まつりかさんの映画レビュー・感想・評価

まつりか

まつりか

  • List view
  • Grid view

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.6

海の中の映像が綺麗だった。
人魚たちの尾びれもとても美しい。
ストーリーはもともとと違っていて、ややご都合主義。
それでもまあ楽しめる作品。

最近の映画はポリコレが過ぎて却って不自然に感じる。
アリ
>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.7

久しぶりのインディーだが舞台は1969年と古い。
アポロ11号の月面着陸を祝したパレード最中に物語が始まる。

ご老体に鞭打った感じのハリソン・フォードだけど、画面的にはド派手な攻防で、よくぞここまで
>>続きを読む

マーベルズ(2023年製作の映画)

3.6

モニカにどうして能力があるのかもわからず、最初は何が何だか意味不明だった。
ワンダヴィジョンの時らしいけれど、そんなシーンあったっけ、くらいでもう全然覚えてない。

ガーディアンズを観た後のせいか、ち
>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.2

ロケットがロケットになった経緯と、それ故に狙われて命を落としそうになる彼を救うため戦うガーディアンズが描かれる見応えたっぷりの作品だった。

グルートの威力倍増、ドラッグスの意外な才能など、ガーディア
>>続きを読む

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.8

難しく考えればいろいろなテーマが内包されているのだろうが、あまり深く考えずに楽しんだ。

エレメントという着想がおもしろい。風だけはエレメント?と思うけれど。

映像がきれい。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.5

評価が高かったので観たけれど、これは好き嫌い分かれそう。
ちょっと好みではなかった。

ベラの成長を追うのは興味深いけれど、グロいシーンもSEXシーンも多すぎで閉口した。こんなに必要なんだろうか。
>>続きを読む

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.6

量子の世界へ再び。
いろいろ不思議な生き物だかなんだかわからないものも登場。
観ていて面白かったけれど、マーベルのこれまでと面白さの質がちょっと違うような。
最後は不気味。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.9

今回は海の世界。
前作同様映像がものすごく綺麗。

この美しい自然と共に生きるナヴィの世界で、どこまでも自分勝手な人間たちの酷さが際立つ。

次男の勝手な行動のせいでいつも事態が悪くなり、皆がトラブル
>>続きを読む

アバター(2009年製作の映画)

3.8

以前観たが詳細を忘れているので続編を観るために再度鑑賞。

パンドラの自然が壮大で美しい。特に夜、発光している植物たち。
これはスクリーンで観るべき。

強欲さや驕りを持って機械に頼る人間とは対極にあ
>>続きを読む

スギメ(2021年製作の映画)

3.6

台湾から与那国島へ。
3万年前に黒潮を乗り越えてどうやって行き着いたのか検証した、6年掛かりドキュメンタリー。

でもその時代が本当に今言われている通りなのかはわからない。
前提が違っているかもしれな
>>続きを読む

シンデレラ(2015年製作の映画)

3.7

最初はアニメのようなオーバーな表現が鼻についたが、次第に慣れたのか気にならなくなった。

ガラスの靴が何故0時を過ぎても消えなかったのは、何かを変えた他のものとは違い、元々無かったものだからなのか?
>>続きを読む

シン・ゴジラ:オルソ(2023年製作の映画)

3.9

モノクロ版シン・ゴジラ

ゴジラはモノクロ版の方がそれっぽくて迫力がある。
内容的には大体覚えていたけれど楽しめた。

政府のこと無かれ主義、閣僚の官僚依存、縦割り・前例主義の官僚…とかなりの風刺が効
>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.6

普段一緒に住んでいない父と娘のトルコでのヴァカンスを描いている。
最初からあった不穏な感じがどんどん強くなっていき、途中から何か起きるのではないかとずっとハラハラしながら観ていた。
父娘の楽しい旅のは
>>続きを読む

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.9

いろいろ忘れていたところもあるけれど、観ていくうちにああ、そうだったと記憶が蘇ってきた。

マッコールが文句なしにカッコ良い。
勧善懲悪と言う感じで、どうしようもない悪者が成敗されていくのはスッキリす
>>続きを読む

生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.9

昔の映画を彷彿させる画面サイズと古めかしくも懐かしいイメージのオープニング。
最近の映画のはずだけど東宝?黒澤?と不思議に思いながら観たけれど、リメイクだったのを後で知った。

公務員の事なかれ主義と
>>続きを読む

ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.7

前半は観ていてもあまり入り込めなかったが、後半から俄然おもしろくなった。
裁判でのウィットに富んだ受け答え、弁護士の話の持っていき方と陪審員たちの反応で判決が想像できたけれど、これが実話を元にしている
>>続きを読む

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

3.8

ずっと観たかった作品がひっそりとアマプラ対象に。

美人で優しくて料理上手なシャシ。
英語が苦手というだけで娘にこんなに下に見られるのは解せない。
インドという土地柄もあるだろうけど夫の態度も感じ悪い
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.6

