じょせふさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.5

色彩美や音楽の演出など細かいところまで手が行き届いているミュージカルの到達点と言えるであろう作品。ララランドとは何かは特に言及されないが、ラスト五分のタラレバシーンがおそらくそれに当たるのではないかと>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.6

無駄な要素が1つもなく全てが繋がっている。脚本の構成でこの映画を上回る物はこれまでもこれからも現れないであろう。全てが統制された映画の教科書。モーガンフリーマンのナレーションという映画の成功パターンの>>続きを読む

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.9

序盤と終盤に主人公の周りを回るカメラワークが彼の心情をうまく表せていて印象的。悪役を1人も出さずに人間の心の美しさを描いている。邪念がない主人公を通じて周りに伝わっていく暖かい優しさを巧みに描いた脚本>>続きを読む

パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

4.8

逃亡劇とは思えないくらいゆっくりと、またコミカルなテンポで物語が進んでいくがそれが全く気にならない。深いトラウマと強い正義感を持った主人公と無垢な少年の好演が光る名作。ラストの急展開で入り乱れる心情と>>続きを読む

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.8

人生において大切なものがたくさん詰まった映画。全ての登場人物が大切なエレメントであり、ここまで洗練された脚本はなかなか見ることが出来ない。好みは分かれるが、好きな人も嫌いな人も残るものは大きいと思う。

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.7

ミリオンダラーベイビーやパーフェクトワールドのように周りを名優で固めているわけではないが俳優陣がものすごくフィットしている作品。ダーティーハリーを思わせたラストでの壮絶な展開力は流石と言った感じ。人種>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.2

戦争映画で緊迫感を出すためによく使われるエグいシーンは完全にカットされているが音、水、映像など他の要素で緊迫感を出していて好印象だった。あっという間に終わってしまう映画。

インターステラー(2014年製作の映画)

4.6

事前の知識により感想が変わって来そうな作品。愛は次元を超えるということを文字通り体現している。難しいテーマの作品としてあげられているが、テーマは普遍的なものであるので食わず嫌いはお勧めしない。伏線の回>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

4.1

アイデアが素晴らしい。ここまで主人公の苦闘を我々に共感させる映画はないと言っていい。全ての人間に利用されようとしている主人公に同情させない壮絶なラストも見応えがあった。

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.6

流石という言葉でしか形容しがたい映画。スピード感について行くのは相当なカロリーを要するがその濃さゆえ映画の長さが一切気にならない。人間の本質、善悪を見事に描ききっている至高のアクション映画。

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