rikky1103さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

rikky1103

rikky1103

映画(305)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.4

ファンタジーは嫌いではないのだけど、この設定はあまり刺さらなかった。
ただ綾瀬さんの美しさは堪能できるし、レトロな雰囲気や会話のやり取りなど、エンタメ映画としては楽しめた。

かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.8

親の離婚や再婚、そして恋愛と、内容はすごく盛りだくさんな感じなのに、とても落ち着いた雰囲気でいい余韻の感じられる映画。
主人公の女の子と男の子の、穏やかな中にも、悩みや葛藤を抱えながら成長していく感じ
>>続きを読む

アンダードッグ 後編(2020年製作の映画)

3.9

本気の勝負は勝った方も負けた方も輝いてる。
ただ、本気ってどこまでやれば本気をだしたといえるのか、とても分かりにくい。
でも、本気でやったことが人に伝わって、感動してもらえることってすごいことだと思う
>>続きを読む

アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)

3.8

ボクシングというスポーツがあまり得意ではないのだが、興味深く見られた。
夢を追い続けることは、だいたい家族を犠牲にしたりしがち。
その中でも、子供の親に対するまっすぐな想いが切ない。
森山さんの醸し出
>>続きを読む

砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

3.6

展開が予想以上の方向で、ある意味飽きずに楽しめた。
最後の方が駆け足過ぎて、伏線回収もなるほどね!ってなっただけにちょっともったいない感じがした。
ヒーローは自分の為には動かない〜
堤さんがホントに怖
>>続きを読む

億男(2018年製作の映画)

3.3

お金について考えさせられる作品。なんだけど、出てくる金額が大きくてちょっと感情移入出来なかった。
お金より大事なことはもちろんたくさんあるし、お金に振り回された人生は送りたくない。なのに、あの奥さんに
>>続きを読む

キャラクター(2021年製作の映画)

3.9

思った以上に描写がグロくてちょっと見られない場面もあったが、ストーリーも面白く、テンポも良かった。
小栗さんにもビックリしたし、最後は、警察はなんで一緒に来ないんだ⁈ってなったけど···

ふたり(1991年製作の映画)

3.4

独特なノスタルジックな雰囲気の映画だった。
姉妹の演技も映画の世界観にマッチしていて良かったが、時代が違うとはいえ、ところどころストーリーに入り込めないところがあった。

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

4.0

中学生がする裁判にしてはものすごく本格的ですごいと思う反面、自殺した子の描写があまりなく、それによって、周りの人たちの人生を変えてしまったり、傷つけたりという結果が少しもやもやした。
他人を傷つける人
>>続きを読む

ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

3.8

ストーリーが重く、ちょっと見続けるのがつらいところもあったが、いじめや、トラブルにおける学校の対応や、さまざまな親と子の関係性もリアルでとても考えさせられた。
思春期に、いろんな出来事やそれによって傷
>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

ただ淡々と静かに進んでいくストーリーなのに、すごくなんとも言えない余韻が残る映画だった。
どんなに息苦しさを感じても、ずっと育ってきた環境や、その環境で植え付けられた価値観を変えることはとても難しい。
>>続きを読む

劇場版 奥様は、取扱い注意(2020年製作の映画)

3.1

ドラマは面白かったんだけど、なぜか映画は入り込めず···
ストーリーも悪いわけではないし、景色と主演のお二人も美しいし、最後の伏線回収もアクションも悪くなかったけど···なんでだろう。

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.9

人は何のために生きているんだろう、と考えさせられる。
私も、極力怒りというものを持ちたくない、もしくは表に出したくないと思っているが、こんなに理不尽なことが次々とおこる人生が自分にふりかかったらどうだ
>>続きを読む

鳩の撃退法(2021年製作の映画)

2.8

内容が複雑で難しくて頭が追いつかなかった。
そういうことね!って部分と、?って部分があり、消化不良な感じ。
何回か見直せば、なるほど~って理解できてくるのかな。

夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

3.4

ストーリーは面白いんだけど、未来で主人公がカラクリに気がついて話が進むところが、難しくて理解が追いつかなかった。
なんとなくこういうことなのかなーって感じだったけど、伏線はちゃんと回収されてた。
最後
>>続きを読む

劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班(2021年製作の映画)

3.4

過去の事件が複数あるのに、どんどん話が進むので、頭の中でイマイチ整理できないまま、なんとなくでストーリーを追っていく感じ。
ところどころBGMが大きすぎて、セリフがききとりづらいところがあった。
ドラ
>>続きを読む

陽だまりの彼女(2013年製作の映画)

3.6

上野樹里さんがとにかく可愛い。
心あたたまるラブファンタジー。
映像も景色も美しくて、儚くて、純粋な愛に泣けました。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.8

少ないセリフで淡々と進んでいくストーリー。余り多くを語らないことで、全体的な雰囲気の厳かさや緊張感、登場人物達の気持ちの揺れ、そしてピアノの音を際立たせている。
きっと映画館で見たほうが感動するんだろ
>>続きを読む

女たち(2021年製作の映画)

