りこさんの映画レビュー・感想・評価

りこ

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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

3.4

カナの気持ちを間で考えさせるような、描き方だった。何考えているんだろう、ってずっと考えてしまっていた。

自分の気持ちをぶつけすぎてる姿を見て、育ちが良くないのかなって思ったけど全然そんなことなくて、
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

チャーリーとチョコレート工場がとても好きだったから見るの楽しみだった!

枝垂れ桜や日本で材料を買ったなど、日本をモチーフにしたものが多くて見ていて嬉しかった!!
レインボーロードとか枝垂れ桜の木の下
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蟻の王(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

1960年代のイタリア、"同性愛者なんか存在しない"といわれた時代。

結局この時代の同性愛者には人権はないんだなって思った。誰も報われない。黒人を差別している時点で、平等という言葉はない。だから普通
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シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.8

嘘をつき続けてるのってなんで辛くないんだろうと思ってたけど、その場では優越感味わえるからで、後々罪悪感が生まれてたからやっぱり辛いんだって感じた。

カップルなのにお互いをライバルみたいに、いやライバ
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

周りの声ってたびたび余計なときがあるよね。周りの声に左右されて、少し冷たくしたらまさかの結末になってしまうんだもん。

レミの心が弱すぎたっていうのもあるかも、でも中学生くらいになると自分も周りもみん
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.8

父親と娘という形が私の家系に似てて、自分にすごく重なった。みんな何かを抱えていてそれはときにすごく辛いことになるけど、ソフィが言ってた同じ空を見ているということだけで離れていても繋がってるって思えば寂>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

3.6

子どもの世界に大人が入り込んではいけない気がした。子どもが自分から自分の気持ちを話した上で、事実確認をするべきなのではないかなって思った。母親は先走りすぎた、それによって教師の人生も左右された。負の連>>続きを読む

うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.7

小梅ってどこがモテるのか全然わからないのにモテるよね。でも毎回好きな人のヒモ女になるよね。

中学生のくせに青春以上の恋しちゃってんなって思った。中学生のくせに、はっぴいえんど聴いてんのか。ませてんな
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.9

最初、ジョン・F・ドノヴァンから手紙が来たなんて子どもの嘘だと思った。

ジョンはこの苦しい気持ちは誰にもわかってもらえないと思ってて全てを突き放して、気づいたら全てを失ったけれど、生きる希望は死んで
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.7

マティアスって見ててイライラするくらい自分の気持ちを伝えるのが不器用だな。なんで周りが不快になるような態度を取ったり、言葉を伝えたりするんだろう。もう少し素直になるべきなんだよ。

自主制作の映画に出
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愛しい人から最後の手紙(2021年製作の映画)

3.7

不倫は良くないけど、夫がここまで束縛が激しくて離婚できなそうだったら逃げる手段として使うのは良いと思う。

何十年後にたまたま新聞社の資料室の資料に挟まってた手紙で、もう一度愛が結ばれるって奇跡以上の
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.1

自分が75歳になったら使うのかな??
あんなに簡単に老人って孤独死しちゃうんだね。素っ気ない終わり方だな。

生活に困窮しても、満足に生きたこの世に悔いはないってまで思わないとこのプラン75は使いたく
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エルネスト(2017年製作の映画)

3.1

日本では知られてない人、日系二世フレディ・前村さん。歴史の教科書に載るべき人まではいかなくても、こんな人も居たということは知っておくべき人であると思う。

キューバ危機は日本はあまり馴染みがないと思う
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CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

1.7

原作見てなくて比較できなくても、この映画は作り方がよくないなって思ってしまった。

俳優は豪華だったけれどそれだけではカバーできなくて、ただの無駄遣いにしか思えなかった。途中までマンネリ化してていつに
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パリ13区(2021年製作の映画)

3.6

sexは内面、生きていて表にしないことだからモノクロで描いているのではないかと考えた。どんな人でもsexからは切り離せない。あってこその人生だとこの映画から学んだ。

自分にとってはどのようなものであ
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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.6

この2人好きなタイプが一緒なんだろうね。私がもしゲイの友達と同じ人を好きになってしまったら、好きな人がどうかゲイではありませんようにって毎日ベッドで願って眠りにつくと思う。

恋って友情を壊してしまう
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そんなの気にしない(2021年製作の映画)

3.4

どこの国の人もそうなんだろけど、やりたいことやれてるからいいとか、自分が何したいかわからないからとりあえずこのままでいいとか、今の現状が落ち着いているところに安心しきってる感じがした。主人公の彼女はや>>続きを読む

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.6

サリンジャーって精神がイカれてたのか頭がイカれてたのかわからない。イカれた人に天才って多いよね。
あと、自分勝手すぎるところがあって、付き合いにくい人だなって思った。

本読むとこっちまでイカれちゃう
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.4

みんなとちょっと違う、それだけで母親の育て方批判するのは違うと思う。みんなと違うのが良いんだよ!!

