りほさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

  • List view
  • Grid view

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.5

リベンジものかと思って観たけど、いい意味で裏切られた!大人数のパーティとか行きたいけど行きたくない、言い訳を探してみるけど行かないと後悔してしまう葛藤とか、受験後の進路を探る感じとかコミカルな中にリア>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.3

ストップモーションでこんなリアルな世界を作れるのか…。カメラアングルとかセットの作り込みでCGのような実写のような不思議な感覚を体験した。

HOMESTAY(2022年製作の映画)

3.0

原作が好きなだけ、微妙だった。

変更点の中では、原作の後輩ひろかを絵のモデルになる先輩に変えたのは良かった。

急に血を吐きながら絵を描き出したり、先輩の恋の相手の話(援交の設定を変えたかったのはわ
>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

心も体も一度しか手にできない。そして、知らぬうちに心は衰える。

When you least expect it, nature has cunning ways of finding our we
>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.5

トニーにベルナルドを殺されたアニータとマリアが、歌いながら共感していくシーンが素晴らしかった。アニータは恋人を殺したトニーが憎いと同時にマリアがトニーを愛する気持ちも分かるから、2人の置かれたどうしよ>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.8

こんな夫婦になりたいなぁ。

母親世代では許されなかったことが、娘の世代になってようやく認められるようになっていくんだよね。

パリ、嘘つきな恋(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ジョスランが嘘を吐いていると見抜いてなお、騙されたフリをして恋を続けていたいなんて素敵だなぁ。

でも、終わり方がちょっと…。
ジョスランがバイオリンの公演を観に行ったことと重ねて、「走れない彼の代わ
>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

後半のネタバラシが鮮やかで爽快だった。
ワンカットだから映画よりも演劇に近い裏方の動きだと思うんだけど、想定外の事態に対するスタッフ側の焦りと裏腹に、観客は初見だから演出かハプニングか見分けがつかない
>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.8

拗らせてるな〜。
原作も読んだことあるけど、妄想が映像化されてると一層拗らせ感が際立つ。後半イチに名前を覚えられていなかったことで景色が一変するところから、妙に現実味がある。街の人々をイマジナリーフレ
>>続きを読む

第9地区(2009年製作の映画)

4.5

めっちゃ面白かった!ドキュメンタリー風の映像だから細かくカットが切り替わって臨場感があって飽きないし、設定が飲み込めず置いてけぼりということもない。
エイリアンに対して気持ち悪いなぁと思ってしまったけ
>>続きを読む

ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.0

山田杏奈ちゃんを観たくて鑑賞。

骨ってそんなに簡単に切断されるの?とか、血の量が多くない?とか疑問点はあったけど、初めてこのジャンルのフィクションを最後まで観た。
みんなサイコパスで設定から現実離れ
>>続きを読む

移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

2.5

ジブリとかルパン3世っぽい感じだった。
でもキャラが立ってないから、それらのような魅力はなかったなぁ。原作は違うのかもしれないけど。
60分戦争の話とかもっと深掘りしてほしかった。

以下疑問点
①お
>>続きを読む

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.5

矢野母の家の壁に貼ってあった「お前には娘がいる。かわいい孫もいる。お前は幸せだ。頼るな!甘えるな!」(うろ覚え)がリアルで苦しい。

ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”(2021年製作の映画)

4.6

冒頭、松潤がドローンを持って登場したところから終始鳥肌が立ちっぱなしだった。あの瞬間から公開までの約2年間、壮大な企画が動いていたのだと想像すると、その熱量に圧倒される。

メンバーの挨拶の場面で、大
>>続きを読む

パール・ハーバー(2001年製作の映画)

3.3

日本の描き方が気になった。日本語で話しているのをさらに日本語で吹き替えている?のかな。明らかに日本人以外のアジア人キャスティングがあった。

アメリカ側から見た日本の不気味さ。
真珠湾攻撃を経て東京大
>>続きを読む

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.0


耳が聞こえないことは見た目ではわからないからこそ、「耳が聞こえないから書いてくれ」と伝えられることが大事。主人公ルーベンは荒っぽいところもあるが、説明を投げ出したりしないし、苛立っていても目を見て話
>>続きを読む

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.3

黒澤明監督の『羅生門』のリドリー・スコット版だと聞いて鑑賞した。

丁度今、スティーブン・ピンカーの「暴力の人類史」を読んでいるところだから、内容が重なる部分が多い。加害者側は自分の行為にはやむを得ず
>>続きを読む