もんきちさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

もんきち

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48時間PART2 帰って来たふたり(1990年製作の映画)

4.0

「1とセットでどうぞ」

パート2が面白い稀有な例。無理矢理作った割にはウマくまとまってます。バディ感を「前作観てる前提」で割り切ったのは大正解。そこをイチからダラダラやられるとアウトでした。ニヤリと
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人生の特等席(2012年製作の映画)

3.0

「次作に期待」

監督はイーストウッド組。なるほどそのテの雰囲気。伏線も素直で深読み不要の解りやすさは〇。ただ娘視点の父親・恋愛・仕事の3つはちょっと押し込め過ぎ感あり。終始娘がバタバタしててせわしな
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.0

つまりは「庵野」

良くも悪くもとにかく庵野秀明。それ以上でも以下でもなし。

DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧(2015年製作の映画)

3.0

「つまらん邦画観るならこれ観よう」

まったく退屈する事なく怒涛の115分。ヘタな邦画より面白い。

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

2.5

「実話ベースは難しい」

個人的には退屈でした。イーストウッドらしからぬ直球に、戸惑いつつ長く感じた96分。一応右肩上がりなんですが結局最後まで振り切れないまま終わる。実話ベースの足枷。

君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

「3割ぐらいは画の凄さ」

序盤30分がスゴい。テンポと小気味良さで一気に引き込む。中盤からちょっと話がトッ散らかってきて最後で強引にまとめた感。脇キャラも立ってたし面白かった。なにより画がキレイなの
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ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年製作の映画)

2.5

「いいトコなし」

安い。なんだこの安さは。敵は3流、間延びした戦闘シーン、溢れる御都合主義、ダメ映画定番あるあるのパレードモブシーン、、。なによりヒロインと娘にまったく魅力がないのが致命的。どうした
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セブン(1995年製作の映画)

4.5

「いい塩梅です」

色味も音楽も重みあって〇。猟奇さや狂気っぷりが比較的ライトなのがチト物足りないでしょうか。7つの大罪の割には意外と宗教的要素がサラっとしてるのはわかりやすくていいかも。

SAFE セイフ(2012年製作の映画)

2.5

「寝落ち寸前」

アクション映画で途中で寝そうになるってなかなかないです。しかも90分尺なのに。もうあらゆる面がダメなんですけど一番のダメは女の子が全然魅力なし。ここだけでももう少しなんとかなってたら
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家族はつらいよ(2016年製作の映画)

3.0

「もはや何を撮っても山田節」

山田演出の幕の内弁当。老若男女+喜怒哀楽+ドタバタをこの顔ぶれでヤラれるとそりゃお腹イッパイ。チラチラする「男はつらいよ」や林家正蔵の小ギャグもアリと思わせる抜き加減。
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ルーム(2015年製作の映画)

3.0

「泣きたい時にどうぞ」

いやはや泣きました。子供のいる親なら泣きますこれは。演出のデキとか映画的技術はさておき、とにかく子役のジェイコブ・トレンブレイが愛おしくてたまりません。深読みすると裏テーマ見
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砂上の法廷(2015年製作の映画)

2.9

「重さはなし」

法廷モノにしては重量感が希薄なのはキアヌの所作のせいか。「ウソを見抜く」という助手の使い方もイマイチ。心理戦てワケでもなく全体的にサラっとしてました。これ息子軸ではなく母親軸にした方
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ノック・ノック(2015年製作の映画)

3.0

「変化球ですが面白い」

サイコ度も猟奇度も低くとにかく2人の美女が可愛過ぎてずっと「別にいいじゃん楽しそうじゃん」感が拭えないまま。これどこがスリラー?て思いつつラストのいいね!マークであ、これブラ
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.0

「半ドキュメンタリーです」

なるほどメディアに絡める辺りウマく造ってるなーと思いました。つまりドキュメンタリーモドキ。ロードムービー風なのがよかったです。ラストが重たい、ていうか恐ろしい。うーむ、、
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COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

4.0

「中アタリ」

なかなかキますこの殺伐としたドライ感。細かい説明描写がないのでそこそこの深読み力が必要ですが、この映画はストーリーよりも静かな狂気と荒涼とした雰囲気が染みる。ラストがウマくていい余韻。
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ナイト・チェイサー(2015年製作の映画)

3.0

「奇作です」

ずーっと頭の上に「?」が点灯したまま終盤まで。場面がダメ映画あるあるの廃工場になった時にはああもう終わった、、と思ったら、最後にまさかの超変化球でおおっ!となるもあまりの変化球っぷりに
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.0

「観る側の知識次第」

わかる人にはわかる小ネタをドコまで楽しめるか。色々知ってる人は楽しいかも。日本人にはわかりにくいニュアンスもあるのはちょっと残念。バカバカしくて楽しい映画でした。これは是非字幕
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

3.0

「娯楽大作には違いないので」

この映画は良し悪しを語る事にあんまり意味ないんでアレなんですが、とにかくディズニー配給になってすっかりクセの抜けたSWシリーズです。とりあえずは家族みんなで楽しい映画。

傷物語I 鉄血篇(2016年製作の映画)

3.5

「一般受けはしませんが」

前半と後半でクッキリ色合いが違ったのは観やすかった。TVアニメ観てる人には違和感ないシャフト節ですけど、予備知識なしで観た人にとってはよくわかんないですねって予備知識ない人
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アウトロー(2012年製作の映画)