彼らが周りに流されないで自分の信念で生きてきたから、誠実な人に育ってテロを防ぐ行動まで起こせたんじ
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返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

3.5

実話をホラーぽくするのはすごいなって思った。裏切りも入ってて、こういうのはこの時代日常茶飯事だったんだろうな。

自由が規制されるってめちゃくちゃ怖い。

人に危害加えない限りどんな思想を持ったってい
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禁じられた遊び(1952年製作の映画)

3.7

残酷なシーン、どれも考えさせられた。

お兄さんは今の時代だったら助かっていただろうね。医者に見せてたらとか思ったけど、十分な治療も受けられないから結局亡くなるのは一緒かも。

生きることと死ぬことに
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唐山大地震(2010年製作の映画)

3.6

今まで見つけ出せなかった家族と再会という一番大切なシーンが、時間的な問題でカットなのかわざとなのかわからないけど、描かれてなくて味気なく再会して感動も何もなかった。ちょっとあれはひどい。

大震災って
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.6

最初から主人公の緊張感が伝わってきて、私も最初から最後まで緊張した。

喧嘩ばかりだけどなぜか離れられない家族で、みんな思ってることを言わないからぶつかりあうのかなって思った。

兄のアントワーヌは弟
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RRR(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

こんなに話を引き延ばす必要ある?っていうくらい最後の本当の敵を倒すまで長かった。

動物を使ってマリーを助け出すシーンや最後の弓を使って敵を倒すシーンはすごく迫力があった。ちょっとグロいところもあった
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.2

エンフィールド事件を見ていないので、ちょっと見るのが楽しみになった。

この映画は悪魔が強すぎて敵わないんじゃないかと思ったけど、案の定戦うというよりは閉じ込めるのね。

驚かすシーンが多すぎて、心臓
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

4.4

グザヴィエ・ドランってやっぱり天才だ。
誰にでも訪れる思春期の親子関係がテーマで、それを描くのは簡単なようで難しい。

あの時は親のすること全てにイライラする、でも大人になった今思春期を振り返ると、何
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.7

実在した人物ということに驚いた。

敵兵であっても手当てをしたというところに感動した。諦めずに救出して助かる命を救う、75人も救ったのは誰にでもできることじゃないなと思った。私でも自分の命を差し置いて
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

3.2

なんかよくわからないストーリーだった。
なにが伝えたかったん?

彼氏の両親だけでなくて、彼氏に関わってる人(主人公の彼女もお店の人も)みんなおかしい人ばかりだなって思った。

終始ハラハラした

ポーラー・エクスプレス(2004年製作の映画)

3.7

子どもの頃に見たかった映画No.1だった!

不思議な冒険にワクワクするし、小さい頃からサンタを信じていなかった私にもグッとくるストーリーだった。

ジェットコースターみたいなシーンが3つくらいあって
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サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)

3.5

避妊してはいけないという法律があったのが驚いた。だってその頃避妊具だってなかって時代でしょ??男は無責任だから逃げるし、全て女の子に責任がいってしまう。

女の子はどんな年齢でも働き口がなくて育てられ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

世界観と色味がとても好き。そしてとても美しい。

エリオはオリヴァーと恋愛するまで自分が同性愛者っていうのを知らなかったのと、エリオの両親や友達など周りの環境がとても良かったからのびのびと恋愛できたが
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.8

よく女性は相手の容姿じゃなくて中身で恋に落ちるとはいうが、この映画見て思ったのは流石に容姿も大事なのではないのかって思った。

人間に捉えられて暴力を受けているシーンは可哀想に思えた。さすがにどんな生
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.6

この映画で一番怖かったのはお母さん。
一番最初のシーンでカラスの首を折るのが怖かった。見せかけの幸せ、みんなよりお金持ちであるという立場に自溺れているだけ。

家族をかえりみず自分の幸せだけしか見てい
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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

3.9

ついに完結した!!戦いのシーンは迫力があって見ていて飽きなかった。ローハンの騎士がゴンドールの騎士を助ける姿は同じ人間がやっと手を取り合って敵に立ち向かってて感動した。幽霊の騎士たちが戦ってるシーンも>>続きを読む

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

3.8

思ってたより面白かった!!どの映画もシリーズ2つ目は暗くて人気ないけど、ロード•オブ•ザ・リングは戦いが多く含まれているからとても楽しく見れたかな。ローハンを助けたとき、いち早く手を貸してくれたのが森>>続きを読む

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.7

あまりにも残酷すぎて見ているのが辛かった。主人公たちは意気揚々と志願してて、戦争とはどういうものなのか知らないのかな?って思った。最前戦に着いたとき、最低でも3週間は生き延びろという命令を聞いて、3週>>続きを読む