実際に起こった事件を元にしているらしいが全く違うエンディング。

ブラピ、ディカプリオにアル・パチーノという豪華な顔ぶれで、事件についても一応頭に入れた上で観たのだけれど、何だかよくわからない作品だっ
>>続きを読む

赤い闇 スターリンの冷たい大地で(2019年製作の映画)

3.8

スターリン体制の真実を暴こうとするイギリス人ジャーナリストの話。
最後まで観て事実に基づく作品とわかり驚いた。

オーウェルの「動物農場」はその体制の比喩だけど、もっと酷いウクライナの現実までは書かな
>>続きを読む

フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

3.7

特にノーランの作品が好きなわけではないけれど、振り返ったら彼のかなりの作品を観ていた。

いやー、怖い怖い。
コッブの手の上でまんまと転がされていたとは。
時系列ぐちゃぐちゃだけど、割合わかりやすかっ
>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.4

邦題に惹かれてずっと観たいと思っていた作品。原題の破壊だったら観なかったかも。

最初から最後の手前まで主人公に全く共感できなかった。
妻を突然亡くして精神的におかしくなったのかもしれないけれど、それ
>>続きを読む

ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

4.0

パート3は観たけれど朧げな記憶しかなかったので、また新鮮な気持ち観た。
どこが違うのかはやっぱりわからなかった。

本人の想いとは裏腹に進んでいくのだが、それでも後少しで手が届きそうな予感を感じさせな
>>続きを読む

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.7

マイケルダグラスやアンディガルシアと高倉健、松田優作の共演。
日本語部分が多いのにヤクザの親分が何を言っているかわからなかったりツッコミ所もあるけれど、日本の組織や日本人を上手く表現していておもしろい
>>続きを読む

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.9

これはなかなか面白かった。
陪審員として選ばれた12人が父親を殺したとされる少年の有罪無罪を確定する。
偏見や差別が今よりもっとストレートで、こんないい加減に決められたらたまったものではないのだが、一
>>続きを読む

ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

3.7

おじいちゃんやその友だちまで加わってハチャメチャだけどそこが面白かった。
キャラも特技もパワーアップ。
次回に続く感がありあり。

最後はおじいちゃんも残ると思った。

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.7

いろいろなテーマが詰まっていて興味深い作品。
中絶とか生理とか出血とか、かなりストレートで驚いた。

前半のブリジットは何だかなあという感じだったが、だんだん変わって最後は輝くくらいに。
女性3人の成
>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

3.8

怖そうだと思いずっと避けていたけれど、評価が高く「羊たちの沈黙」もクリアできたので観ることに。
ブラピとモーガンフリーマンというのもポイント高い。

七つの大罪を題材にした殺人事件に、新しく赴任してき
>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.8

昔一度観ているけれどあまり覚えてないので再度鑑賞。

最初から最後まで不穏な空気の中物語が進む。クラリスとの会話でドクターレクターの頭の良さ、分析力の鋭さが見せつけられるのと同時に、幼少期のクラリスに
>>続きを読む

摩天楼はバラ色に(1986年製作の映画)

3.7

王道のサクセスストーリー。
かなり昔に何度か観ているので大体わかっているけれど、バレないかやっぱりハラハラしながら観ることになる。

シーンごとの音楽も楽しくて、いろいろ無理筋はあっても元気になれる作
>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.1

2024.5.21
VOLUME3を観るために復習。
マーベルはみんな面白いけれど、他の作品よりノリが良くて、登場人物のデコボコ感が好き。

2021.11.21
最初、いろんな星や人の名前が出て来過
>>続きを読む

マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

3.8

久しぶりのガーディアンズで登場人物の詳細や関係があやふやだったけれど、ほんわかした季節外れのクリスマスストーリーを楽しめた。

船内の飾り付けがとてもキレイで、最後にみんながプレゼントし合う場面も良か
>>続きを読む

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.7

ソーを久しぶりに観れたのは嬉しいけれど、コメディとシリアス半々で微妙ではあった。
ゼウスなどギリシャ神話の神の登場シーンはカッコいいが何だか締まらない。

ゴア役がダークナイトライジングのバットマンだ
>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.8

いろいろなスパイダーマンが出てきて楽しめる。

実写版にはない迫力と面白さがあったが、画面が賑やか過ぎて少し疲れた。

ここで終わるの?という終わり方。

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.1

グランツーリスモというドライビングゲームがある、ということさえ知らなかったし、そのテに全く興味はないけれど、これは良かった。

ゲーマーから本物のレーサーへ。
これが実話と言うのだから驚く。
若者が夢
>>続きを読む

ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)

3.8

モノクロ版の評価が高かったものの、カラー版を観てからもう一度全部観る気分ではなかったので、ゴジラが出てくる場面だけを飛ばし飛ばし。

銀座シーンは色がなかったせいか破壊の度合いが際立っていたし、また、
>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

話題になった-1.0がアマプラで観れるようになったので早速。

復興しつつある戦後日本に訪れる危機。
GHQも政府も当てにならず、民間(と言っても元軍人)が立ち上がる。
シン・ゴジラとは違う監督、脚本
>>続きを読む