しじみさんの映画レビュー・感想・評価

しじみ

しじみ

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

4.5

エモいとは何か、その曖昧な言葉の必要性が、私にはよく分からない。寧子や津奈木に共感した人達に、聞いて欲しいことがあるのでここに書く。

母と義父のことを思いながら観た。義父は、とんでもない母のことを、
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

5.0

ずっとあたたかかった
みんなが世界のために一生懸命な物語が好きすぎる

市子(2023年製作の映画)

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全身真っ黒な服。
この子は、誰かの影になることでしか生きられないということを、表しているんか。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

5.0

自分にはどうしようもないところがある。昔からずっと、日が昇るのが恐ろしくて、それが苦しくて逃げ出したくなる時がある。それなのに、夜の暗闇も怖くてたまらない。どちらか一方しか無かったら、私はきっと耐えら>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

5.0

生きていることが難しくなった時に観る。何度も何度も観た。明日を頑張ろうと思える。とりあえずでもいいから、まずは明日を。今日の積み重ねが、明日を頑張ってみようの積み重ねが、いつか自分を救ってくれるだろう>>続きを読む

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.5

精神異常の世界に引き摺り込むのがうますぎる。現実に戻してくれずに映画館から放り出されたら、狂ってしまう人も居ると思う。すんごー

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.3

自分の今持っているものだけに目を向けると、絶望や羞恥に塗れてしまうことはよくある。けれどそれ以外のものを見ようとすれば、そこにはまだ知り得ない希望や明るい光が沢山あるのだと思い出した。手を差し伸べてく>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.6

豚の脳を移植された人間は、豚の脳を持つ人間だというだけの話を、人はすぐに大袈裟に語ってはやたらと議論したがるが、保利先生の、間違っていないよという言葉が全てだったと思う。それぞれを主としてその事柄を見>>続きを読む

わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

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塚原あゆ子作品が好きすぎる。これからも追い続けます。