原作リスペクトをここまで感じる実写映画はなかなかない。原作漫画が実写映画の足を引っ張った稀有なパターン。
かなり良い実写化。
芦田愛菜という女優がいかに天才的かがよく分かる1本だった。
FUKASEを絶賛してる人達は一体彼の何を見て絶賛しているのか。
終始「見る側」であり匿名性が担保されていた主人公が「見られる側」に変化した際に抱く恐怖・動揺の種類と性質は現代のインターネットに通ずるものがあって興味深かった。今はインターネット、昔はそれがアナログで>>続きを読む
そもそも一切の損得勘定を排除した状態で生きている人間など存在しうるだろうか。
映画としての完成度が高すぎて怖い。もはや映画の正解を叩き出した映画と言ってもいいような気がする。
モノクロ映画にも関わらず、人と人や街並みをこれ程までに綺麗に映すことが出来ることに感動した。
ショットはめちゃくちゃ良いのに全体的にキャラは捻くれてて、シニカルでコミカルであることについ笑ってしまう>>続きを読む
ウディ・アレンのオシャレとも呼べるオシャレさと隠し味程度のユーモア。
「私たちは、いつどうやって日本人になったの
か?」
何も言葉が浮かばない。本当に良かった。
父、母、子、etc。
「立派な家族」とは各々が自分の続柄としての役割を理解した上で完璧に全うしている組織のことを指す。本作を見るとそんな気がしてくる。
自分にとっての大切な人間ランキングを付けてみれば>>続きを読む
当然彼らは私たちの知りえない過去も未来も抱えているということ。
一人一人丁寧に深堀りしていくことで映画が進むにつれて私たちの頭の中で施設内の人間の相関図が出来上がっていくことや、集団の色が浮かび上が>>続きを読む
ある個人を当人たらしめている核はどこに存在するのか。
愛や情熱ではどうにもならない論理的で冷たいものもある。
今回もシャマラン君の出演が有難かった。
シャマラン監督は前作がハマんなすぎて期待してなかったせいか本作は結構息を飲むくらい面白かった。
こういう私のようなアホにも分かりやすくてハラハラ出来るやつ!>>続きを読む
本作のような映画に心底共感出来た時期もあるにはあったはず。そうでなくなったのは自分自身が悪い意味で大人に近づいてしまったからかもしれない。
社会や体制、自分自身に諦めたということが何も考えずに生きて>>続きを読む
ミュージカルを受け入れられない私は本作を見る資格がそもそもなかった。
歌う度にキャラの内面を歌詞とメロディと映像で懇切丁寧に解説されるのが退屈。
娯楽映画としては間違い。
社会派映画としてなら正解。
エロ漫画読みながら見ても面白かった。
映画も漫画も続きが気になるので早く見たい。
「これは歴史なんだ。まさにここ、たった今、俺たちが歴史なんだ。」
リアムは私にとって神であり最高のロックンロールスター。
流れる映像も音楽もキャラクターも纏う雰囲気も全てが魅力的でセンスに溢れているのに何故か等身大にも感じられてしまう天才的なバランス。
こんな映像を見せられたら、
こんな恋愛を見せられたら何も言えない
戦国お馬鹿ロードムービー。
強い主人公と馬鹿2人と頑固なお姫様が一緒に旅してなんやかんやあるってだけでもう何も言うことは無い。
キャラ付けが上手すぎて全キャラ魅力的な上に旅を通してさらに変化を見せて>>続きを読む