バッハルさんの映画レビュー・感想・評価

バッハル

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ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

4.0

ヒッチコックっぽいことやってて胃がキリキリ。
車をパンした時にかかる音楽のタイミングとかかっこいいし、そのあとオープニングと同じショットが回収?されるのが気持ちよかった。
流れる曲の歌詞大切なんだろう
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

3.3

ムカついたからもう観ないかも。
殴るシーンがほとんど嘘すぎる瞬間しかないのも気になった。

風と共に散る(1956年製作の映画)

4.6

照明の感じがめちゃくちゃ良いしあらゆるカットが好み。あと残酷すぎる。

山椒大夫(1954年製作の映画)

4.2

主役の男の演技見てると画面に入ってぶん殴りたくなる衝動に駆られて止められなかった。演技下手じゃね
ラストが既視感ありすぎてびっくりした。絶対色んなあれこれ影響受けてるやんこれが元祖なんか。

近松物語(1954年製作の映画)

4.2

話自体はアホ2人の普通のドタバタ逃避行だけど、異常に輝いてる。

ミラノ、愛に生きる(2009年製作の映画)

4.6

キレッキレで終始えぐいテンポ。なんだこれすごすぎるって何回言ったんだろう。

パリのランデブー(1994年製作の映画)

4.3

全話方向の違う魅力があって本当に良かったけど、第3話が鬼のように良かった。全てのシーンあらゆるカットが大好き。光が凄く良くて神聖なものすら感じた。(というかカットと光は2話の途中から尻上がりでどんどん>>続きを読む

木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992年製作の映画)

3.5

1、2、6、7章をずっと観ていたい。
4章の女性2人の会話から5章にかけてがとにかくうるさいし長く感じてしまった。
記者ブランディーヌさんがすごいタイプ。

フェリーニのローマ(1972年製作の映画)

3.4

全部一気見はしないかもやけどチャプターだけ見るのとかは全然ありやなという感じ。
正直チャプター8のポートビルショーの終盤まではクソだな早よ終わらんかいと思いながら観てたけど、終盤で戦争を意識させられた
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残菊物語(1939年製作の映画)

4.3

50年代くらいかなと思いきや39年のこの衝撃。
あとスイカ切るシーンが異常に涼やか。

間奏曲(1957年製作の映画)

4.2

音楽の付け方サイコパスすぎる。
ベッドから抜け出し湖へと自殺へ駆け出すシーンの美しさ。
「支える」という言葉の厚かましさ。
欲望の肯定という現代にも通ずるテーマ。でもこれ主役が白人金髪美女だから成立し
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イレイザーヘッド(1977年製作の映画)

4.6

キューブリックと凄く近い資質があるんだなと思った。リンチはどの作品もある瞬間からブーストする感覚が強いが、これは2001年宇宙の旅のトランス状態に近いものを感じた。1作目がその作家の核だみたいに言われ>>続きを読む

ぼくのお日さま(2024年製作の映画)

3.9

主題歌なぜこれなんだ。悪い意味でひっくり返される感覚。もったいなすぎる本編すごく良かったのに。

ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

3.7

ポスターが悪すぎる。あと中盤色んな所が同時に怒鳴ってて本当にうるさい。
ずっと面白くはあるんだけど、両親が出てきてからは本当に面白くなる。ただもっと短くても良いと思う。
ラストシーンの素晴らしさ。時世
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