本人が巡行する構造から想定内には異端な映画ではあるので、楽しくは観れるが物足りなくもなった。古典が現代の風景に降りてくる奇妙な観光
かなり単純な寓話だが、どうしても受容できないものをケロッと受容したらどうなるのかという問いかけはマジの感じがあって良い。『ルルド〜』から一つまた別の領域を描こうとする試み
たまにとんでもなく面白くなりそうになり、ダレるの繰り返し。正直に気取らないで自分を描く映画作家・芸人としての意地
マグカップ投げたあたりできつくなったが、何もなくあるのは不安と都市の側壁的な生活で映画や音楽、日常的に続けてきた癖までもが時折飛び込んできて「その時」に行き着くという精神が無条件に良い
初監督作でこのくらいの映画を撮ろうという心持ちが気になる。元のポスターが良い
背景に設定する動画がただ生活している姿というのが良かった。交霊の目的がない事により茶化しが重複する鈍さ、あくまでもzoomでホラーをやる上で正解を出そうとするという感覚のものが沢山出てきて最後の最後に>>続きを読む
どこか懐かしい作り。バタフライエフェクト以来のって宣伝できそうなのに何故かされていない
気取り屋になる一歩手前くらいを行っているので良かった。どれだけ語りに徹しても人生の乾いた哀しみを語りには任せすぎない。たまたま直前にアメリカン・ユートピアを観たのもあり、Road to nowhere>>続きを読む
デヴィッド・バーンのソロはほとんど聞いたことがなかったが、とにかく詞がおもろい。これをなぞらえながら観れるだけでもかなり楽しい
相変わらずそういうことじゃないなあという感じではあったが、明らかにスクリーンという加味もあって前作よりは観れた。単純にこの感覚での画作りを劇場であまり観れないという希少性の反面、この感じで唯一微妙に感>>続きを読む
とんでる中でとばそうとしたり、悪いMVのように一番微妙なリズムの映画だが、どうでもよくなって無敵になる中でちょこちょこ面白い台詞を出そうという感覚はあるので観れはした
最後の電話だけ(映画的に)マジで要らないが、それこそメローラ・ウォルターズがいる事もあって『マグノリア』のようなクサさ、明快にエンタメでかなり楽しめた。何も考えず思った通りにズンズン進んでいく気軽さ、>>続きを読む