たまごさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

たまご

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エル プラネタ(2021年製作の映画)

4.1

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配給広告のシーン、垣間見える主人公の寂しそうな顔が、その時に寄り添ってくれている、そんな気持ちになる。朝家に帰る娘に詳しくは聞かず、母が飲み物を出してくれるのよかったな
最後、あっけなく、扉越しにコ
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.0

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俳優の魅せる表情、レア•セドゥが素敵。
アマプラで観たので長く感じた、あと2時間あるのか...すれ違う描写を、丁寧にうつすには必要?ずっと苦しい、こんなにも好きなのに未来が全くみえない2人。

監督
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恋人はアンバー(2020年製作の映画)

3.6

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エディはゲイだけれど、ゲイなのを認めたくないし、誰よりも男らしく女を好きでありたい、不仲な両親の期待にも応えたい、普通に生きていきたいと思っている。だからこそ辛いし苦しい。
アンバーは誰よりも自分のこ
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窓辺にて(2022年製作の映画)

4.6

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私には必要な映画。
窓から差し込む光、長回しの会話の間、曖昧な名前のない関係、客観的にみるとおかしな状況、若さからのストレートなところ、観終わったあとの満足感。今泉力哉監督が作る作品が好きと確認できた
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.9

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「特にジェニー•ベックマン。クソ女め。」
という物語には登場しない名前を書いた脚本家の最悪なメモと、

「これはボーイミーツガールだけど、ラブストーリーじゃない。」
というナレーションで始まる。
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愛してる!(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ストップワードは愛してる

自分や相手を愛するということは、どれだけ自分を理解できるか、感じて受け入れることができるか。

アイドルとSM。ハッキリと境界線があったのが、徐々に境目が曖昧になっていく。
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(2022年製作の映画)

4.2

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さわ子の"愛したい"を持て余しているのが手を通して映っていた。男たちやお父さんとのシーンの後、自室のベッドわきで腕をぷらぷらさせているのが印象的。

さわ子のいう無口な女としては、妹が羨ましく思う。自
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.9

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一方通行なあみ子に嫌悪感を抱いてしまう。そして嫌悪感を感じてしまう自分も嫌で、距離をとりたくなる、という気持ちもすごく分かる。ただ、どうしてこんなことを言ってしまうんだ、というシーンは実は自分にもあっ>>続きを読む

わたし達はおとな(2022年製作の映画)

3.7

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始終地獄。
2人の繊細な会話も、妊娠を扱うところもしんどい場面が多かった。

NHKドラマ「きれいのくに」の脚本家がこの作品の監督をしていたことを、観終わった後に思い出して、しっくりきた。


男女で
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パリ13区(2021年製作の映画)

4.0

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からだで繋がれたとしても、愛し合えるわけではないのが、切実。

唯一、性的な繋がりを持たずSkypeでのビデオ通話でお互いを開示しながら理解し合うことで、親密性を深めるアンバーとノラの姿が美しく、この
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愛なのに(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

どうでもいい/どうでも良くない。気まずいから連絡できなかったりするのかと思えば少し救われる。