obatさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ブランク(2017年製作の映画)

3.3

この俳優を主演に選ぶ染谷のセンス!
YCAM行きたい!遠すぎて無理!

清澄(2015年製作の映画)

-

この二人がこの場所にいることだけで私は満ち足りてしまう。

シミラー バット ディファレント(2013年製作の映画)

3.8

違うとわかっていても親密さと結びつけてしまう。もう彼女は新しい生活に馴染んでしまったのだ…と、親密さの彼の目線で寂しさを感じている自分に気付いて、少しだけ可笑しくなった。

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.8

明るい未来はないかもしれない。たぶん治療方法もなくて他人事と思えない絶望。でも青いスカートで走るヤスコの姿を大切におぼえていることに、一瞬の幸せを感じられた。
ヤスコの走り抜ける街は二丁目によく似てい
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からっぽ(2018年製作の映画)

3.1

性格をつかみきれていない女性が昨日、急に職場から去ってしまい、主人公と表情が酷似していて頭のなかで混ざってしまった。きっと1年後には忘れてしまうはずだった人を、この映画の記憶によって思い出すことになり>>続きを読む

エデン、その後(1970年製作の映画)

3.3

トリップしてしまうと壁にかけられた絵画の世界に行ってしまうところは良かった。風景を90度回転させると同じ構図にあてはまるシーンでちょっと興奮したり。
でもそれ以外は夢の中にいるみたいで、ちゃんと最後ま
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ジョニーは行方不明/台北暮色(2017年製作の映画)

3.9

少しだけ不穏な空気を感じて、でも何事もなく流れる時間。特に共通点はないのに「螺旋銀河」や「なにももこわいことはない」とよく似た心地よさにつつまれていた。ラストの渋滞の景色はもっと長く観ていたいくらいで>>続きを読む

大阪物語(1999年製作の映画)

4.0

池脇千鶴特集
私は大阪を知らない。だからアジアのどこか他国の街並みのように思えた。
沢田の父親はひどいクズなのに、私も色々なことが嫌になったら、同じようにこの街に来てしまいそうだ。

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.5

池脇千鶴特集(2回目観賞)
あの時どうすれば良かったのか、答えを出せないことをとっても丁寧に描いているから、ハッピーエンドではないのにこんなにも温かい気持ちになる。一緒にいられる時間が長くないことを初
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

3.8

「菊とギロチン」に次ぐぐらい好きな役者がそろっていた。実際に若松監督と関わっていた人達が別の人を演じているせいで、ドキュメンタリーのようで少しだけ混乱してしまうのが心地よかった。普通にそのまま今のゴー>>続きを読む

ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

4.7

10年ぶりぐらいの2回目。
ファイの気持ちで観てしまう。怪我が治らなければいい。レスリー・チャンはその後本当にいなくなるから、現実と交錯してしまう。ラストの目まぐるしいほどにシーンが変わるのが夢の中の
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花様年華(2000年製作の映画)

3.3

2回目なのに1回目は全部寝ていたのか?と驚くくらい何もおぼえていなかった。でも観終えたら特に刺さることがなくて、また全部忘れてしまう気がした。マギー・チャンは石崎さんに似ていて良かった。

あまねき旋律(2017年製作の映画)

3.5

おそらく効率化なんていう考えはなくてひたすらに耕し続ける。誤解を恐れずに言えば、外を知らない事で得られる幸せがしっかりと撮られているように思った。それとカメラのアングルがとっても凝っていた。
山川冬樹
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.0

あまり好きになれない。でもそれは共感したからかもしれない。

夏の娘たち~ひめごと~(2017年製作の映画)

4.8

堀禎一特集(3回目観賞)
天竜区の後だとまた違う印象。不思議な人達や理解できていないシーンもまだ沢山あるけれど、それがかえって現実的に思える。またいつか。

9:30のヴェーラの踊り場からの夏の終わり
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妄想少女オタク系(2007年製作の映画)

3.5

堀禎一特集(2回目観賞)
なぜこの変な作品に惹かれるのか、やっとわかった。笑わせるタイミングの間が、監督の口調とよく似ているからだった。
チバが脚立の上で小さくなって隠れるところがいい。夏休みのダラダ
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天竜区旧水窪町 山道商店前(2017年製作の映画)

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堀禎一特集
何分の作品か確認していなかったので、これだけは冒頭にクレジット出すのか?と思ったら終わっていた。大切なものを見逃しちゃったのかな?

