木暮さんの映画レビュー・感想・評価

木暮

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上海ルージュ(1995年製作の映画)

3.6

んーなんかなんともいえない
中華マフィア映画はなんかとてもよいけど、エンタメ色強めかも。

そして船は行く(1983年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

最初の無声白黒から音楽が入って、段々カラーになっていくところだけでも見てよかったと思った。
船ずっと揺れてるのも細かくてすごい。
ピナバウシュの存在感がすごい。でも踊らない。
細かくて深い設定で、ほん
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ウッドストック/愛と平和と音楽の三日間(1970年製作の映画)

3.5

すごい人。ほんとにベトナム戦争嫌だったんですね皆が。だから大人も許容した。
しない人もいたけど。

ジミヘンのアメリカ国家泣けますね。
愛国ってこういうことでしょ。

ハムレット(1948年製作の映画)

3.6

ハムレット読んでないのであれですが。
悲劇なのか、これは。悲劇だけど。
悲しくない。
物語重視とはこういうことかとびっくりした。
詩的な含みはあるけども。
戯曲はもっと違うのかな?

一個だけ印象に残
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.5

エンドロールでベタにじんわり泣きました。
セリフが少なく映画映画したまさに映画って感じ。
マンの小説を読んでいないけど、ほとんどが描写なんだろうか。

何かに惹かれる時というのは、こんなにも人の気分を
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ボウリング・フォー・コロンバイン(2002年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

Kマートを動かしたことに感動した。
それだけですばらしい映画だ。

アメリカがこうなったのは、憎しみや差別の感情が人々に強いから。恐怖を煽るテレビと資本主義が根本。
郊外は娯楽がなく閉鎖的なので特にテ
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甘い生活(1959年製作の映画)

3.6

わかるなぁ。
でも文学志望でここまでになっちゃうのは、文学志望か?という気がする。途中で気づかないかな。
友人の死のせいにしても。
だからだめなんだろうけども。
顔だけの人ってこうだよなー。
めったに
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ピクニック(1936年製作の映画)

3.7

バタイユがでてる!びっくり
官能って自然の中にあるんですね。

ベロニカ・フォスのあこがれ(1982年製作の映画)

3.5

白黒だけど古いわけじゃなくあえての白黒

わざとらしいし
よさがわからない

でも意外と頭に残る

11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち(2011年製作の映画)

3.5

あの裏で豊穣の海を書いていたなんてほんとに信じられない。二重人格的に見える。

全部わかっていて、それでもなお。

観念を美化するのはおそろしい。
戦後に急に変わることができなかった純粋な人なんだなぁ
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バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

すごくいい

さいごブレンダ歌うのはちょっと間とびすぎる気がするけども

全体的にすごくいい

あのときサルの車に乗っていれば
の画面チカチカは幻日なんだろう

風呂の回りをアフリカ系の人に囲まれた映
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8 1/2(1963年製作の映画)

3.6

フェリーニですらこうなのか、、と思うとなんか愕然としてしまった。。

心を読む道化がとてもよかった。

カトリックによって去勢された女性への興味と
最後は空の論理

(1954年製作の映画)

4.3

なんだろう、言葉にならない。
映画だなぁ。
心に残る。
一瞬一瞬のシーンを愛おしく思う。

まったく退屈することもなく、1度も時計をみることなく終わった私の中では稀有な映画。


追記

と、は思った
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.7

これはあれですね、元ネタはおそらく。
ロシア文学の。

工場とか労働者を描くのが好きなんですね。
というか、主題なのか。

マッチとたばこ
マッチ売りの少女

親はずっと子供あつかい

なんか段々顔つ
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エル・トポ(1970年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

思ったよりよくなかった。
ただびっくりはした。こんなの見たことない。
人間ってほんと醜いよなぁ、
示唆に富んでいた。
こうでしょ、と突きつけられた。

7歳の誕生日、びっくり。埋める。
ラスト掘る。
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雨月物語(1953年製作の映画)

4.1

古典って、語り継がれる物語ってこういうことだよなーと思った。
誰が書いたかわからない、誰が元ネタかもはやわからない、そういう所から来たものが何度も何度も焼き直されて書かれる。
映画は説明なく描写できる
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罪と罰(1983年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の虫カサカサ音から殺す、肉加工工場の血を洗い流す排水溝のシーンがとても印象的。

音楽のかかり方がおしゃれ。
ロシア人女性?エヴァかわいい。
ラストエヴァみて戻って自首からの、歌詞のリリック。"殺
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.0

ほんとかわいい
安心してみれる。
不安を煽るようなわざとらしい音楽もなく。
こういう映画が好きだな

そのわりには考えさせられたりもする。

ラスト最高〜
クー!

サクリファイス(1986年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

とても素晴らしかった。この映画で表されていることを忘れないで生きたいと思う。たまに見ようと思う。
ただちょーっとだけ冒頭とかクサいかな。
哲学文学芸術頻発しすぎて。

芸術家や宗教家は俗人からみたらた
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レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う(1994年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

フランス部は何?よくわからなかった、けどそれでいいかと。面白かった。
鼻はゴーゴリの鼻なんだと思う、ロシアだし。
なんかおしゃれになってた。
映画っていうより演劇チックなのかもしれないと思った。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.7

さぞかし面白いんだろうと思っていたけど、わたしにはあんまり、、。
物語と構成。ラストは、ん〜
深そうに見せかけてふざけ狂ってる
くだらない話パルプフィクションってとこなのかな?
映画大好き、みんなこう
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イメージの本(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしかった。わたしは同じ映画を2度見れないんだけどこれは物語がないから見れるし、何度でも見たい。

必要だったのはテクスト(諸宗教の聖典)でなくイメージの本。

ベンヤミン的なことだと思う。

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ヨーゼフ・ボイスは挑発する(2017年製作の映画)

3.7

すごい人だ。ほんものだ。
周囲に支えや、意見の交えられる人がいたらもっと違ったのかも知れないだろうに、難しいなぁ革命は。
でも現在も木と石の関係は変わり続けてるんだろうな。

世紀の光(2006年製作の映画)

4.2

最後ひっくり返った!

なんかわからんがドキドキするし
見終わって興奮する
じわる
境い目
やさしい
こわい
西洋の毒抜きしてもらった感

なぜNIEL&IRAIZA!

世紀の光っていう邦題はどうな
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HANA-BI(1997年製作の映画)

3.9

善悪なんてな、、って思わされる。
気丈に振る舞うとか笑って生きるとか考えないとか、できる人とできない人がいるよな。
最後まで刑事だった人(寺島進)みたいにはどうやったらなれるだろうと考える。
自分だっ
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