親しらずさんの映画レビュー・感想・評価

親しらず

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とてつもなく大きな(2019年製作の映画)

3.9

音、ノイズが
凄くて終始
ドキドキしていた
揺れやアップの映像も
音とバチっと決まって
本当かっこよかった。

何かに取り込まれてしまう感じがして、
怖かったけど
懐かしい感じもあって
愛おしくなる
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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.5

マドンナと夏とプールとそして花火。きらっきらした夏。小学生の夏。放課後ああやって花火が丸いかそれとも平べったいかなど論争したな。意見が違うと少し喧嘩になる、しかしすぐにじゃれあう。帰宅したかと思ったら>>続きを読む

キッチン(1989年製作の映画)

3.4

ヒロイン二人はあまり感情が表に出ない。お母さんと同僚が夜の世界の人でヒロイン二人とのギャップが良い。
おしゃれで丁寧で綺麗な描写が多い。よく映画になる下品なバブルではなく素敵。SEIKOの時計台の前の
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大病人(1993年製作の映画)

3.5

病院でのタバコのシーン、病室でのベッドシーン。今では考えられないシーンは新鮮。ギラギラしていた監督の病での老いと追い詰められ方。人生の最後をエンディングロールと言っているのが素敵に感じた。奥さん愛人の>>続きを読む

サッドティー(2013年製作の映画)

3.0

ちゃんと好きってなんだろう。好きをわかってない優柔不断な男達と振り回される女達の映画だった。たくさんの好きが平行して次に回ってくる。いろんな味方や考え方が一気に見れて面白かった。
終盤にかかると振り回
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パン屋強盗(2014年製作の映画)

3.0

最後にバケットを持っていくシーン。みんながバケットを買っていくのを見て羨ましくなったんだな。美味しそう。

あげまん(1990年製作の映画)

3.3

あげまん。
宮本信子と一緒になると出世するというお話。男たちがこのジンクスのようなものを信じて、奪い合ってる。まるで災いで行動する江戸時代の様。宮本信子は銀行員より芸者の方が輝いていた。

マルタイの女(1997年製作の映画)

3.5

宮本信子は七変化する女優さんですね。今回のわがまま女優っぷりは新鮮だった。命からがら助けてもらった帰りの車で、天井を開け大都会を私生きてるーっ!!と叫ぶシーンなんか自由奔放なわがまま大女優っぷりが出て>>続きを読む

ミンボーの女(1992年製作の映画)

3.8

ミンボー=民暴(民事介入暴力)の略。マルサの女、マルサの女2の後に次いで、知らない世界の話、社会科の教科書で勉強したことが喜劇としてリアリティーに感じ、学べる映画だった。
出てくるセットや組み合わせバ
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12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

3.4

本当の話し合い、正義とは何か考えさせられる映画だった。優柔不断で人の意見に賛成してしまう。めちゃくちゃわかる...。弱々しく自身が持てなくなる。その懐に入り込み仲間にしようと意見を押し付けようとする人>>続きを読む

マルサの女2(1988年製作の映画)

3.8

マルサの女より宮本信子がパワーアップしている...。巨額の脱税をしている闇社会、邪悪な権力者、大きな宗教団体。全部繋がっていて、闇社会を妙にみじかに感じられる作品だった。ヤクザとドーベルマン、権力者と>>続きを読む

壊れた車(2009年製作の映画)

3.1

子供の頃公園の片隅に危険な落し物があったことを思い出した。捨てられたものは子供にとっては新しいおもちゃに変わってしまう怖さ...。車の中は怪しいものがもっと出てきそうでハラハラした。飲んでいたコカコー>>続きを読む

雨が上がると(2018年製作の映画)

3.6

9分で癒されて悲しくなって最後に犬と一緒に嬉しい気持ちになった。
羊は毛が伸びっぱなしになると飛んでいっちゃうというとこも面白い。もこもこ。悲しいシーンの後の心細いわんこが羊たちが飛んでいかないように
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熱帯楽園倶楽部(1994年製作の映画)

3.0

タイでの話なのに、バブルの香りと南国のような緩い空気が流れていた。清水美沙の詐欺を重ねるごとにのぼせていく様に変貌していく姿に、時代性を感じた。
ピアスを買ってくれる萩原聖人に気を持たせるようなボディ
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夜明け(2018年製作の映画)

3.5

ファンタジーという項目、夜明けというタイトル、始まりの夜の海辺での綺麗なシーン。うっとりしながら鑑賞していたのに、すぐ不安な怖い気持ちで絶望落とされた気分になった。一番怖いのはこの絶望に突き落とされる>>続きを読む