runivmiyさんの映画レビュー・感想・評価

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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.6

アニメで2シーズン目の途中まで観てから実写の本作を鑑賞。
本作の特に凄かった点として、アニメでの登場人物の喋り方などが各役者によって忠実に再現されていた事が真っ先に挙げられる。
また、冒頭の日露戦争で
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.8

2005年公開「チャーリーとチョコレート工場」の前日章。
世界的に有名となるウォンカのチョコレート工場が設立されるまでの出来事が描かれる。

若きウィリー•ウォンカをティモシー•シャラメ、マスコットキ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.9

シリーズ生誕70周年に突入するのを記念して制作された作品。

予告とあらすじが公表された際、劇中の時代背景が終戦直後の1945年からに設定されている事を知った。
初代よりも前に遡る事にやや違和感を覚え
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.5

1920〜30年代のアメリカでの惨劇を巨匠スコセッシによって映画化。
多様性の謳われるこの時代に、ある少数民族が焦点に当てている。

先住民族のオセージ族は石油を掘り起こした事により、所謂オイルマネー
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.0

死刑囚の牢獄の看守にして死刑執行人のポールの一連の経験を描いた名作。

死刑囚が刑の執行前に最後に歩く緑に塗られた廊下。題名のグリーンマイルはここから取られる。

物語は現代で始まり、老いたポールが約
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.7

インディ・ジョーンズシリーズ15年ぶりの新作にして完結作。

冒頭の1944年のシーンにおいて、最新の技術によりインディが若返った事も話題に。

冒頭から25年の時が流れ、主な舞台の時代設定は1969
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

Aガーフィールドが主人公ピーター・パーカーを演じるシリーズ2作目。

1作目の際にも記述したが、ヒロインであるグウェンとの向き合い方が鍵となる本シリーズ。
前半は1作目でのグウェンの父との約束を守ろう
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.6

同期入社で片や上に絶対服従しながら出世街道を歩いてきた者、一方はエリート街道から外れた万年係長のグウタラ社員。

色々な事情を抱えた人物が出てくるが、この2者の対比が最も色濃く描かれているように思う。
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.9

シンシリーズ第3弾として仮面ライダーが庵野監督の解釈も入りながら描かれる。

この映画においてもリアリティが追求されている。
その内の1つとして、ライダーや怪人の持つ力の表現の方法。
今のテレビ版の平
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

3.5

インディジョーンズのシリーズ2作目。
物語の時系列としては1作目の「レイダース/失われたアーク」の1年前となる。

スターウォーズやワイスピみたく公開順と物語の時系列が前後している事で生じるどれから見
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.9

5年ぶりにイーサン・ハントがスクリーンに帰還したシリーズ7作目。
初の2部作となり、今作は前編にあたる。

シリーズ1作目以前のイーサンの過去の因縁に踏み込んだストーリー、1作目を彷彿とさせる電車での
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

宮﨑駿の10年ぶりとなる監督作。
映画のプロモーションをほぼ行われず、あらすじ・登場人物さえも全く伏せられた状態で公開される。

近年の映画はマルチバースやシリーズものが多い為、ある程度の前知識がない
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.4

初代ウルトラマンが庵野監督によるシンシリーズとして現実的な世界線で描かれた作品。

冒頭の禍威獣と対策室との攻防、隊員同志の会話、ウルトラマンとメフィラスの会話に独特の庵野作品らしさが漂う。

ところ
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E.T.(1982年製作の映画)

3.8

スピルバーグ監督による少年と宇宙人の交流を描いたSFの名作。

アポロの月面着陸以降、宇宙開発に世界が注目していたという時代背景もあり今作は市民権を得たのではないかと思います。

40年前の作品なりに
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刑事ジョン・ブック/目撃者(1985年製作の映画)

3.5

人気俳優となったハリソン・フォードが刑事役を演じるサスペンス映画。

サスペンスとしては、悪陣営の手法の不気味さが「アンタッチャブル」のギャング達のそれと類似している。

そして、本作は殺人事件を目撃
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

舞台は近未来。
ゲームの中の世界での懸賞を賭け、大企業や個々人が奮闘する話。
謎解き、冒険、恋愛、友情、戦争など内容てんこ盛り。

過去の映画、音楽などの様々なポップカルチャーのオマージュが作品に散り
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デンジャラス・ビューティー(2001年製作の映画)

3.3

女っ気のなかったFBIの女性捜査官が爆弾犯を捕まえる為にミスコンに潜入捜査する話。
ミスコンで捜査官を美女へプロデュースする人物を名優マイケル・ケインが演じており、意外とハマっている。
当初は潜入捜査
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

原作の連載終了から四半世紀以上経過しても尚、根強い人気を誇り続けるバスケットボール漫画の金字塔。
その中の山王戦を軸に描かれる劇場版。
声優や音楽において馴染みのあるアニメ版をあえて踏襲せずに一新し、
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マネーボール(2011年製作の映画)

