『ボーダー 二つの世界』『聖地には蜘蛛が巣を張る』のアリ・アッバシが監督であるというのに期待しすぎてしまった。
脚本も別の人であったことを鑑賞後に知る。
物語としては、空虚で虚勢と矛盾に満ちた興味深>>続きを読む
【水1滴ではダメでもしずくが続けば変わる】
報道など目にする「入植」というものがどんなことを意味するのか、この映画を観るまで知らなかった。23年10月以降、本を読んだり自分なりに学んできたつもり>>続きを読む
イスラエルは自分らの土地を広げるために、ずっと、ずっと同じことをし続けてきた。もちろん今も。パレスチナの人が世界の人達に訴えるために映画を作ることもずっとしていた。
ただ、それを私が知らなかっただけ。>>続きを読む
2000年代以降のガザを辿るような作品でもあり、限りなく最近(2023年10月)以降のガザしか知らない人間にとって、今の現状を思い浮かべるとなんと言ったらいいのか分からない…
そして何より、アブラエ>>続きを読む
1回のみの上映のチャンスでやっと観ることができた。
テレビ報道とは、ドキュメンタリーとは…を問うテーマ設定はそんな斬新なものでもないんだが、カメラを向ける先がテレビ局の報道部(=自分たち)というのが>>続きを読む
新作としては2024年ベスト。
色々反則なところもあるんだが、人生における失敗や喪失、その先にあるものをきちんと描き出した、もう見事としか言いようがない作品。
年内に映画館か配信でもう1本何か観よ>>続きを読む
見てこれほど嫌な気持ちにさせられた映画は久しぶりかもしれない…
映画としてではなく、クーデターが余りにも酷いやり方で成功してしまうことそのものに対して。
レイモンド・ブリッグズの名前に釣られて観てきたんだが、想像の40倍は恐ろしい話だった。
描くのは核の恐ろしさというよりも、無知であること、盲信することの恐ろしさについての物語だと思った。それから目に見>>続きを読む
舞台の設計と音は凄くて人間の姿としておぞましくはあるんだけど、なんというか出オチ感がすごいというか。。
私は現実社会で、そういう光景をいくつもの場所で見たことがある。
映画で何かを学びたいと思う人に>>続きを読む
感想を書くのが余りにも難しく、観てない人に向けて何かを書くとすると、この映画で見せられるものは本当に「沖縄のこと」「沖縄の問題」なのか?と…
少なくとも、予告編はそこをかなり意識して作ってるように思え>>続きを読む
10月7日以降、イスラエルによるパレスチナへの無差別攻撃が始まった直後にDVDを買ったままだったのをようやく観た。
20年前の映画なのに繰り広げられる言葉や状況が、この半年近くSNSなどで見てきたこ>>続きを読む
24.2.16日、彼の死亡が報じられる中鑑賞。
歴史的映像となってしまったことをなんと言ったらいいか分からないが、ナワリヌイは確かに反プーチンの象徴的な存在であったろうが、決してヒーローではない。彼>>続きを読む
旅先の金沢のミニシアター、シネモンドで『NO 選挙, NO LIFE』。
一番印象に残ったのは候補者ではなく、畠山さんがカメラを向けた熱い思い?を持つ学会員と、沖縄で公選法違反について語る女性。2人>>続きを読む