Ricottaさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

美女と野獣(2017年製作の映画)

4.0

"本当に綺麗なのは心"

美しい映像と音楽、心の変化、愛への気づき、もう終始心がぎゅうぎゅう締め付けられていました。

人ってそう簡単に変わるものじゃない上に"愛情"という難しすぎる大きな変化を求めら
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ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

3.7

"NoというのはYesが怖いからよ"

舞台ANNIEを観に行くのにちなんで鑑賞。
今までのアニーと少し違って現代によく寄せた子どもらしさや社会の状況、それを取り巻く大人たちに変わっていました。ストー
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.5

"もう急ぐことはない"

自分の求めていた何かに気づき、それがやっと手に入った時満たされる心。安心感に溢れた後半の曲やマンマミーアのテーマソングも再度聞くと聞こえ方が変わってきて、それを冒頭と中盤、ラ
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フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.3

"人間は無力よコントロールなんて出来ない"

自分の名誉、信念、人生。
何を心にし、どう健気に生きてきたって他人から見たら信用には値しないこと。
私を信じて〜〜〜なんて叫びの理解はそりゃ他者には難しい
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サプライズ(2011年製作の映画)

3.0

主人公の覚醒っぷりが潔いし、生きる力が凄すぎた、、、
お金に目がくらみ、家族という絆や愛を失う事に何も感じなくなってしまう、なんて残忍な話なんだろうと。

ラストに向けてしっかり盛り上げてくれていて、
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フッテージ(2012年製作の映画)

3.1

イーサン・ホークだからとつい手を伸ばしました。

魅せ方が上手すぎてぞくぞくとヒヤヒヤが止まらなかった、、、
じんわり、と見せかけてなかなかのパンチをいれてくる。後半がやたらと迫ってきてずっしりしてる
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セレンディピティ(2001年製作の映画)

3.7

"偶然は運命だと思うの"
"じゃあ決められた運命は変えられない?"

好きなバンドのボーカルからセレンディピティという言葉を知り、素敵な言葉だなと思いながら数年心に留めて何事も前向きに捉えてきたので私
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ピッチ・パーフェクト2(2015年製作の映画)

4.0

"君もみんなも才能がある、問題は何が君を特別にするかだ"

学生最後のペラーズは、1作目と違ってプロの世界に更に踏み入れ、だからこその新しい課題が沢山。それが"才能"そして"将来"でした。楽しむだけじ
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.8

"リスクも必要よ 普通じゃ勝てない"

安定を作り上げるのも凄い事。
けどもうその安定じゃいられなくなった状況をどう変化させたら良いのか。

自然と、心の内から出る"気持ち"は安定からは生まれない。
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13 ラブ 30 サーティン・ラブ・サーティ(2004年製作の映画)

3.8

"選択を間違えて後悔したことある?"
"いいえ、間違いをしなければ正す方法は学べないもの"


"今"を生きる瞬間は、歳を重ねることに魅力を感じ期待をする。けれどどんな歳にもその時々の悩みも問題もあっ
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デッド or キル(2012年製作の映画)

2.6

"追い詰められた時こそ思考力や道徳、理性が試されるんだよ"

って、それなりに良いこと言ってた。
けど本当に救いようのない映画だった(笑)
なにも解決しない、謎も何一つ解けない映画だったけれど、ボーッ
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.5

"そろそろ何か始めないと"

堕ちるとこまで堕ちていく主人公と、その周りにいる友との友情と、止まれない、走るしかない現状。いつでも何かに追われている感じがする。

音楽がとってもとっても格好いい。
U
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.8

"幸せは、愛される者と呼ばれ愛されてると感じること"


誰にでもある"栄光"。前向きになるために過去の自分と今の自分を切り離そうと必死な主人公を見ていると、もどかしさが募って仕方がなかった。どんな人
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

4.1

"この世で最高の幸せは、誰かを愛して、そしてその人から愛されること"


なかなかタイミングを逃して観られずにいた作品。今観て良かった、、、
恋愛の意味を、愛の意味を、自分が分からなくなっちゃった時に
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.7

"他人は鏡のような存在ね"
"自分を知るための手がかり"
"他人の姿に自分を映すのよ"


「誰か」の影響はとっても大きくて、いろんなタイミングときっかけが揃って様々な学びを与えてくれる。閉ざされた心
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.2

久しぶりのスプラッター映画はかなりパンチが効いていて、なんだかモヤっとした週末を迎えたので自然と手が伸びてサラッと観ました。(笑)

映画を選ぶとき、その時々の自己の状態って大事だなと思うんだけれど、
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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.7

ティムバートンのいつもの不気味で個性的すぎるキャラクターたちなのはもちろん、スウィーニートッド以来の久しぶりなダークな作品な気がします。

本題の通りの奇妙さでいっぱいの人々、世界。彼にしか表現出来な
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.3

"夢追い人たちに、乾杯を"


夢、運命の人、音楽、煌めく景色。キラキラ光る空気の中に、沢山の感情が篭っていました。

希望を持つってことは、それだけの試練もあるって事。運命の誰かはきっといるっていう
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ハッピーエンドが書けるまで(2012年製作の映画)

3.6

"誰も動かない 部屋が暗くなっても"