3.0

女優さんたちの熱演はすごかった。特に高畑さん。
ストーリー的には、なぜお父さんが亡くなって、お母さんとの間にわだかまりが出来たのか、かおりさんの事情もはっきりせず、説得力が足りない感じだった。私なら、
>>続きを読む

大洗にも星はふるなり(2009年製作の映画)

3.5

程よくバカバカしくて、ちょっとコントっぽくて面白い、福田監督らしい作品。
みんなの演技がすごい(くどい⁉)んだけど、林くん···
青春っていいな〜。

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.9

キャラクターがみんなそれぞれマッチしてるのがすごい。
ストーリーも面白く、テンポも良く飽きずに楽しめた。
もちろん映画だから出来るんだろうけど、現実世界でも、綺麗事でも正しく世の中を変えていきたいって
>>続きを読む

タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.3

みんないろんな事情を抱えて生きてるんだけれど、男たちの、女、特に風俗嬢に対する蔑みっぷりが気持ち悪かった。
痛みを笑顔に変えることで自分を守っているつもりでも、本当はずっと痛みは心のなかで溜っているの
>>続きを読む

雪の華(2018年製作の映画)

3.0

王道のラブストーリー。
中条あやみさんがとてもかわいくて、でも余命宣告された病気の雰囲気があまり伝わってこないのと、追いかけて行く状況がそんなことある?って感じで、ちょっと感情移入しにくかった。

>>続きを読む

ナラタージュ(2017年製作の映画)

3.3

ピュアで重たくてせつなくてでもイライラする報われない恋愛と、まっすぐで強いあまりに追い込まれてしまう恋愛。
一番大切な人がいるのに報われないとき、他に支えになる存在に逃げたくなったり、その想いに応える
>>続きを読む

エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

3.7

スケール感はちょっと足りないけど、ストーリーもテンポも俳優陣も豪華で、ザ·エンターテイメントって感じ。
別々に起こっているストーリーが、だんだんと繋がってく感じも面白かった。繋がり方がちょっと弱い感じ
>>続きを読む

愛のタリオ(2014年製作の映画)

3.0

責任感の全くないオトコの愛、ただただその時の感情の赴くままの行動なので、逆に女を傷つける。
気持ちは分かるけど、娘を売り飛ばすまではやりすぎだし、娘からの復讐もうーんって感じでした。

HOKUSAI(2020年製作の映画)

3.3

あんなにすばらしい作品たちが、抑圧された中で生み出されたものだったことに驚いた。
柳楽くんや田中さんから、北斎のみなぎるエネルギーみたいなものはしっかり感じることができたが、ストーリーがちょっと淡々と
>>続きを読む

ゆれる(2006年製作の映画)

3.8

吊り橋、兄の感情、弟の感情···タイトルの一言に表現されてて凄い。
兄の自覚した嫉妬心、でもそれを見せたくないという気持ち、そして弟は兄を守りたいのか、それとも自分を守りたいのか···いろんな思いが交
>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

3.9

心が重くなる作品。事故の映像がトラウマになりそうな位リアル。
常に怒っている(怒り口調の)人とコミュニケーションをとるのは苦痛だし、弱っている心に正義感を振りかざしてこられるのも苦痛。
だからといって
>>続きを読む

夢売るふたり(2012年製作の映画)

3.6

ストーリーも面白いし、映画の完成度としても高いものだと思うが、なんかモヤモヤが残る。
夫婦の愛、夢、お金、嫉妬、復讐そして騙される女性の抱えてるもの、色んなものが混じりあってのあの結末。衝撃的すぎて、
>>続きを読む

あの頃。(2021年製作の映画)

3.6

若い頃は、ああいう系のオタクはちょっと引いて見てた(笑)
でも歳を重ねてきて、好きなコトを思い切り楽しんだ青春の想い出がある人を羨ましいと思う。
仲野君が、本当にキャラクターがひどくて、私の中ではどう
>>続きを読む

私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

4.1

前半は結構まったりと進む感じだったが、後半は涙が止まらなかった。女優さんが可愛らしいながらも愛情や葛藤の表現が素晴らしいなと思ったが、それ以上に、男優さんの時折映し出される瞳の美しさ、無骨な中での愛情>>続きを読む

風に立つライオン(2015年製作の映画)

4.1

戦争に子供がまきこまれる···これほどやるせないことはない。
自分より誰かのためにって人生を捧げる主人公の選択は、きっと誰かに繋がって、またどこかに素敵な種を蒔くのだろう。
自分のせいじゃないのに、患
>>続きを読む

海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

3.8

時系列が行ったり来たりで分かりづらいところもあったが、主人公の人柄や会社や従業員に対する想いなど、岡田くんの演技力で見事に表現されていた。特に声色の使い分けは凄いと思った。
いつの世の中も、力のあるも
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

社会的なメッセージもあり、サスペンスのドキドキもあり、映画としてとても良くできた作品だった。
貧しくても家族で力を合わせてたくましく生きていく感じが面白かったのに、どんどんと予想を超えていく展開にドキ
>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.4

今の社会のあり方をすごくよく表していて、考えさせられた。
1度道を踏み外すと、なかなか元に戻すのは難しいけど、その中でもちゃんと向き合ってくれる人が居ないわけではない。今の世の中では、この主人公はたま
>>続きを読む