竜泉寺成田さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

アンチ反出生主義的作品なんだけど、22番の子どもめいた純粋でキラキラしたまなざしを通して、生きることそれ自体の素晴らしさを語られても......となってしまった

あと、音楽もジャズやソウル、ヒップホ
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「どんでん返し+号泣系感動もの」と聞いていたからハードルが上がりすぎていたところがあるが、普通に面白くはあった気がする

東京物語(1953年製作の映画)

4.5

言葉を操る人間が宿命的に抱える演技性という欺瞞といかに向き合うべきかを問いかける作品のように感じた
欺瞞は他者を疎外もするが、かえって深い愛を浮き彫りにもする

スティング(1973年製作の映画)

4.0

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あらゆるコンゲームものの原点なんだなあと鑑賞
コンフィデンスマンJPのような優れた国産コンゲームまである時代なので、FBIには騙されなかった(サリノはちょっと騙された)
これもファイトクラブ同様、何も
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

どんでん返しと聞いてしまったから、途中メインギミックが分かってしまって面白さが半減
もっと昔に何の情報も入れず見れてればなあともったいなさを感じた

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.0

歴史的意義が強い映画なんだなと
木星以降のチャプターが分かりづらかったので解説とかをそれなりに探して読んだけど、物語の解釈は割りと一意に定まる印象

とはいえ、撮影方法や演出など視覚的作用や、音楽の使
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.5

想像以上にヴァイオレンスだった
「テーテレッテー」は意外と安売りされてた

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.5

いまいちハマらんかった
やっぱジャンキーものは合わんかもしれん

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.9

思ったより筋普通だった
奇妙クリーチャーとか視覚表現的にはかなり先駆けだったのかな(切り絵ストップモーションだし)

自分が絵描きだったらきっともっと楽しめたのかなと思う

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

3.8

想像と違いすぎてそれで笑った

JB、レイ・チャールズ、アレサ・フランクリンの歌唱が見れただけで価値ある
もちろん他のBGMもめちゃよい

ラヂオの時間(1997年製作の映画)

4.6

「みんなの家」にも通じるけど、登場人物が戯画的に描写されているようでいて、「実際こういう人たちいるよなあ」と思わされる

わがままでどうしようもない人間どうしのむき出しの衝突こそがドラマを生むんだなあ
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ハウリング(2013年製作の映画)

4.0

すげえ発想 何が起こるんだろってハラハラした

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

4.2

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小学生だからこそ許される無謀さが、もう二度と手に入らない純粋な世界を作り上げ、輝いていた
典道が賭けに勝っていた世界線で、なずなは「今度会えるの2学期だね」と言っていることから、彼女が転校するとは知ら
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

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思ったより追いかけっこ感はなかった 実話なのすごい あと逆光のシーンとか最後の引き画とかよき

ミスト(2007年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

エブエブのあとに見たというのもあるが、これぞ人生という感じだった。
確かに僕たちには無限の可能性があるけれども、それでも必ず何かを選択して生きていかなければいけない。
その選択はどこまでも不可逆的であ
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