ストーリー、キャラクター、演出、音楽、どれをとっても高クオリティでとても良い！
ただ夢見るだけでなく、それを実現させるために努力を重ねる芯の強いヒロイン、こんな作品が見たかった。
ナヴィーン王子と喧嘩しながらも、お互いに足りないところを補い教えあいながら仲を深めていく様も魅力。王子との掛け合いや関係性は、今までみたプリンセス映画の中でも特に好きかもしれない。
忘れてはいけないのは親友のシャーロット。オーバーなリアクションがとてもキュート。
王子との結婚を夢見る割には、友達が転んでいたら王子を置いて助けにいっており、完全に心を掴まれた。
エンディングで、ナヴィーンの弟に「この際何歳でも待つ」と言っていたのが最高に強かで良い……！！
曲に関しては、ジャズにあまり馴染みがないので、視聴前は好きになれるか分からないと思っていたが杞憂だった。ノリノリで楽しめる。
Almost There、Gonna Take You There、Dig a Little Deeperは特に好みだった。
夢を諦めず努力ができる、真の意味での「強い」ヒロイン、ティアナと、感化されて少しずつ変わっていくナヴィーン王子、最高にキュートなシャーロット、その他周りの数々の登場人物たち。
これらがこの映画を単なるサクセスストーリーでなく、より魅力溢れる物語にしていると思う。
