oooさんの映画レビュー・感想・評価 - 28ページ目

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ディアーディアー(2015年製作の映画)

3.4

みんな何かに縛られながら生きてて窮屈でいっぱいいっぱい...そんな人たちを観てどうぞ笑ってあげて下さーいな映画。

まさに「人生は近くで見ると悲劇だが遠くから見れば喜劇である」

海を感じる時(2014年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

共感してはいけない気持ちが沢山。男女が求めるものの差とか浮彫になる孤独とか...
観終わった後に自分がジワジワ侵食されていく感じ。

お互いに苦しい食卓の喧嘩シーンが印象的。余白が多くあまりに文学的す
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セレステ∞ジェシー(2012年製作の映画)

3.0

カラッとしてるけどイタくて切ないラブストーリー。
ラシダ・ジョーンズのサバっと感が良い塩梅でチャーミングだった🕺

17歳の肖像(2009年製作の映画)

3.9

キャリー・マリガン可愛い。

大人になってから観ると色々イタく思うから10代の子に見て欲しい映画(だれ目線なの私)
胸が痛くなるのを覚悟で山内マリコ「さみしくなったら名前を呼んで」も読み返したくなった
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最愛の子(2014年製作の映画)

3.8

実話を元にした「最愛の子」
ずっと胸が苦しかった…大切なのは他者をどう理解するか。
それぞれの立場を異なる視点、異なる角度から考えている映画。中国社会の闇が溢れる程描かれている。
子供がいない私が見て
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怒り(2016年製作の映画)

4.0

余韻がすごい。
観た後だれとも話したくない。
他の邦画とはゾーンが違う。

…妻夫木×綾野が共同生活をした意味が分かるし、それぞれの感情の琴線に触れた時と表面なぞっただけの芝居は絶対にバレるよなぁって
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ぼくのおじさん(2016年製作の映画)

3.5

ホントに困った人だけど、
みんな、ぼくのおじさんが
大好きです。



ほにゃほにゃした気持ち

お父さんと伊藤さん(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

リリーさんが卓越。
藤竜也さんの「〜かな」も心地よかった。
「逃げないよ」って決め台詞にこんなに簡単にグッときたのは、大人になって、色々離れていってしまった人や事柄に未だに未練があるからなのか、ただ未
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.5

菅田将暉さんに骨抜きにされるのは覚悟してたけど、、、重岡くんが、すばら…すばらだった。
リアルと役の輪郭がぼやけてるのがハマってて凄く良かった。

10代の自意識が痛いほど伝わって、映像が鮮明で、衝動
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.2

ひたすらに「役者 森田剛」の凄さを見せつけられる映画。
脅威。恐怖。リアル。
そして、とても切ない。

忘れられない、
忘れたくない結末。

無伴奏(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

斎藤工さん池松壮亮さんのラブシーンは私にはキツかったけど、愛する苦しさ、愛した宿命、若さゆえの自意識、もどかしさ、嫉妬で死にそうな感じは響いた。

言葉にして伝える愛と、口には出さない愛。出せない愛。
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恋人たち(2015年製作の映画)

3.8

はあ〜感情が〜、、、
皆いろいろ抱えていろいろ飲み込んで噛み砕いて落としどころつけて生きていくしかないんだよな〜

オリヲン座からの招待状(2007年製作の映画)

3.1

宮沢りえさん(大人女子なのに一瞬で少女にも振れる)の声で京都弁最高!思ってましたんえ、嬉しおまっせ、堪忍え、〜でっしゃろ?〜しますよて。影響を受けて似非京都弁使っちゃいそうになる。

加瀬さん17歳か
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駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

戸田恵梨香さんも、満島ひかりさんも、陽月華さんも、凛としていて最高です素敵です。
大泉洋さん素晴らしいです。
皆が凄い長台詞を早口でキレよく話していて圧巻。
内容もしっかり詰まっていて泣いて笑えて好き
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二重生活(2016年製作の映画)

