レスターさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

レスター

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運び屋(2018年製作の映画)

4.0

イーストウッドおじいちゃんがゴキゲンな鼻歌を歌いながら、のんびりドライブする映画。

積み荷も緊迫感も家族との関係も、おじいちゃん感で緩和されてた印象だった。

何が起きてもニコニコしながら観れる安心
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

久しぶりに「ロードムービーっていいな」と思える作品だった。

実際、トニーのようなトラブル解決力は味方にすると頼もしい。

あとケンタッキーに駆け込みたくなる。

イップ・マン外伝 マスターZ(2018年製作の映画)

4.0

マックス・チャンのPVかな?と思うくらいキラキラしてた。

イップマンシリーズ共通の、人種の権力に立ち向かう要素もしっかり抑えつつ、マックス・チャンの魅力を最大限に活かしてる。

姉御もカッコイイし、
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

4.0

やー凄かった。
72分のワンカットは言わずもがな、見えない恐怖、迫る銃声、妹の心配と、精神的に観る側を潰しにかかる。

危機が迫った状況で、こうするしかない、ああするしかないと言い出す人間模様も見もの
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.0

全然心に響かなかったな…
アクションはいいのだけど、「お前らこういうショット好きだろ?」みたいなのが見えちゃってねぇ。
まあ、なんつーか、自分の好みではなかったな。
アリータはホストクラブにハマるタイ
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.0

ワンシチュエーションものとして優秀。

一切外の景色が出てこないが、張り詰めた空気感が伝わってくる。
音や声を主張してるのも、一役買っているだろう。

タイトルを考えると、舞台の室内は牢獄とも捉えられ
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劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

3.0

ノリが当時のままで、懐かしさ7割、新鮮さ3割という、求めている調合比で面白かったぞ。

冴羽獠、改めて見るとカッコいいな。

見た後はサントラを聴きたくなるぜ。
ゲッワッエンタッ!

山<モンテ>(2016年製作の映画)

4.0

灰色が支配する岩山に、世界の不条理をぶつける男。
山の呪縛から逃れるように、大いなる自然に剥き出しの感情をぶつける。

台詞が少なく、殆ど岩山の村が舞台なので眠気が手強いが、流石のナデリ監督、キレッキ
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ちいさな独裁者(2017年製作の映画)

4.0

兎にも角にも、主演のマックス・フーバッヒャーの堂々たる振る舞いが見どころ。

道中で色々な上官と出会うが、今度ばかりは嘘がバレるのではないか?とヒヤヒヤする。
下級兵との違いはどんな時にも動じない「冷
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.0

村上春樹の世界感は、田舎の農家の青年ではないよなぁ、と思いながら、ベンが出てきた時は、「そうそう、スポーツカーを乗り回す、こういう謎の小金持ちだよ」妙に納得してしまった。

新大久保にありそうな飲み屋
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.0

アクションもワメラワークも展開も上手いのだけど、
休む暇なく展開をぶっこんでくるあたりや、海のスターウォーズ、怪獣もの要素が盛り込まれてて、ややお腹いっぱい感があったなぁ。
ストーリーはやや月並み感は
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二階堂家物語(2019年製作の映画)

3.0

確かに河瀬直美イズムを感じる。
…が、古風な思考に囚われているお父さん、自分勝手すぎるぜ…。

相変わらず石橋静河は良きかな。
最後の父と娘の会話は良いシーンだけど、後はまあ並くらいかなあ。

ラスト
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夜明け(2019年製作の映画)

3.0

やはり、というべきか「海よりもまだ深く」や「ゆれる」あたりの是枝イズムは感じるが、まだまだインパクトには欠けるかな。

柳楽くんは本当に良い俳優になった。

まわりが良い人過ぎて、一体何が不満なのか?
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暗殺の森(1970年製作の映画)

5.0

随分前に見たので、曖昧になってたところが修正された。
こんな終わり方だったか。

それにしてもいちいち画が素晴らしい。
赤と青の使い方、ジュリアとアンナの美貌、映画史に残るダンスシーンの美しさよ。
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愛と銃弾(2017年製作の映画)

3.0

マフィアものなのだが、あまり下調べしないで観に行ったら、まさかのミュージカル。
そりゃ上映時間も長くなるわけだ…。
悪くはないのだけど、やっぱりちょっと長いなぁ。

話は面白いので、個人的には歌なしで
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.0

二作目もなかなか満足。

今作は「家族」がテーマだと思った。
クリードの家族、ドラゴ親子、そしてロッキー。

誰かのため、恨みつらみではなく、自分のための戦い。
クリードのテーマとロッキーのテーマの使
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.0

「アンブレイカブル」を観てない観てないとしては、まあ、うん…って印象。

前作に続きマカヴォイ無双で、シャマランなりのスーパーヒーロー理論というのはわかった。

やっぱり「アンブレイカブル」観ないとだ
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喜望峰の風に乗せて(2018年製作の映画)

3.0

邦題からだとさわやかな作品を想像するが、これがまあまあな鬱映画である。
原題のニュアンスだと伝わりにくいとはいえ、この邦題つけた奴ちょっと来い、と言いたくなる。

進むことも戻ることもできずに、海の上
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ジュリアン(2017年製作の映画)

5.0

予告での「時限爆弾」というキャッチに納得。こりゃ傑作。

長回しの間が絶妙で、「これで済むはずがない」という不安を増幅させる。

ジュリアンの表情が多彩で見入ってしまう。

あのお父さん、いかにもDV
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マイル22(2018年製作の映画)

4.0

ウォールバーグとピーターバーグのコンビは安定して面白い。

できれば「ローン・サバイバー」や「バーニング・オーシャン」などの実録ものをやってほしいところだが。

イコさんも加わってアクションも目が離せ
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.0

監督がフィンチャーではないので、ただのアクションになってしまった印象。
アクション映画として観れば面白い。

もっとグロと、サスペンスな物々しい空気感がほしかったところ。

迫り来る嵐(2017年製作の映画)

4.0

傑作でした。雨の演出が素晴らしく意味のあるものになっている点、工場の映し方、ノワールとどれも好印象。

結末は構えてないと肩透かしを食らう可能性もあるが、自分は満足。

「序盤から雨が降っている映画は
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シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.0

夢と現実、サスペンスとファンタジーが入り乱れる、ちょっとクセのある作品。

実際の事件を基にしているが、ラブストーリーを軸に仕上げている。
少し長いというか、ゆったりしてるので、人によっては寝る案件(
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ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

3.0

バトルは相変わらずカッコいい。
バランスが良くなったとはいえ、もっとバトルパートを多くていいし、まだもたついてる感触はある。
もはやカカベジの独壇場ですな。

世代のファンとしては、もっと地球のピンチ
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七日(2015年製作の映画)

3.0

「プールサイドマン」のハードモード。
プールサイドマンは中盤に変化をつけてるのだけど、こちらはあまりないので、五日目あたりからしんどくなる。
最もそれが言いたいことなのだけど。

主演の渡辺監督の目が
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ジュリーと恋と靴工場(2016年製作の映画)

3.0

ミュージカル独特のゴキゲンなテンション、というわけではなく、ハートフルな映画にミュージカルを載せた感触。
楽曲は好みだけど、折角のミュージカルなら美男美女をもっと多く出して欲しい。
まあストーリー上仕
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