天竜区奥領家大沢 冬(2015年製作の映画)

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堀禎一特集
お漬け物をすすめられて、一瞬だけ監督が映る。嬉しそうな表情と声に驚いて涙がこぼれてしまう。
でも疲労がピークの時間帯で、お漬け物がとても美味しそうだったからかもしれない。

天竜区旧水窪町 祇園の日、大沢釜下ノ滝(2014年製作の映画)

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堀禎一特集
斜面を転がり落ちるお芋を素早くひろうけど、いくつかは逃してしまう。ふもとまで転がってしまうのかな?そんなのどかな時間が流れている。
花火で遊んでいるらしい光だけがが遠くに見える場面がとって
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天竜区奥領家大沢 別所製茶工場(2014年製作の映画)

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普通に歩いた方が速そうなミニSLのようなシュールな乗り物が走る茶畑。
びっくりするぐらい人間の手作業が大半を占める製茶の工程の繰り返しは、だんだん自分が何を観ているのかよくわからなくなってくる。
犬に
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Making of Spinning BOX 34DAYS(2012年製作の映画)

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堀禎一特集
斜めに上げた手を動かしちゃダメだって!
マルコに酷似していてエンドロールまでソワソワした。

草叢/不倫団地 かなしいイロやねん(2005年製作の映画)

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堀禎一特集
自転車で来るとは…で始まるところがいい。
団地と冬の空気で良く響くちりがみ交換の声も。

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.5

朝子があんなことをした理由を考えてみる。3割ぐらいわかるような気もするけど、理由は怖くて誰にも言えない。

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

1.5

フルスタリョフ、車を! の方が10倍好き。やっぱりロシア語でないと…。
ところで、ブシェミはいつのまにおじいさんになったの?

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.7

結果がでなくても、ただこの日々が続いてくれたらと思うのに、やっばり終わりが来てしまう。変わらないものなんてないことを改めて知る季節。
僕が数を数えるのは心の弱さを垣間見るようでなんだか良かった。ラスト
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ファー・イースト・ベイビーズ(1993年製作の映画)

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サンダーロードに似ているシーンがあった。でもそれ以外に知っていることに共通する何ががあるのに、その正体が最後まで見つけられなかった。とっても大切なことだったように思うのに。

ちょっとの雨ならがまん(1983年製作の映画)

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古書店で古い宝島を探していたころの私に観せたいと初めは思ったけど、観終えたら特に何も残らないのが不思議だった。FUJIYAMAとか色々思い出したのだけどな…。

あみこ(2017年製作の映画)

3.9

主人公は小学生の男の子みたいな顔なのに、嬉しいことを言われたときの悶えている仕草とか、とってもかわいい。恋に落ちてしまいそうなのをギリギリ踏みとどまって観ていた。無機質な教室の全てにも静かに興奮してい>>続きを読む

ゾンからのメッセージ(2018年製作の映画)

4.5

0812 0831 ポレポレ
自分の記憶の中のシーンがいくつも織り込まれているような不思議な作品。カメラを横に振ったら、昔の私が映っているのではないかと思える瞬間が沢山あって少し泣く。いつの間に撮って
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親密さ(2012年製作の映画)

4.7

0818 テアトル新宿 オールナイト
ハッピーアワーでも感じた夜明けの持つ力と美しさ。あの会話があったから2年後の再会がとっても幸せな時間になったのかな。
列車の赤いテールランプとか並走した後に離れて
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何食わぬ顔(2003年製作の映画)

4.3

0818 テアトル新宿 オールナイト
いらだちとか後悔とか感謝とか
とってもリアルで逆に混乱するほど。
辞書を読み上げる女の子の声が好き。車窓からの景色とセットで心地いい。
突然走り出すラストシーンも
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青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

4.0

0810 早稲田松竹
高温多湿でも「日陽はしづかに…」と真逆の青緑のひんやりとしたイメージ。街並みもセットだと思うけど美しい。とっても住みたい。
20年越しだけどこの季節に観られて良かった。連日の暑さ
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