つぐみさんの映画レビュー・感想・評価

つぐみ

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ガザの美容室(2015年製作の映画)

3.4

84分が3時間に感じられるほど長かった。サウルのなんとかの時も思ったけど、リアリティや戦争の深刻さを対比で伝えたいがために説明不足になってる感が否めなくて、それは映画としてはちょっと残念なんだ。

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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.2

こんなに評判いいのに全然入っていけない…私には合わない…こういうインディーズ映画の安っぽい感じほんと苦手…映画じゃなくて演劇でやればいいじゃん…てかヒロイン全然可愛くないし致命的…って最初凍りついてた>>続きを読む

女と男の観覧車(2017年製作の映画)

4.3

めっちゃくちゃ好きなやつだった!!
ブルージャスミンと真っ向勝負する気というか、狂ったケイト繋がりというか、これはオスカーノミニーでもよかったんじゃねーのというケイトさんの熱演よ(フランシス姐さんには
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.7

「ルーム」を想起させずにはいられないハードな設定と裏腹にゆるすぎる序盤のトーンや、ショーン・レノンはたまたグレアム・コクソン的ナイーブな主人公に、そういえば私はもうスパイク・ジョーンズもミシェル・ゴン>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.6

絶賛されてるのもすごく分かるんだけど、いまいち乗り切れないというか、ワンダーじゃなくて全然既定路線内だなというか、もっと違う世界に連れてってほしかったなーという感じ。


オギーをメインに据えるんじゃ
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.5

「孤狼の血」「凶悪」と続いて鑑賞して気づいた。

私、白石監督の暴力描写が合わない!!!
白石監督は好き、バイオレンスも好き、でもこの人の描くバイオレンスが全然私には怖くないんだもん!!

捜査のため
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.4

「盗んだのは絆でした」

ウワーーーーーッなんだこのだっせーキャッチコピー!!!!パルムドールの快挙をすべてなしにする邦画のダメなところ煮しめたような宣伝!!!カリオストロとか引用してんじゃねーよ、も
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.2

オープニングクレジットのMUSIC BY JON BRIONで胸がいっぱいに。
(説明するほどのことでもないが説明しておくとジョン・ブライオンはPTA監督作品やみんな大好きエターナルサンシャインのサン
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.6

危なっかしさも含めて何が起こるのかハラハラするけど、オチが意外と尻すぼみというか、エッそれでいいのって肩透かしを食らいまくってしまった。
もっと凶悪な結末を期待してたんだけど…
でも終わってからじわじ
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トロピック・サンダー/史上最低の作戦(2008年製作の映画)

3.8

公開以来久しぶりに見たけど、トランプ政権でこういうの作れるのかなってふと思った。
不謹慎の塊だけどこんなに笑ったのいつぶりだろうってくらいお腹がよじれました。
プラトーン見たら逆にこっちを思い出して笑
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

4.0

ソン・ガンホの顔面力ありき。顔もデカイんだけど意外と脚が長いことを初めて知って、映画スターなんだなーと思った。
80年当時が40歳くらいって設定なのかな?そこから20数年経っても全然異存がないのは見事
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9か月(1995年製作の映画)

3.2

20年以上前だから何かと古めかしいのは当たり前だけど、ロビン・ウィリアムズのキャラクターが、あの死の遂げ方を思うと今更笑えなくてキツい。
おヒューは最高、こういう真ん中分けってめちゃ90年代ぽい。ジュ
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理想の彼氏(2009年製作の映画)

3.5

会社員時代はおろか、会社員じゃなくなった今は更にビジネススタイルから遠のいているので、襟ついたシャツとかジャケットとかスーツとかぬかりないキャサリン・ゼタ・ジョーンズに「偉いなー」と変に感心しつつ、予>>続きを読む

モーリス(1987年製作の映画)

3.6

おヒューはずっと大好きだし今の枯れてきた感じも味わいがあっていいけど、この頃は確かに美しい(個人的にはリズと付き合ってたころが一番好き)。

アイヴォリーの美意識、哲学は炸裂してると思うけど、30年前
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.5

何とも言えない幕引きに衝撃が走りまくってる。「万引き家族」はこれにどう対抗するつもりでしょう。絆とか繋がりとか説教くせえセリフとかぶち込んできたら叩きのめすぞ!!!

友人がアメリカ版よつばとと言って
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海街diary(2015年製作の映画)

4.0

雰囲気重視で中身が伴ってない若手の監督とやってることはそんなに変わらない気がするけど、梅仕事とか、浴衣とか、自転車で桜並木とか、どれも粋で乙に見えちゃうからもう確実に「是枝」ブランドができてるよなあ、>>続きを読む

モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

4.0

スクリューボールコメディかってくらいの冒頭のベシャリから「こんなん絶対好きに決まってるわ!!」と一気に持って行かれて、あっと言う間の、とまでは行かないけど面白かった!何が起こるかってドキドキしてた。>>続きを読む

四月の永い夢(2017年製作の映画)

3.3

とにかくヒロインを可愛く撮ってあげたいという気持ちだけがよく伝わる映画でした。
ただひたすら綺麗な映像で可愛い女の子に「俺のことずっとこう思ってて欲しいな」みたいな妄想、よく言えば理想をあてがった、ケ
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ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた(2017年製作の映画)

