じょせふさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.3

トトの人生が心情変化とともに繊細に凝縮された映画で自然に感情移入ができるためラストシーンでは心が揺れ動くというよりかは心揺さぶるメロディーと映像、トトの感情があい重なり自然と涙が溢れでる。不朽の名作。

ローマの休日(1953年製作の映画)

3.4

テンポが他の映画と違いすぎていい意味で時代を感じた。ラストは切ないが今いる場所で精一杯生きるというメッセージがはっきりとしていた。伝説と呼ばれる所以は多々あり楽しかった。

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.9

ある意味では世界観がマトリックスに近いと言える。友達も恋人も全て偽りのものだと理解してもうちひがれずエンターテイナーであろうとする主人公は正にジムキャリーを投影したものといえよう。

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.0

日本人にはかなり風刺の効いている作品。アイデアももちろん落とし所もしっかりとしていて一見カオスなテーマだがまとまっている。まずはやってみる、大切な生き方だと思う。

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.8

髪の色で時系列を追わせるという新しい作風が面白い。テーマは記憶と運命、悪口ばかりを残したテープと忘れゆく大切な記憶(思い出)との対比が絶妙だと思う。

マトリックス(1999年製作の映画)

4.2

哲学的にとても深い内容。新時代を切り開いたと言われるアクションもさることながら、本質は"信頼できるのは今自分が考えているということのみ"?を描いている。ルール設定や世界観などSFという分野において完成>>続きを読む

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

題名が示す通り選択する事柄の差異で未来は大きく変わるということを実験的に示した映画である。同じようなテーマのアバウトタイムとはやや異なり、主人公はどんどんと自分の力を過信していく。ホラーではないが作品>>続きを読む

レオン(1994年製作の映画)

4.0

劣悪な環境で育った女の子が殺し屋に大事な事を教えてもらう話。同じように信念を持って生きている悪人達の二面性をうまく表現できていると思う。そして幼少期のナタリーポートマンには驚くばかり。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.9

アイマックス3Dにて視聴。テーマが現実とバーチャル世界との融合なので、優れた環境で見た人は高評価をつけると思われる。どれだけ作品に入り込めるかがポイントで、現代を風刺するようなメッセージ性もありスピル>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.9

感情を歌にのせて歌う役者の迫力が凄くて映画を通じて感情が揺れ続ける。役者も一流揃いなので圧倒され世界観に違和感を抱かない。

最強のふたり(2011年製作の映画)

3.9

期待しすぎてしまいやや拍子抜け。ただ全体的にテンポは良く、障害をハンディキャップと思わない主人公の破天荒な生き方がコミカルに描かれていて良作であると言える。

アイアン・ジャイアント(1999年製作の映画)

4.1

心が温まった。映像が古いのがやや気になったが、最終的にはあの絵に親近感を覚えた。アニメ映画の礎を築いたであろう普及の名作。you are what you choose to be. この作品を見る上>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

4.6

スピード感、緊迫感、爽快感が群を抜いている映画。人間の狂気を繊細かつ壮大に描き出している。最高級の脚本に見劣りしない演出力により映画がワンシーンワンシーン毎ではなく1つの作品として記憶に残っている。

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.0

極限状態でも自分を貫いた男の話。どんなに辛くとも今いる環境を許容してみよう、そんな風なことを思った。