りょーさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

りょー

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

5.0

脚本、演出、映像美、台詞の掛け合い、全てが良かった。

トリニティ実験のラスト一分は、点火へ収束される過程が素晴らしく、一秒一秒が確実かつ丁寧に消化されていく。
沈黙の使い方も上手く、下品に一音で「ド
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.6

お涙ちょうだいの映画ではないけれど、バディと家族との会話でふと涙がつーっと頬を伝った。

最後のシーンのお父さんのセリフもクサくはあるが、世界情勢と照らし合わせた時にグッとくるものがあった。「また会え
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.5

数人でこれを作ったなんて、もはや狂ってるとしか思えない程の出来。

キャラの造形も絶妙にキモくてどこか引き込まれる。

あと、工場がミッドガルにしか見えなかったのは自分だけじゃないはず。

ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

3.8

意外とあっさりとした幕切れ。

相変わらず強すぎて、見ていて安心すら感じる。

ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

3.7

慣れてしまったからか、前作ほど「ボーン強え、、」という風にはならなかった。

エンディングの入り方は非常に良かった。

ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

4.0

題名の通り、アイデンティティーを探す物語。

自分が誰なのかを認識しながら「俺は何者か」と悩むことはままあるが、そもそも自分の存在が何なのかと悩むことはないので、いざ自分がそうなったらすごく怖いだろう
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砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

2.8

原作はラノベではないはずだが、ラノベの言葉をそのまま音声にしたような台詞回しが続いて正直キツかった。

個人的にはハマらなかった。
予告は面白そうだったんだけどなぁ、、、

明日への地図を探して(2020年製作の映画)

3.0

よくあるループもの、という感じ。

ただ、題名と内容は綺麗に一致していてそれは良かった。

オーシャンズ13(2007年製作の映画)

4.0

金のためでなく友情のために動くオーシャンズがカッコよく、痺れた。

いやそれどうやって調達したの?とか、えどうやって潜入したん?となる程に細かいプロセスは全部省き、最後の仕上げと結果だけ見せてくれるか
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オーシャンズ12(2004年製作の映画)

3.5

11と比べたらやはり見劣りしてしまう気がした。

ジュリア・ロバーツが自分のそっくりさん役をやるのと、その友人役でブルース・ウィリスが出てくる展開はめっちゃ笑えた。

21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.5

マンハッタンを封鎖する辺りの、冒頭のワクワク感が良かった。

チャドウィック・ボーズマンはとても闘病中とは思えない程の激しいアクションかましてて圧倒された。

社会がそうさせてるんだよ、的なありきたり
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

4.0

正直、それは無理じゃね??って手段で気持ちよく金庫破りしていくのが痛快。
一世一代の大勝負をしかけてるけど、くだらなくて笑えるし、なんやかんやスマートに決めてカッコいい。

あと、ブラピがとてもアラフ
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.0

一度見ただけでは残念ながら理解しきれなかった。

ダークナイト(2008年製作の映画)

5.0

DC作品は全然観ないが、唯一ハマったバットマン。ダークナイト・トリロジーの中で最高傑作。人生で観た映画の中でもTOP3に入る名作だと思う。

正義とか悪なんて概念は相対的なものでしかないというのが、作
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セブン(1995年製作の映画)

4.0

犯人の言葉が意外と真理をついていてドキリとする。

劇中殺された人たちに罪があるかはわからないが、ただ見過ごしている一般市民が一番罪深き者なのかもしれない。

そういう意味では犯人とサマセットの思考は
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メメント(2000年製作の映画)

4.0

途中まで純粋な復讐譚かと思ったが、終盤にあれ???、となる。

時間の順行と逆行が重なり、文字通り世界に色が付いた時、ようやく全てがつながってスッキリした。

この脚本を思いつく想像力と、撮影技法が凄
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

3.9

「怒りは君を幸せにしたか」
この一言に全てが詰まっている映画。

最後のダニーの引用も、全て見終わった後だと胸に響く。

アメリカでは、今も頻繁に白人警官に黒人が射殺されている。リンカーンが演説した1
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.8

奇しくも母校が出てきて、内部生と外部生の格差の件はすごく納得して見られた。
特にアフタヌーンティーの描写。マンダリンが〜とか、フォーシーズンズが〜と授業を受けながら話す女子がいるのも事実で、鑑賞しなが
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.7

高校時代弾けられなかった自分にとって、卒業前夜に一歩踏み出すエイミーとモリーは雄々しく見えた。

高校生最後の日のそれぞれの青春を、まざまざと見せつけられ、とてもまぶしかった。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.3

ロバート・デ・ニーロが全能の目を持つ優しいおじいちゃんでハマり役だった。

70歳でもこれだけできるんだから、自分も何か新しいことを始めようと思わせてくれる良作。

シャイニング(1980年製作の映画)

3.0

ジャックが唐突に狂い始めて意味がよくわからなかった。

ダニーの能力も消化不良感。