RyukiMoryaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

RyukiMorya

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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.5

タランティーノは西部劇作らせてもタランティーノなんだね笑。まずは、さすがのイントロ。痺れるかっこよさ!内容は大して重くないけど、西部劇ならではの景色による味わい深さと、飛び散る肉片とのマリアージュ。良>>続きを読む

二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

3.6

句読点の多い映画である。そのように感じたのは、カットがとても多いからだ。ただ、そのカットも主人公の心境の変化に合わせて、意味合いが変わっているように思えた。前半から中盤までは、忙しさや緊迫感の演出とし>>続きを読む

ソウ(2004年製作の映画)

3.6

個人のプロフィール、秘め事、無関係と思われた人との関連性が明らかになっていき、そしてラストシーン。まるでジグソウの緻密な計算の基に作られたゲームのような脚本だった。でも、最終的にわからないことだらけで>>続きを読む

ハロウィン(1978年製作の映画)

4.0

怖い。この作品が78年に作られたことが驚き。派手さはないけど、被害者だけでなくマイケルの視点をキッチリと映すことで、単なる恐怖とはちがう複雑さを感じ取ることができる。あと、この手の被害者って大抵バカす>>続きを読む

エルム街の悪夢(1984年製作の映画)

2.8

どういう観点で評価すればいいのかを教えてほしい。ホラーにしてはポップすぎるし、怖さは微塵もない。ストーリーも薄いし、全く引き込まれない。ただ、殺人鬼モノとして、フレディがとてもアイコニックな存在で、彼>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.3

伝えたいことがハッキリしている映画。
非日常なギミックを用いながらも、日常の素晴らしさを表現するニクい映画。そしてヒロイン激カワパッツン女子。ロンドンのお洒落な街並み、人の活動。極めつけは、おふくろさ
>>続きを読む

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

2.5

全然面白くない。みんな頭悪いし身体強すぎだし、くだらなすぎて怖くもなんともない。終わり方もダサすぎ。恐怖を煽る手法を間違えてる。悪魔のいけにえとシステムは似てるけど、レベルが全く違う。唯一の評価ポイン>>続きを読む

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

5.0

若い頃の溢れ出るパワーを感じる、情熱的な作品。色彩が豊かでとてもリズミカル。劇中の言葉を借りると、身体に炎が宿るように全力で生きる家族の物語。それぞれの表情に泣けるし、クライマックスは白鳥だけに鳥肌モ>>続きを読む

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

5.0

紛うことなきマイベストフィルム。決してディテールやロジカルを求める作品ではないことをまず忠告したい。少々力技な演出もあるけど、いつの間にか街や映画館の風景、人物に親しみを覚え、やがて愛しさへと変わって>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.3

キレッキレ!アサヒスーパードライ!L様の粗暴でファンキーなキャラクターにトラボルタのヌメっこさがマッチする!脳みそジャムを掃除するところは大爆笑必至!随所にアメリカ憧れが隠れているのもこの作品の長所だ>>続きを読む

告白(2010年製作の映画)

3.0

ここだけの話、実は昔から松たか子は怒らすと怖い人だと思ってた。おれ、知ってた。それが世間に伝わって嬉しいような、どこか寂しいような。好きだったインディーズのバンドが売れてメジャーデビューする時の感覚だ>>続きを読む

ボディガード(1992年製作の映画)

4.0

2回目の鑑賞。ケビン・コスナーの渋さが光る。お気に入りのシーンは、ホイットニーがデートに誘うところ。キュン死します。最後の10分は緊張感でお尻のヒリヒリが止まらないっす!

テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

3.0

まあ面白いけど、繰り返しだからある程度すると飽きが出てくる。見て損する気分はないので安心してね。上戸彩のエロさがもう少しあれば3.5。

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.6

兄ちゃんが札の風呂で乱射するところがかっけーよな。ストーリーもわかりやすいし純粋に面白い。

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.8

冒頭の列車のシーンですでに良作だと確信する。あそこでがっちり掴まれる。そこからは強い信念とそれを支える家族の、美しき実話。オチもいいんだよね〜🦁

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.5

たぶん、映画のどこをキャプチャしても額に入れて壁に飾れる。それくらいカットが美しいし、高級さが溢れている。また、なんといってもアル・パチーノが段々とオーラを纏って来るところ。ただ役を演じているだけなの>>続きを読む

凶悪(2013年製作の映画)

3.5

なんでもかんでもピエール瀧がぶっ込んじゃう作品。ただのヤクザ/犯罪モノではなく、ともすればごく普通の人にも芽生える「凶悪」そのものをテーマとしているから後を引く怖さがある。あと、池脇千鶴は不幸な女の役>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.8

