roadさんの映画レビュー・感想・評価

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メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

2.0

設定、脚本と深くは考えていないようで矛盾ありすぎの突っ込み所満載。

アイ・アム・デビッド(2004年製作の映画)

3.0

デンマークの作家アン・ホルム原作による世界的なベストセラー小説の映画化作品。第二次大戦後、ブルガリアの強制収容所から脱走した12歳の少年が、さまざまな試練と出会いながら苦難の旅を続ける姿を描く。
話の
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12モンキーズ(1995年製作の映画)

4.5

テリー・ギリアム監督のSFサスペンス。
十数年ぶりに鑑賞したが、監督らしい世界観の中、到る所に散りばめられた伏線とその回収はやはり面白い。

凶悪(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

実際に殺人を犯した須藤や木村はもちろん凶悪だが、それに関わる一見普通の牛場家の人たち、さらには殺人そのものとは全く無関係の藤井やその妻にも狂気を感じさせる。でも、妻に「楽しかったんでしょ?」と言わせた>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

2.0

『インディ・ジョーンズ』シリーズ第4作。
過去のインディー作品や他の映画へのオマージュが見られ、そういう部分は楽しめるが、今作で過去のシリーズ作品ほどの面白さを感じたとは言えない。

カリフォルニア・ダウン(2015年製作の映画)

2.0

カリフォルニアを襲う巨大地震の脅威を描くパニックアクション。
離婚の原因ともなる下の娘の死を救えなかったという出来事においては、主人公レイがレスキュー隊員であることが重要なのだろうが、メインストーリー
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.5

列車の中で偶然出会った1組の若い男女。限られた時間の中で二人のあいだに芽生える真実の恋を描く。
翌朝までの14時間、偶然出会った男女がウィーンの街を散策し、会話を重ねるだけといってもよいシンプルなラブ
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きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

3.0

『(500)日のサマー』の脚本コンビが本作でも脚本担当ということで期待しすぎた感はあったが、さすがに脚本自体は良い。特にヘイゼルがあれほどこだわった小説、その作家ヴァン・ホーテンの話(アキレスと亀、ト>>続きを読む

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.5

『ミッション:インポッシブル』シリーズ5作目。サスペンス、アクションとバランスもよく楽しめた。が、字幕・・・

トラッシュ!-この街が輝く日まで-(2014年製作の映画)

3.5

監督スティーヴン・ダルドリー、脚本リチャード・カーティス、ブラジルを舞台にするに当たりフェルナンド・メイレレスを製作の一員とするなど、期待せざるを得ない顔ぶれ。正直、終盤の展開など、あれ?と思うところ>>続きを読む

ストロボ・エッジ(2015年製作の映画)

2.0

ストーリーは王道だが、それぞれの恋愛の話のみで薄く、抱える悩みも疑問だらけ。今時の高校生がどういうものかよく知らんけど。

ドライブ・ハード(2014年製作の映画)

2.0

教習所の教官として働いている元レーサーが、思わぬ事から銀行強盗の共犯にされてしまうことに。
コメディ要素が強くカーチェイスもあるけどアクションは全体的に地味目。

予告犯(2015年製作の映画)

3.5

ご都合主義や突っ込み所もあるけど、意外に面白く、よくできているなと感じた。ラストが示すとおりサスペンスではなくヒューマンドラマであり、ましてやダークヒーローを期待してはいけない。終始仕掛けられるミスリ>>続きを読む

ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

3.0

『ターミネーター』シリーズ5作目。
1や2へのオマージュもふんだんに見られ、2017年に舞台を移す前までは楽しめる。

リメイニング(2014年製作の映画)

2.5

パニックホラー仕立てだが、新約聖書に記された世界の終末を題材とした作品。
聖書やキリスト教について詳しくなくても、ましてや「携挙」なんて知らなくても言いたいことは分かるが、日本人には向かない。そしてダ
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ウォント・バック・ダウン ママたちの学校戦争(2012年製作の映画)

3.0

貧困層の地域にある公立小学校に娘を通わせるシングルマザーと、同じく息子を通わせ、かつ同校教師の2人が、やる気のない学校、教師から満足な教育を受けていないと不満を抱き、学校を改革すべく立ち上がるという、>>続きを読む

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

3.5

知的障害を持つ父親と、幼い娘との純粋な愛をビートルズの曲とともに描いた作品。数々のビートルズのカバー曲が選曲を含めてとにかく素晴らしい。

ドラキュラZERO(2014年製作の映画)

3.0

ブラム・ストーカーの小説『ドラキュラ』に基づいて製作された作品。
愛する家族と国を守るために力を欲し、吸血鬼となった男の悲しく切ない物語で、アクションもあれどドラマ性をより強く感じる。と言ってもストー
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13F(1999年製作の映画)

