stさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

5.0

愉快痛快爽快アニメ。人工知能と戦う少し変わり者の家族、てことなんだけど、ブラックジョークもあるし、なんせ斜視の犬モンチ。何か特別なことが起こる訳ではなく、父娘のあの関係性があーなってこーなって。とても>>続きを読む

ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

5.0

KANGOLといえば、今回も。強い女性は好きなのでこのストーリーも好みです。ショッピングモールの紙袋さえお洒落に見えてしまうぐらい、タランティーノマジックかかりました。すり替えすり替えの展開でワクワク>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

5.0

モノクロのせいか、彼らの気持ちの奥を見ようと集中できた気がする。気持ちって何だろう。自分のことをわかれる人は強いと思うし、相手の気持ちをわかろうと寄り添える人も強いと思う。その強さが身につくまでの、も>>続きを読む

先に愛した人(2018年製作の映画)

5.0

みんなが正直に生きたいだけなのに、を、人情混じりでそんなに押し付けがましさなく。台湾の色味が切なさを緩和してくれた。屋台のチキンもたまには必要。

ファーザー(2020年製作の映画)

5.0

ほんとの恐怖ってこういうことなんだな。。時間が進むにつれどんどん恐くなるし不安になる。認知症の疑似体験をした気分になって、最後がとてつもなく苦しく辛かった、、誰にも向けられない哀しみと恐怖。

キング・オブ・スタテンアイランド(2020年製作の映画)

5.0

ブシェミチェックから鑑賞。現代ぽさ全開で進む物語。主演の彼の半自伝的な作品だとか。人生は、はね返してはね返して、たまに受け入れての繰り返しだと思ってるので頷ける場面もあった。みんな自分のことが好きだし>>続きを読む

若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

5.0

冒頭の描写、官能的であるはずだけど、美しさが勝つ不思議体験。仕立てられるドレスの妖艶さに彼の欲望が詰まってる気がしたな。ちまきからのイマジネーションは、ちょとクスり笑 ウォン・カーウァイ作品の色味は相>>続きを読む

ロストケア(2023年製作の映画)

5.0

死に対して納得できる強さと、落としどころを探れる術が必要かもしれない。これからはそれらを身につけていきたいなと思う。生きることをそうしようと思う。ところで舞台挨拶バージョンだったので、永遠の憧れ長澤ま>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

5.0

上映してるんだもん、観に行こう。自分のタイミングが合わず観ずに過ごしてきた昨日までの時間グッバイ。格別だな、これは。登場人物全員好き。ずーーーっと色っぽくてスリリングでキュートで苛立つ。感情を使い果た>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

5.0

映画館のスクリーンでまじまじと、人間の隠しておきたい嫌〜な部分をドーーンとスクリーンで観たこと思い出した。寺島しのぶさんの役柄がほんとにキツかた。。

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

5.0

何回観るんだろう。初めて観た時から虜のままの作品。主演ふたりの美しさに紛れやすいけど、内容もすごく好きだ。場面場面の光の入り方や肌の質感がとても魅力的で、いつまでもドキドキする。通り過ぎた恋をこんな風>>続きを読む

対峙(2021年製作の映画)

5.0

わかってたけど、気持ちに終わりが見えない映画だた。。対峙したのは両極にいてる夫婦たち。だけど、自分自身との対峙にも思う。歩み寄るなんて生ぬるいことで着飾らない内容だったな。。現実に近いと思う。

少女(2017年製作の映画)

5.0

これは圧倒的だった。高校生独特の閉鎖的な世界観の空気がまとわりつく。観ながら息苦しさを覚える。知らぬ間に抱え込んでいくモノに対しバランスがとれなくなっていく。隣の誰かも同じだと知る。試したくなる。かば>>続きを読む

イチケイのカラス(2023年製作の映画)

5.0

母親が竹野内豊さんに目がなく同行鑑賞。黒木華のお芝居がコメディ要素の部分も大袈裟に感じなくて心地よかった~ 内容も良かった。不条理だし不平等なのが社会で人間。それを少しでも緩和するのが法律なのかな。誰>>続きを読む

ベイビーティース(2019年製作の映画)

5.0

独特の映像と感覚だなと思う。セカチューとは違う。病を患ってモノは苦手だけど、この雰囲気は苦痛じゃなかった。海辺にて、は、たまらないものがある。

言の葉の庭(2013年製作の映画)

5.0

エロすぎた。そう感じることしかできなくなるくらい、大人になってしまった。映像美と比例しない感想。。ほんとに絵は美しい。

インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~(2018年製作の映画)

5.0

アメリカ満載なんだけど、ヤラれちゃた。。感涙 エンドロールずるい。里親制度を優等生に描いてくれてる。ミートボール(犬)とおばあちゃん(父の母) いいよね◎

国選弁護人ユン・ジンウォン(2015年製作の映画)