3.6

岸監督作品に出てくるキャラクターは、みんな目が印象的。
淡々としてるけど見応えあった。心のなかの空虚を皆それぞれ隠してたり、歯車を上手く回せるように秘密を作ったり…
だけど、悪いと思ってることは、やっ
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セトウツミ(2016年製作の映画)

3.5

しゃべるだけの青春😂
絶妙な間・テンポ。2人のスキルあっての面白さ。凄いなぁ……
きちんとキャラ分けがしてあるから理解し易いし、関西弁だから勢いもあって見続けられるっていうのもある気がする……
…みー
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下衆の愛(2015年製作の映画)

3.1

ほんと下衆。引くくらい下衆。
本当にこんな事もある世界なのかと思うと悲しい…。
っていうか、ほんと下衆。クズ。

オアシス(2002年製作の映画)

4.0

偏見、因習の中で2人にとって唯一のオアシスが愛。
純粋に愛し合う2人に涙が止まらなかった。胸が苦しくなったけど、人を好きになることが生きる原動力になるって誰もがそうなんだな。
ムン・ソリの脳性麻痺の障
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ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ひとりで生きてくんだろうなぁって強く思う日も多いから、共感するところ多そうって思ってたけど、会ってすぐキスしたかと思うとすぐヤッちゃうしとりあえずヤッとけばいいよね、みたいな女子達ばっかで自由奔放に見>>続きを読む

ヒップスター(2012年製作の映画)

3.4

喪失・虚無感の中からのクリエイト。
挫折を乗り越えての自分自身。
あんまり好きなタイプの音楽ではなかったけれど、アート個展のシーンとか個人的には大好きだった。
「芸術」と言えば何しても良いとは思わない
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シンプル・シモン(2010年製作の映画)

4.6

この映画を観た人と乾杯🍸して感想大会をしたい。
胸がキュウンってなる色彩、盛り上げてくれる音楽、愛おしい世界観。
私の大好きなひとたち皆に観て欲しいと思った。

分けてあげたい。
このあったかい気持ち
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ブルックリン(2015年製作の映画)

3.5

特に深く感情移入することなく観れた。
「何でも買ってあげたいけど、あなたの未来は買ってあげられない…」の言葉は、上京したてだったら号泣していたかも。
とても丁寧に撮られていて、衣装も可愛くて、ひとりの
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ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014年製作の映画)

3.2

ナオミワッツが抜群にキュート!
だけど少し嫌な気持ちになる映画だった。
40代になってからまた見返そう。
ある程度の刺激は生活にハリを持たせるために必要だけど年相応・自分の責任のもと自由に生きる方が良
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さざなみ(2015年製作の映画)

3.3

辛かった…悲しかった…45年共に過ごすって、美化できることだけじゃないんだ…結婚って夫婦って…私がこの妻と同じ立場になったらって考えたら気が気じゃなくて、めっちゃカロリー消費した。
ほんの些細な事から
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冬冬の夏休み(1984年製作の映画)

3.5

ずっと観たかった作品。
ほのぼのしたぁ。なんだろう、実写版となりのトトロみたいな、のびのびした雰囲気の作品。子供たちが可愛くて可愛くて…それだけじゃなく、ドキドキさせる場所もちゃんと踏まえていて、長年
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あなた、その川を渡らないで(2014年製作の映画)

4.5

始まって5分も経たずに泣いちゃって、胸に沁みて嗚咽嗚咽だった。イタズラし合ってスネて歌って笑い合ってきた76年目の結婚生活…最愛の人の最期を迎える過程に散りばめられているメッセージが逐一胸を打って愛し>>続きを読む

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.2

「日本で一番悪い奴ら」悪かった〜わるわるだった〜アウトロー綾野剛のぶっ飛び方は本当に凄い。胸きやきやしちゃって嫌な気持ちになる所もあったけどぎっしり詰まっていて見応えが。
主題歌が横山健とスカパラなの
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

5.0

何回でも観たいくらいに良かった。ドンピシャきた。泣いた。
長回しの緊張感も、照明も衣装も音楽も全てに意味があって、おしゃれ感も、ノスタルジーも、切なさも、心の琴線に触れまくりだった。
「誰か」じゃなく
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