3.5

現実と仮想現実の世界に翻弄される男の恐怖を描いたSF。さすがに今観ると先の読めてしまう展開ではあるが、脚本そのものは秀逸というかSFとしては王道。

「我思う、ゆえに我あり」

ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

3.0

『ワイルド・スピード』シリーズ7作目。
さすがにラストはグッとくるものがある。
ポール・ウォーカーよ永遠に

くちびるに歌を(2015年製作の映画)

3.0

生徒たちの合唱や五島列島の風景、映像などは良いが、ストーリーはベタな部類だろうし、感動ありきと言えなくもない。伏線もうまく回収したかと思えば、明らかなご都合主義があったりなど両極端でうまく入って観るこ>>続きを読む

タイム・チェイサー(2013年製作の映画)

2.0

『シックス・センス』の名子役ハーレイ・ジョエル・オスメントが主演を務め、行方不明になった父と再会するべくタイムトラベルに挑む科学者役を演じたSFサスペンス、とは言うものの皆様のレビュー通りドラマ部分の>>続きを読む

スティールワールド(2014年製作の映画)

2.0

UFOで飛来した謎のロボットに支配された未来の地球を舞台に、偶然から管理システムの制御を逃れた少年少女たちが決死の反乱を展開する。壮大な設定のディストピアSF。
VFXや一部の設定は良いけど、終始漂う
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.5

OSに恋をする男を描いたSFラブストーリーが本質ではなく、それを通して前妻との関係性を見つめ直し、愛とは人間関係とはに主人公が気付き成長する物語であると思う。
アカデミー賞脚本賞を受賞したのも頷ける脚
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フィッシュストーリー(2009年製作の映画)

3.5

伊坂幸太郎による短編小説が原作。
幾つかのエピソードがラストで繋がるスタイルは爽快さもあり、練られた脚本、構成でなかなか面白いし好みだが、その繋がりの部分でやや物足りなさを感じる面もあった。
映画、音
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.0

第二次世界大戦時、ドイツの世界最強の暗号エニグマを解き明かした天才数学者アラン・チューリングの波乱の人生を描いた伝記映画。
少年時代、戦時中、戦後と時系列を前後させながら、暗号、同性愛、アスペルガー症
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マッド・ガンズ(2014年製作の映画)

3.0

皆さんのご指摘同様、邦題と紹介文から想像する近未来サバイバルアクションではなく、ディストピア世界での家族の物語といった様相だった。低予算作品ならではの荒廃した近未来ディストピア世界の表現方法、役者陣の>>続きを読む

悪童日記(2013年製作の映画)

4.5

ハンガリー出身の亡命女性作家アゴタ・クリストフの同名小説が原作。
主役の双子の名前も明かされなければ、(おおよその見当はつくが)場所も明確には示されない。そして双子視点でありながら、ほぼ感情や心理描写
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クール・ランニング(1993年製作の映画)

3.0

南国ジャマイカのボブスレーチームが、カナダのカルガリーで1988年に行われた冬季オリンピックに初出場した実話を基に、フィクションのエピソードを加えて制作された作品。
懐かしい。楽しい。

オデッセイ(2015年製作の映画)

2.5

科学考証的にもストーリー的にもご都合主義なのは否めず、説明不足な面も多々感じられるが、主人公が生き抜くためにとる計算と行動は興味深く観られた。リドリー・スコット監督のわりには映像もそれ程でもない。
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トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

4.0

人類が繁殖能力を失った近未来のイギリスを舞台に、奇跡的に妊娠を果たした若い女性を守ることになった男を描いた作品。
やはり長回し風のシーンが素晴らしく、技術的な映像表現に加えて、冒頭の爆破、乗用車襲撃、
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セッション(2014年製作の映画)

4.0

ジャズドラムを学ぼうと名門音楽学校に入った青年と、彼にすさまじいスパルタ的指導を行う教師の姿を描く。
単純に引き込まれて面白かった。ラストのニーマンとフレッチャー間での展開に驚愕。

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.0

やはり実際に12年という年月をかけて撮影したのは画期的かつ驚異的。ストーリー構成としては凡庸だが、人の日常はそういうものだろうし、映画的な事件や事故に巻き込まれることなんてそうそうないわけで、個人的に>>続きを読む

ぼくらの七日間戦争(1988年製作の映画)

2.5

管理教育に抑圧された中学生が、学校教師や大人に「戦争」を挑む。
TMNの曲含め、とりあえず懐かしいが、元々全共闘や学生運動がモデルになっているのと、当時でもあり得ないであろう、教師(大人)=悪という構
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麦の穂をゆらす風(2006年製作の映画)

3.5

アイルランド独立戦争とその後のアイルランド内戦を背景に、英愛条約をめぐって対立することになる兄弟を描いた作品。
アイルランドの近代史を知るにはよいが重い、ひたすら重い。

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