ヤクザって、警察では手が回らない、戦後の闇市の秩序を維持する自警団みたいのが発祥で、必要悪だったと昔読んだ本から記憶しています。(違っていたらごめんなさい)
ヤクザ=擬似家族の形態になりがちなのも、>>続きを読む
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フランシス・マクドーマンド演じる主人公ファーンが、買い物中にかつての教え子(教師だったのかな?)に「ホームレスなの?」と問われて「私はホームレスじゃない。ハウスレスなのよ」と答えていたシーンが印象に残>>続きを読む
豪華な俳優陣を無駄遣いした、ゆるいゾンビ映画です。
最後の方、真顔でしれっとネタバレするアダム・ドライバーも良かったですが、私は「コーヒー、コーヒー」のイギーポップゾンビが1番良かった。イギーさん何や>>続きを読む
やさぐれ感満載のディカプリオ、それをただただ見守るかのようなブラピ、どっちも本当にハマり役でカッコイイ。
タランティーノは役者の隠れた魅力を引き出す天才だと思いました。
本当にあった事件を題材にした>>続きを読む
親ガチャ外れ、障碍と、何重にも積み重なる不幸の重し、もし自分が同じ境遇だったらやはり思考停止して笑いとばすしか、自我を保つ道は残されていないのかも知れないと思いました。
自分が何か出来ない理由を社会>>続きを読む
人間は見たいものしか見ない(カエサル)とうテーマが、私がコーエン兄弟作品を通じて感じる事です。
ファーゴもそうだけど、登場人物が勘違い、疑心暗鬼の罠にハマって、最後は取り返しのつかない悲劇に繋がって>>続きを読む
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BGMなし、無駄なセリフなし、ほぼトラックの運転席の中で展開する映画なんですが、最初無愛想だったトラック運転手のルベンが、シングルマザーのハシンタと赤ちゃんに徐々に心を開いていく様が素敵な映画です。>>続きを読む
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美しく広がる雄大な地平線、夕焼け…田舎の風景の描写が素晴らしい。
頭の怪我により障害を負い、ロデオとしての生きがいを失った主人公の絶望、葛藤、諦念…が、無駄な説明やセリフなしに、丁寧に描かれていきます>>続きを読む
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孤独感を感じている少女の、大人の男に庇護して貰いたい思い、小さくとも(女)を使って目的を果たそうとするところ、拒否されたと感じた時の自己防衛感なんかがとてもリアルに描かれていると感じました。
マッツ・>>続きを読む
好奇心旺盛、道中のどんな困難もあらゆる試みで解決していく、ずば抜けた天才児、でもときおり見せる繊細な少年らしさがとても可愛い。
スピヴェットを見た目でしか判断しない失礼な大人たち、話題性だけで祭り上げ>>続きを読む