視線と空気感を大切にしていて、心の変化や成長が違和感なく理解出来る。主人公のウィルだけでなく、周りのヤツらも例外ではない。色んな人の気持ちに入り込みながら物語が進むから、シンプルだけど深みと複雑さがあ>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

一挙一投足が不気味。でも、引きの映像と楽曲の美しさによって、それを下品に煽らず、本質的な不快さのみを観る者に感じ取らせているのだろうと思う。イントロかっけー。タイトルのレタリングもとてもお上品でござい>>続きを読む

天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

4.1

2のほうがコメディ色強くてまとまりがある感じ。ローリン・ヒルの歌が上手すぎて、これを見るだけでも価値がある。WPGBの萌え要素も前作より多め!

宇宙人ポール(2011年製作の映画)

4.5

暇つぶしに見てみたら面白すぎてびっくりした。声出して笑うし、ラストも結構衝撃。この感動を伝えたくて色んな人に紹介したけど、多分見てくれてないよね。笑

THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

2.5

軽くてあまり何も考えずに観れるけど飽きちゃう。ノリが合わないんだろうけどね。

ブライト(2017年製作の映画)

3.5

ウィル・スミスこういうの得意だよね。いろんな種族でも、仕事出来るやつと出来ないやつがいて、それぞれ苦労してるんですな。

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.5

終盤はのめり込んでしまうほどのスピード感。悲痛な叫びが心に深く刻まれた、個人的に大切な作品。観たあと、がむしゃらに走りたくなるよね!

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.8

いや、そんな派手なシーンは少ないんだけどめちゃくちゃ怖いのよ。そしてかっこいい。イントロからかっこいい。アンソニーホプキンス登場シーン、怖い。本能的な恐怖感を煽られるような、他に類を見ない最高傑作。

モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

3.6

軽快でかなりドタバタだけど、コリン・ファースとアラン・リックマンという頬肉重めな名優が固めてるからか、陳腐な感じはしなかった。あと、最初のアラン・リックマン、BARBOUR着てます。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.0

なんか、全体的に自分の芸術センスを試されているかのようで嫌いです。素直に面白いシーンは随所にあるし、いい映画なんでしょ。

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.1

lo-fiな音と徹底されたミドリによって観てるこちらも水中にいるかのような感覚。軽快な性描写を散りばめることで、新鮮さを際立たせている。ストーリー自体はさほど面白くないけど、オクタヴィア・スペンサー大>>続きを読む

ローラ(1961年製作の映画)

3.4

いくつになっても、女の子は本気の恋にまっしぐら。個人的にはそういう女の子は苦手でして。音楽かっこいい。ああいう音楽がマッチしていることを考えると、やはりかっこいい映像なんだなと思う。

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.0

ウーピー・ゴールドバーグ(以下、WPGB)の巨大な髪型が気になる作品。流れも単純明快で、終始疲れないどころか気づけば体を揺らしている。ドタバタシーンはちょっとくどい気もするけど、WPGBをはじめ、キャ>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

あまり大声で言えないが、手を叩いて笑ってしまった。劇中でも言ってたけど、考えすぎは良くない。野暮なことは考えず、面白い時は笑うべし!あと、うんこ出そうな時は我慢するな!(あそこのシーン大好き)

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.5

現代リメイクは原作ファンからすると毛嫌いされることが多いかと思うけど、この映画についてはそれを全く恐れていない。めっちゃHOVA。だけど、原作へのリスペクトが随所に散りばめられており、意外にも忠実。視>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

3.8

この映画といえばクライマックスのシーン。でも、途中から読めてしまった。
あーこれあれでしょ?ねえ、あれでしょ?ほらー!もー!ほらー!って感じ。
物語の導入と、クライマックスのブラピは拍手を送りたい。

バーレスク(2010年製作の映画)

3.7

生き様!シンプルなストーリーがゆえ、キャラクターに目が行く。楽曲も素晴らしく、タイトにまとまっていてかっこいい作品。

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.8

序盤から怖いシーン小出しにして、ボルテージを高めていくのはホラーの常套手段だけど、本作も勿論それを使っている。ただ、高まったボルテージを爆発させてくれない。そこにあるのは、混沌・疑念、國村隼のノーガー>>続きを読む

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.6

こいつはいい。死を誇大妄想的に解釈していない点。ジャストサイズ感。それがかっこいい。そして、笑いながら泣いちゃう。
おい、海行くぞ。