レイリオッタがレイリオッタしてる映画。評点より全然いいです。名作。
出演してる俳優陣もこれ系の中では上位。
個人的に映画に求めている要素を過不足なく、かつ最も端的に表現してくれる監督。
ハルハートリーのこの時期の作品を初見で観る、という行為を今後できなくなるのが寂しい。が、それも余りあるほどの余韻。
ジム>>続きを読む
現代から見ても洒落てるなと思わせる80年代アメリカの雰囲気にひたすら浸れる作品。
このレビューはネタバレを含みます
昼のテレ東でやってる映画の方がまだマシ。スコア3.8ってどうかしてる。
金田一少年の事件簿みたいな脚本。
「伏線回収」みたいなギミックを成立させるための撮り方が、雑に見える。
まさに映画だからこそできる表現。何をどうしたらこうなるのか、脳の構造が理解不能。
劇薬って感じで、連続して観れない。
本当にカサヴェテスは凄い。
粋ですな。
クリントイーストウッドの許されざる者と同じ脚本というのが納得。
荒廃した70年代後半のニューヨークが舞台かつ、効果音的に使われるセンスいい音楽とイルなライティング。それだけでもはや最高。
ブロンクス出身のイタリア系で、こういった作品になるのも興味深い。
Inner>>続きを読む
主役2人の演技が凄い。
実家のシーンなんてわずか数分なのに、それがあることによって、キャラクターの背景に想像を膨らますことができる。
もはや半ドキュメンタリーかよ、ってくらいの作り。
ここ数年の映画を観ていて、若者がトピックの中心にある映画は、もはや若い監督ではないと時代を反映しきれないんじゃないか、みたいなことを考えていたけど、それがより一層強まってしまった(ちなみにその考えが正>>続きを読む