ゆったり、じんわり、特殊ではありながらもなんだか身近さを感じる家族愛に溢れた映画。
家族って何にも代えられないんだなって改めて。

愛しているからこその"信じて
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バレンタインデー(2010年製作の映画)

4.0

"結婚って考えた末に決めることかな?直感するものじゃ"
"愛っていうのは良いところだけじゃなくて悪いところもまるごと愛すこと"
"チャンスを作るものじゃないの"


いつもは1つ、言葉を厳選するのだけ
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バイオハザードV リトリビューション(2012年製作の映画)

3.5

バイオハザード史上最も"女性"にスポットが当たっているのではないかなと。
凛とした強さの裏にある弱さとか愛されたい欲望や、一般的に家庭を持ちたい憧れとか。女同士の戦いも満載。女性としては見ていて楽しか
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ブラック・スキャンダル(2015年製作の映画)

3.3

しっとりじんわり恐ろしさが迫ってくる感じ。裏社会では男たちがきっと何か手を回して自分の利益や尊厳を守ろうと動いている、、、


ジョニー・デップの役への入り具合はやっぱり素晴らしい。ギャングか取り憑い
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バイオハザード IV アフターライフ(2010年製作の映画)

3.5

"お前は仲間を大切にしすぎる"

それが不可だと言われても、仲間に誇りを持つアリス。この世界だからこそ拠り所が欲しいのも、安心したさも、女性の弱さも少し感じられた瞬間。

マトリックスかと思う細かな描
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ツーリスト(2010年製作の映画)

3.4

"女性は質問系が嫌いよ ご飯に誘って"

どこかミステリアスで、でも凛としてて、何かに追われる中ですら美しくかわしていく。そこにちょっとのスリルを纏ったそんな女性が観たくなったら観るお気に入りの作品
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バイオハザード III(2007年製作の映画)

3.4

6を観た後の見直し中。

なんだかグダッとしたイメージ。
けれどこの計画がどう繋がっていくのか、最後には楽しみな気持ちになるから持ってき方はうまい。自分がコピーされるってどんな気持ちなんだろうな、、、
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バイオハザード II アポカリプス(2004年製作の映画)

3.7

ファイナルを観てから数年ぶりに見直しスタート。記憶がかなり薄かったので、こんなシーンもあったなと思い出し懐かしみながら。

流石の迫力で、CGというよりカメラワークで持っていく本気のアクションという感
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.8

"聞く力が無いのは私たちなのかもしれない"

障害をどう捉えるか。彼らの孤独を作っているのは健常者の方なのかもしれない。なんて悶々と心に残った作品。
何か大きく劣るところも、逆に優れるところも誰にだっ
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ウォーム・ボディーズ(2013年製作の映画)

3.9

そうそう、この面白味。
映画館で鑑賞したのですが久しぶりに再度。
大好きなゾンビ物、定番の流れかと思いきやイケメンゾンビが人間に恋をしちゃく面白味に溢れた映画。突っ込みどころ満載だけれど小さい映画館の
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.8

"誰かと一緒にいたいの
もう待つのは疲れた"

誰を愛しているかは分かっているはずなのに、言葉に出来ない、伝えられないもどかしさ。2人の記憶のすれ違いから遠回りを繰り返すけれど、結局は自分の愛おしい誰
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バイオハザード:ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

3.5

"それがあなたの精一杯?"

自分の強さを秘めるが故のこの言葉が幾度か出てきました。格好いい、、、

観る機会があったので観てきた、その程度だったのでこの一個前の作品を観てないままの鑑賞。初期の作品を
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チャッピー(2015年製作の映画)

4.0

"他の人に君の可能性を奪わせるな"

自己の可能性を拡げるのも狭めるのも自分次第だけれど、無垢な状態を利用してその可能性の幅を狭め道を作っていこうとする悪どい存在だっている。いかに自己を持ち続けるかだ
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セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

4.3

"若い時は何でもこの世の終わりのように思えちゃうんだ。でもこれは始まりなんだよ"

『ヘアスプレー』を観てたらザック・エプロンを見たくなって、ちょうど17歳の時に見た思い出深い本作を再度。だからもう5
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

4.5

"治療法がないから愛は深まる"
"パパは夢を実現してすばらしい物を手に入れた"

夢へ近く為には勇気を持って挑戦すること。したいことをするって、夢を叶えるって、この上ないハッピーなんだ!なんて夢見る楽
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小悪魔はなぜモテる?!(2010年製作の映画)

3.6

"みんなには関係ない"

ティーンならではの悩みと人付き合いがしっかり詰まっていて、女性なら共感できることだらけの笑いに溢れた作品でした。
タイトル的に日本ではそんなに大きく出されなかったらしいけれど
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.0

"くそ、君の事しか思い浮かばない"

普通とはちょっと違った恋愛物。
記憶の世界の切り替わり、交わりが面白くて表現がどんどん変わって引き込まれました。時系列が交わっているので、見終わるころに理解できま
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.7

"運命が手を差し出してる"
"その手を掴まないと一生悔やむことになるぞ"

運命なんてあるもんか、なんて思ってたけれど、パットとティファニーの出会いそのものが運命で、その後もそうで運命ってあるもんなん
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