3.5

実話ベースの感動モノは基本的に実話以上の取れ高がないと思ってるから期待は全くしてなかったんだけど、一瞬たりとも感情に波が立たなかった、2時間ずっと凪です凪。
ジェイクの出演作品は全て観に行く律儀なファ
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凶悪(2013年製作の映画)

3.4

邦画は5年スパンで古く感じるというのが持論なんだけどこれもまんまその通りだった。でもここからコンスタントに良作を撮ってるから白石監督は安定してると思う。

見る順番の問題だと思うけどリリーフランキーも
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.7

原作ファンだしまた白石監督×桃李くんだし期待しまくって初日舞台挨拶付き上映を見ました。

桃李くんは本当に頑張ってた、ベテラン刑事にドヤされる新米くんのへタレ感は十八番だけど、権力と正義の狭間で揺れ動
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.7

今ハリウッドで一番「ホット」と言う形容詞が似合うマーゴット・ロビーが「私だって可愛いだけじゃないんだから!」と息巻いてる様子が伝わってきそうだった。

ナンシーケリガン襲撃についてはスポーツ観戦も興味
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ヒース・レジャーの恋のからさわぎ(1999年製作の映画)

4.5

ヒース・レジャーに夢中だった頃、彼のフィルモグラフィーを漁って梅田ツタヤ(つい最近閉店したね)でVHSを見つけて大好きになった作品。そのあとCSでやってたのを録画して何度も大事に観て、10年くらい前に>>続きを読む

雪之丞変化(1963年製作の映画)

3.5

大映男優祭のオープニング演目。若尾さん目当てだったんだけどやはり眼福。頬も唇も声色の柔らかさも桃みたいで本当に可愛い。

ハイカラな時代劇で当時は斬新だったんだろうと思うけど、長谷川一夫の顎のもったり
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息もできない(2008年製作の映画)

3.5

すごく好みのタッチだし期待してたけど何でこんなに評価されてるのかあまりよく分からない一本だった。
自分の意志だけでは逃れられない家族のしがらみの重さとか、その中で立場も違う同士が不器用に寄り添う親愛が
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パティ・ケイク$(2017年製作の映画)

3.7

ビジュアルのぱっと見からジョン・ウォーターズとかラス・メイヤー路線のカルトムービーかと思いきやめちゃくちゃ真っ当なサクセスストーリーだった、そんなにサクセスしてないけど。

お母さんは酒浸り、おばあち
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アメリカン・ヴァルハラ(2017年製作の映画)

3.8

QOSTAはPJと並んでここ数年我が家での最重要バンドですが、フロントマンのジョシュがイギー・ポップの新作に誘われたドキュメンタリーだなんて私得過ぎ、かつあまりニーズがなさそう、現にMark数めちゃく>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

途中までは「なんやかんやいっても『彼の見つめる先』にが鼻差で上回るかな」と思ってたけど、ラストで追いついて、見終わって反芻してると、ああこれは久しぶりに満点かもしれないな、と。


避暑地での恋って甘
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さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

4.2

「ハッピーエンド」に続いて「アッパーたちも心に空虚なものを抱えてますねん」系のいけ好かない話かと思って、ザ・ウィンプスターな主人公の「ここではないどこか」みたいな様子にゆとり教育の弊害!!アメリカにゆ>>続きを読む

娼年(2018年製作の映画)

3.5

大好きな桃李くんがセックスしまくるなんて見たいに決まってる!!と思いきや三浦監督かあ…個性のある作品撮る人だとは思うけどそんなに好きじゃないしな…池松くんの乱行のやつ途中でやめちゃったしな…とスルー予>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.9

ファーストカットで「あ、これIMAXで観るべきやつだった…」と思ったのも束の間、「やっぱ2Dでいいわ」と思い直した!
2Dでも酔いそうになるのすごくないですか、最新技術の結集よ。
すごーく楽しい、でも
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心と体と(2017年製作の映画)

4.2

不器用すぎる男女のラブストーリー、なんだけど映画で描かれる2人は大体不器用ですよね、器用な2人のラブストーリーとか別に誰もそんなに関心無いよね。間に合ってますよね。

とにかく空気も視線も温かくて優し
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

4.0

年の近い子どもを持つ身としてはカティヤの心情を思うだけで胸が張り裂けそうになる。
あくまでもストーリーを動かすトリガーとしてしか描かれなかったけど、私もあなた達のほうへ行きたい、って手首を切って仕舞え
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あなたの旅立ち、綴ります(2016年製作の映画)

3.7

既定路線半端ない割に、若い女子(アマンダ)サイドが恋愛に、母との確執に、自分探しにと盛りだくさんで回収できるのかと若干不安になったけどすべてシャーリー・マクレーンが持って行ってくれた。
最強のふたり的
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.8

噂に違わぬ名作。映画館で観たかったなー

導入はちょっとかったるいけど必要な長さですね、気付いたらぐいぐい進んでく。
3バカとは名ばかりで3人とも賢いし人間力あるし、鼻につきかねないんだけど、インドの
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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

4.0

クスクス笑えるんだけどそもそも論的なところで乗れなくて、夢を子供に託してるのがまず嫌だし、髪の毛の長さで競技への本気度を計るのもナンセンスだし、スポ根ってどこかしら不健康なバランスで成立してるのは分か>>続きを読む

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