Elmaさんの映画レビュー・感想・評価

Elma

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ウィッシュ(2023年製作の映画)

4.0

原点回帰した王道ディズニー映画! 100周年に相応しいと思う。
予想できるストーリーのはずなのに手に汗握るシーンもあれば、ほっこりするシーンもある
まっすぐで前向き、諦めないアーシャはまさにディズニー
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場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

4.1

穏やかでゆったりとした一人旅の空気を存分に楽しめた。
旅は自分をリセットする行為。遠い異国の地で誰も知っている人はいないのに、そのままの自分を当たり前に肯定してくれる。
語り部もまたこの考えを持つ人で
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プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

4.4

ストーリー、キャラクター、演出、音楽、どれをとっても高クオリティでとても良い!

ただ夢見るだけでなく、それを実現させるために努力を重ねる芯の強いヒロイン、こんな作品が見たかった。
ナヴィーン王子と喧
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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

3.6

想像より遥かに鬱々とした雰囲気だった。
冒頭、小鳥を励ますシーンからカジモドに感情移入していたら、お祭りのシーンで心を滅多刺しにされた。最後にちゃんと救いがあって本当によかった。幸せになって欲しい。
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

マリオの実写化としてはこれ以上ない出来だと思う。
ネタが散りばめられていて、ゲームをプレイしていれば気づける小細工が多かった。

ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

3.8

ミセス・ハリスの人柄に惹かれ、心が温まる。
Diorのドレスには一緒にうっとりしてしまった。

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.3

余命わずかな2人がBucket Listを作って旅に出る。
思い切り好き勝手する2人は見ていて気持ちがいいし、終わり方もしんみりするけれど清々しい気分になる。
最終盤、リストにあるとある1つの「やりた
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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.8

ハッピーなコメディ映画。テンポが良く映像も綺麗。
頭を使わずに楽しめて良かった。

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

4.1

賛否両論あるキャスティングだったので恐る恐る見に行ったが、歌と映像が素晴らしすぎて全て吹き飛んだ。
紛うことなきアリエルの歌声。

声や歌がストーリーの鍵となる為、このキャスティングもありなのでは?と
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【推しの子】Mother and Children(2023年製作の映画)

4.5

一言で言うなら完璧なアニメ化!
原作ファンだが、脚本、映像、キャスティング、演出全部が原作に沿って忠実に再現されていて、それどころか期待を超える出来に仕上がっていることに感動した。
漫画でも既に十分に
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

上映後しばらく、とんでもないもの見たな……としか思えない。ただ圧倒された。
3時間に凝縮された王道少年漫画ストーリーを、怒涛のアクションとCG、そして山のようなインド人の熱気で魅せてくる。

毎秒がク
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.2

ずっと単調に話が進んでいったな……という印象。
映像や言葉選びの美しい表現や、別れがあっても、また会えるかもしれないという希望を残してくれる終わり方は良かった。

ゾンビーズ(2018年製作の映画)

3.5

曲はとても良いが、ストーリーが完全に子供向けなので物足りなさが残った
テーマは良いのに駆け足な展開はもったいなく感じる。でもティーン向けならこれぐらい軽くても良いのかも?
キャラクターやカラフルな世界
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

4.1

劣等感を抱えながらも負けずに健気に頑張るミラベルに心を洗われる
花に溢れたマドリガル家も華やかで、ラテン系らしいノリの良い音楽も心地よかった
行ったことのない南米コロンビアだが、映画を通じてどこか近し
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

爽快感、テンポの良い展開、映像美、メッセージ、どれを取ってもとても良い!

観終わった後は「いってきます」が少し深く特別に聞こえる。
序盤には大人に見えた草太さんが実は「生きたい」と人間みのある吐露を
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.7

爽快感がある終わり方だったが、これがフィクションではなく事実であることになおさら感動する。
ルースの強さ、芯の強さに憧れる人が多いのも納得。
ダイバーシティや平等について学んでいるが、過去にこのような
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スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

陰鬱なシーンが続き少し観ているのがしんどい
ラストで息子たちを連れて走りだすシーンは希望が見えてよかった

クリステン・スチュワートの演技はダイアナが憑依しているようで素晴らしい
衣装も美しかった

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.7

本当に面白い!!
3時間でも飽きることなく一気に見た
コメディで笑えるのはもちろん、メッセージ性もしっかりとある名作

プリンセス・ダイアナ(2022年製作の映画)

3.9

ダイアナ妃を殺したのはマスコミであり、その一方彼女の功績を世に知らしめたのもまたマスコミである。
フィクションやナレーション無しに、ただ実際に撮られた映像のみを並べた構成が良かった。
しかしそれら全て
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.2

不気味さの描き方が秀逸
映像が美しいだけに気味の悪さが際立つ

ハッピーフライト(2008年製作の映画)

4.8

子供の頃に観て、私に空港への憧れを植え付けた思い出の作品
ハプニング満載のコメディも、旅のワクワク感も大好きで、空港に行く度に思い出す

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.3

自分を見ているようだった。随所が刺さる。
どんなに嫌気がさした場所でも、飽き飽きしていた事でも、無くなった途端に思い出になり愛着があったことに気がつく。
足掻く高校生が少しずつ大人になる様子の描き方が
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.0

病気の表現だけでなく、表情や滲み出る感情も含め圧巻の演技
原題 "The Theory of Everything"を「博士と彼女のセオリー」と訳すセンスも素晴らしい

かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.3

フィンランドという異国の地とスローテンポかつアンニュイな展開がよく馴染む
好みが分かれると思うが、個人的にはお気に入りの作品

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.1

ただの青春映画かと思いきや、少年の葛藤など心の深いところまで切り込んだ作品
「壁の花」という表現も好き
Ezra Millerの色気に魅せられる

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