3.0

「平凡」

泥臭くいくのかスタイリッシュにいくのか、どっちかハッキリしないんでどう観ていいかフワフワ。車もV8だしこの感じはよく見るフンイキで既視感バリバリ。「ジャック・リーチャー」てキャラをもっと立
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

2.0

「典型的なダメパニックモノ」

ガキのキャーキャー声でイライラの序盤から、おばけ屋敷風ビックリ演出の中盤を挟み、後は世界がどんどん小さく狭くなっていき最後は研究室、、というダメパニック映画お決まりの展
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狂った果実(1956年製作の映画)

3.5

「全編オーラ」

これが終戦から10年足らずて撮られたというのがとりあえずスゴい。裕次郎はまだ台詞だの演技だの言う段階ではないんだけど、なぜか引き込まれちゃうのはさすがこれをオーラと言うのでしょうか。
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

「中アタリ」

結構重いテーマだけど押し付け感なし。キャラの表情と動きに魅了されっぱなし。もはや役者いらないかも。笑いあり涙ありハラハラドキドキワクワクほっこり。そして考えさせられる。いやはやスゴい。
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映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~(2015年製作の映画)

2.5

「セリフゼロ。スゴい」

これでもかってぐらいのコッテコテな可愛らしさで楽しく観れました。台詞がまったくないのにそれをほとんど意識させないのってスゴい。ひつじが1匹、、が催眠術設定なのが楽しい。

海街diary(2015年製作の映画)

2.0

「いい感じなんですが」

淡々と日常の切り取り。極楽寺の雰囲気もうまく使えてるし淡い色調の画も効果的。ただナニもない。平坦。すずがいい子過ぎます。ていうか大竹しのぶ。この人の演技力はもう悪魔じみてます
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リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード(2015年製作の映画)

3.0

「子供は楽しいと思います」

とにかく元気いっぱい動きまくりのTRIGGER節。テンポも台詞の歯切れもいいし緩急あってキャラ立ちも〇でまったくダレなし。60分て尺も集中力途切れないからこれ子供はスゴく
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ギャラクシー街道(2015年製作の映画)

2.0

「センス不足」

いい食材揃えても調理次第では食えなくなるいい例。良くも悪くも三谷ワールド。せめて90分ぐらいならなんとかなったかもしれない。個人的に下ネタは否定しないけど今作のはセンスなくて×。なん
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ドラッグ・ウォー 毒戦(2012年製作の映画)

2.5

「何かが足りません」

観始めてすぐ「あ、これはメチャクチャ面白いか全然つまらないかのどっちかだ」って思いまして、結果的には後者で残念でした。最後の至近距離銃撃戦てのもなんだか。フンイキはあるし脚本も
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ザ・ワーズ 盗まれた人生(2012年製作の映画)

3.0

「なかなかいいです」

劇中劇構成でなかなか面白かったです。けど100分じゃ色々描き切れていない印象。120分尺でもよかったんじゃないかな?お金あんまり掛かってないのにちゃんと面白い。なんで邦画にはこ
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スティーブ・ジョブズ(2013年製作の映画)

2.0

「伝記なのか物語なのか」

なんだこりゃ。伝記としても映画としてもどうにもなりません。予備知識あるのが前提の観客無視の造り。逆に予備知識ある人が観るとオイオイ~とツッコミ所満載。辛い130分でした。ラ
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サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

4.0

「中アタリ」

おっいい。そもそもサイコパス系が好きなのもあるけど、差し引いても面白かった。お馴染みソダーバーグ画色とループな音楽もいい。尺もいい。冒頭のズームインとラストのズームアウトが繋がってんの
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ブラック・スキャンダル(2015年製作の映画)

2.0

「ヤマ場なし」

脚本が冗長。ヤマ場もスケール感もないし登場人物も多過ぎ。もっとコンパクトにクライム感前面出しでいい。後半追い詰める感じも追い詰められる感じも希薄。最後にテロップ説明でまとめるのはダメ
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キツツキと雨(2011年製作の映画)

1.0

「典型的ダメ邦画」

長回しの中の「間」でオトボケ感。取って付けた緊張感をワザとらしいほのぼの感やBGMで緩和する緩急の付け方。このテの映画で神戸浩を使うトコとか、最後の海のシーンもあざとい。個人的に
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月はどっちに出ている(1993年製作の映画)

3.0

「贔屓目で星3つ」

崔洋一雰囲気。決して「ウマい」んではなく。独特の構図色味カメラワーク。個人的には好きで。今作も映画としてはテーマもアレだし内容も凡庸。けど悪くない。贔屓目込み。

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.0

「仲間由紀恵だもんなー」

ハンディカメラにケラれまくりの広角レンズ。とにかく2時間ドップリ庵野節。好きな人は好き系。作るのも観るのも1998年でなければ意味のない映画。当時その辺をスゴくわかった上で
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ジョンQ 最後の決断(2002年製作の映画)

3.0

「観後はヘロヘロ」

ゴネ得とエゴ話になりそうなのを、上から蓋する強引さに観ていて疲労困憊。「リスト中で息子にだけ適合する心臓」と「監禁罪で有罪」てトコが免罪符のつもりなんだろうけど、どうもね。ネゴシ
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