5.0

ユン・ゲサン 前観た作品で気になって鑑賞。韓国の弁護モノ 好きだな。あるあるの実話ベース。周りの配役も安定感ばっちり。国が絡むことに巻き込まれる人生は本当に大変。どこの国も同じなんだな。国家には犠牲に>>続きを読む

ダブル・サスペクツ/ルーベ、嘆きの光(2019年製作の映画)

4.5

レアが観たくてシリーズになりそう。。この国の人の怒り方に苦手意識覚えだしちゃた。

ミッドナイト・ファミリー(2019年製作の映画)

5.0

いや~、現実だとは。。カーチェイスさながらで事故現場まで走る救急車は 様々な背景を抱えてる。自助という言葉がよぎるのは お門違いかもしれないけれど。インパクトのあるドキュメント。

ワンナイト・カップル(2015年製作の映画)

5.0

配信でたまたま見つけて観たら 良かった。にわとりが先か卵が先か みたいな話だよ 恋愛なんて。ていう 後押しをされたい人には勇気づけられるよ☆

ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

5.0

高校生の時か?こんなお洒落な映画があるのかと どひゃどひゃした!ダンカンが焼くソーセージが忘れらんなくてDVD買た。食事場面好き開花映画。美味しいディナーみたいに後味悪くない映画だよ。

イーグル vs シャーク(2007年製作の映画)

4.5

日曜日の朝に観る映画だな、と日曜日の朝に観て思た。監督の 発想力 想像力 創造力が豊かで 自分にない感覚で恋愛模様を見せてくれた。

ワイルド・スタイル(1982年製作の映画)

5.0

友人がhiphopの教科書と言うので。貧困から生まれる文化は やはり 生臭くてかこいいな。て思うのは 端から見てるからで、当事者たちは懸命でそこがかこいいんだけど。ていうのも端から見た感想。本物って強>>続きを読む

ブエノスアイレス 4Kレストア版(1997年製作の映画)

5.0

ずっと観たかった映画を映画館で観れる幸せ。モノクロの前半ですら カラフルに感じる現象をカーウァイズムといいます。嘘です。何も起こらないラブストーリーにカーウァイフィルターを通し 高揚することをカーウァ>>続きを読む

おろかもの(2019年製作の映画)

5.0

すごく現実に近い。伴侶となる覚悟をした人は強い。あとは おろかもの。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

ソン・ガンホを急に観たくなって。初めて観たとき、まずは半地下というものが存在することに驚かされたんだよね。今回もあの家の構図のインパクトは凄かた。臭いがきっかけ、そうなるよね。

恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

5.0

随分前にレンタルして観たけど ほぼ記憶なく新鮮に鑑賞。美男美女て、やぱり強いなあ、と思わせてくれる。天使の涙と舞台になる街は同じ?だよね。ふたつとも切ない恋の話だけど ふたつともポップで明るい。主題歌>>続きを読む

それから(2017年製作の映画)

4.5

詩的なんだか リアルなんだか。男性の態度がなんかイヤだ 女性目線で観てしまいたくなかたけど この感想笑

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

5.0

高校生の頃に鑑賞して価値観を覆された映画。全てが新鮮で衝撃だた。ビニール袋が舞えばこの作品を思い出し、ファーストフードのドライブスルーでもこの作品を思い出す。あの頃の表現し難い気持ちに理由を付けてくれ>>続きを読む

天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

5.0

ウォン・カーウァイブランドということで前情報ゼロで鑑賞。殺し屋の彼がかなり魅力的で それだけで終始満足でした。時代の流行は数あれど、彼の監督する作品の色使いは永遠なのかな。内容も好き、誰も幸せにならな>>続きを読む

C.R.A.Z.Y.(2005年製作の映画)

4.5

家族との距離感はいつの時代も難しい。壊れる前に、ね。レコードは壊れても代わりがあったりするけど。crazyのオチ、に父愛。

女神の継承(2021年製作の映画)

5.0

憑依 祈祷 ゾンビ 手持ちカメラ 不変アイテムをうまく魅せた て感じ。思てたよりエンタメホラー。ナ・ホンジンさんは祈祷師をインチキくさく描くのが好みなのかな笑 お線香を逆さに立ててから 追い込みかけ>>続きを読む

三姉妹(2020年製作の映画)

5.0

これを観て 不快な気分だけ残る人もいるんだろうなと思う。三人に共感できることはなかったけど、必死にバランスをとりながら生きてる姿にはうなづけてしまった。崩れてからが強いんだよね。

友情にSOS(2022年製作の映画)

5.0

全員が白人だったら物語にならない、てことだもんね。お庭にある看板とか皮肉めいた演出。人種差別を目の当たりにした時のどん底ってほんとにしんどい。たまたま白人だし、たまたま黒人だし、たまたま日本人だし。ま>>続きを読む