3.4

弱小で予算もないメジャー球団、オークランドアスレチックスを敏腕GMが見事に再生させる物語。現代でこそ当たり前になったデータ野球ですが、ここで描かれる取り組みはその走りと言えるかもしれません。

塁上の
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.5

アンドリュー・ガーフィールドを主人公として新たに立ててリブートを図った作品。
スパイダーマンの設定も一新され、前作までの突然変異や進化というよりは、科学の力も使って人工的に強化・拡張させたものという要
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

3.7

ホラー・サスペンスと恋愛とを組み合わせた往年の名作。
この決して似つかないであろう要素を組み合わせた事が当時としては画期的なのであったと思う。
男女2人で密着しながらろくろを回すシーンは映画史上に残る
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.6

今や世界的なブランドとなったナイキのエアジョーダン誕生までのプロセスを描いた映画。
時は1980年代。当時のナイキはバスケットシューズにおいてはアディダスやコンバースに押され劣勢。
当時は限られた予算
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.9

ブラット・ピット、アンソニー・ホプキンスの名優2人が共演する恋愛映画。
若き青年の体を借りた死神が、死期の迫った会社社長のアテンドにより人間としての心持ち、恋心を覚える物語。
アンソニーホプキンス演じ
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.5

ハリーポッターの世界観の人気シリーズ3作目。

ジョニー・デップに代わってシリーズ最大のヴィランであるグリンデルバルドを演じるのはデンマーク出身のマッツ・ミケルセン。

シリーズ途中での交代でしたが、
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

不朽の名作の36年ぶりの続編。
10数年越しの続編のプロジェクトだったと言います。

前作とほとんど同じオープニングが現代の映像技術で甦った時点で旧作ファンは歓喜をした事でしょう。
そして、規律違反を
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.7

お化けとコメディをかけ合わせた不朽の異色作。

ニューヨークに蔓延るお化けを退治する為、さえない男達が「ゴーストバスターズ 」を結成して夜な夜な奔走する話です。

個人的にはセリフの中に「ラケットボー
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

ダークナイト・ライジング以来約10年ぶりのバットマン単独作品。
ゴッサムの治安を守り始めて2年目になる若きブルースウェインを描きます。

ヴィランであるリドラーは設定が一新。
アメコミによくいる超人や
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.9

他の5人のジェームズ・ボンドとは物語の世界線を異にするダニエル・クレイグ主演の007最終作です。

引退して5年経過している設定ですが肉体派ボンドは今回も健在。2人の新たなヒロインがそれを支えています
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.9

人気クイズ番組に出場した主人公ジャマールの生い立ちを通してムンバイの様々な社会問題が描かれています。
クイズパート・クイズ直後の警察の取り調べ・ジャマールの過去のパートの3つの時間軸で話が進んでいきま
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.6

クイーンのボーカルであるフレディマーキュリーの栄枯盛衰、そしてそこからAAAコンサートでの復活までが描かれます。
信じるべき仲間や付き合うべき人間は慎重に判断しなくてはいけませんよね。
クイーンの数々
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JFK(1991年製作の映画)

3.7

ケネディ暗殺事件を解明する為に奔走する検事ジム・ギャリソンの物語。
作品の公開は91年。制作は90年頃と思われますが、時の世の中は冷戦終結から湾岸戦争勃発くらいの時期。作中でマスメディアの偏向報道も描
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.5

 自分の中で頭からNoと決めつけず、何かに挑戦してみれば新たな経験値を得られるというのが主旨であります。
確かにNoと言う事は簡単なことですが、そこであえてYesと答えることで手に入る知見も多くある事
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.1

 ウォール街で富や名声を手に入れていたジャックは、あるきっかけで結婚して家族を手に入れた世界線での生活をクリスマスの夜から送る事となります。
 当初は地位も失い、育児や中流の冴えない仕事といった慣れな
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.9

社会的ヒットとなったアニメの劇場版。

敵である魘夢は人間を眠らせ、夢を見せることから付け入る突破口を開きます。いわば現実とは別の世界から人間を搾取する戦術なのですが、個人的にはこの構図が映画マトリッ
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セブン(1995年製作の映画)

3.3

ベテランと新米の刑事2人が連続凶悪殺人犯の逮捕に腐心します。
月曜からの1週間を順々に追っていくストーリー、犯人が7つの大罪のメッセージを殺害現場に残していくなど、題名通り「7」の要素が随所に散りばめ
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.0

規律に縛られた人々を破天荒な人間が変えていく系統の話に個人的に惹かれがち。似た例に「天使をラブソングを」「今を生きる」など。勉学一本の生徒が占めるこの学校においてロックは正に異文化。デューイは先生では>>続きを読む

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