珍作。
そして、駄作…。

噂には聞いてたけど、普通にホラーでびっくり。
急に床に死体があったり、ずぶ濡れの少年が付きまとってきたり。

”内面のない外面だけの存在”フィロソフィカルゾン
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

4.0

非常に面白い。
バスターズ4人のキャラが良い感じに立ちまくりで、全員どっかイっちゃってる感じが最高!

特に素晴らしいのがケイト・マッキノン演じるホルツマンで、とにかくかっこいいし、夜のN.Y.での二
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ジャングル・ブック(2015年製作の映画)

3.7

正直あんまり期待せずに観たけど…、
面白い!

CGとは思えないほど躍動的に、かつダイナミックに駆け回るジャングルの動物たちが魅力的で、まさに見たかったものを見せてくれる。

大猿ルーイと配下の猿集団
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腑抜けども、悲しみの愛を見せろ(2007年製作の映画)

3.4

何とも騒々しく、奇妙な映画。
田舎特有の厭な閉塞感がきちんと出ていた。

結局何を伝えたいのかイマイチ伝わってこず満足度は低いが、哀れなほどお人好しな女性を演じ切る永作博美が見事。

FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

3.3

今年暫定ベストの大傑作『ルーム』のレニー・エイブラハムソン作品ということで期待して観たが、何だこの超絶シュールな世界観は…。

登場人物たちの殆どが弱く、脆く、そしてキチ○イに紙一重なヤバい奴らばかり
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ガタカ(1997年製作の映画)

3.7

何かを超越した絆で繋がる、アツい男たちの友情ムービー。

自分であって自分でないという、非常に難しい役どころを名優イーサン・ホークが好演。

終盤でのまさかの展開には思わず鳥肌が立ったし、完全に一本取
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