ずっと見たかったのでようやく鑑賞。
ホラー要素とゾンパニ的なパニック要素で終始ドキドキしてた。
アメリカ映画、良くないものの入り口には何かとインディアンのモチーフが多いですね。
タイムループの中、バカンスを満喫して現実に戻ることを諦めてしまう怠惰さが、この映画のスピード感を緩めていた。
個人的感想だが、楽しむだけ楽しむが、小さな嘘や裏切りが自分の感情に作用し、感覚に従って量>>続きを読む
まだイタリア国民としての名誉を手放していない時のリヴァイと、敵国の将校であるフランツが、ヴェニスの街を二人で歩く。ヴィスコンティはこのシーンの中で美しくも暗い情景と連動して、彼女が抱く憎悪が安堵へ、さ>>続きを読む
なんの理屈もなく、ただ情熱が有り余る者など、ただの独りよがりで信頼なんておけない。けど根拠のない自信に終わらせないで、自分を信じ切ったやつは信頼できる。宮本みたく。これは美談ではない。
初めて見たアニエス・ヴァルダの作品は『ジャック・ドゥミの少年期』だった。彼が少年期に書いた3ページの日記から再現されたドゥミの過去、そして病気に侵された晩年の彼の姿を、妻であるヴァルダが持ちうる最大限>>続きを読む
字幕が、
ハリーポッターの話なんかしちゃったわ!
じゃなくて、
やばい、ハリポタの話したわ
みたいな感じで良かった。
ジジになりたい
ほとんどフォードにフォーカスが当てられた作品だが、そこも含めてアメリカ映画、これぞハリウッド、という感じが良い。
映像としてもいくつもの見どころを用意してくれている。レースシーンもずっと興奮しっぱなし>>続きを読む
誰にも教えたくない、独占したい作品。
どんな感性を持ってる人間であれ映画好きならば無視できないんじゃないでしょうか。
アーサーのとにかく不遇な運命、それに抗うことが出来ない無力さに目を背けてしまいたくなる序盤。銃を初めて部屋で発砲した時の、彼のやりきれない絶望感と罪悪感から、実際に人を殺めた時のそれら感覚を残した先の>>続きを読む
新海誠が対象としている観客とは違うのですよね。だから何も感じないし、文句もない。
公衆電話の中でのイチャイチャシーンからのトレイラーが右から左へ。挿入だ!って思ったら本当にゾクゾクしました。
もちろん圧倒的な美術に目が奪われるのだけれど、なんといってもテンポ。
死体が入っている木の箱、写真、木の箱、写真と言った交互の映像。計算しつくされたテンポにまんまと乗せられました。
すこし重たいテーマ>>続きを読む
ポップカルチャーというよりサブカルよりなカルト映画。もちろん映像はギラギラと印象的なシーンばっかだったけど。関係ないけど、カート・コバーンってやっぱり偉人に目をつけられるだけの凄い人なんだなと。園子>>続きを読む
エリック・ロメール監督作を観た時と同じような衝撃と感覚。ああ、映画ってこんな感じでも良いんだと嬉しく思った。大変シナリオの勉強になりました。
増村保造と若尾文子タッグの戦争映画だ。好戦的とも反戦的とも実のところ正確ではないが、負傷兵士を扱う残酷な治療シーンは地獄絵図でしかない。その中での医者と看護婦の過酷状況での愛がこの作品の最もなテーマ>>続きを読む
ヒッチコック監督のカラー作品は色彩がとても油絵みたいですよね。
キム・ノヴァグかマデリンからジュディへと変化するが、それぞれが似ているが別人にきちんと見えるところが不思議です。
男は女の内情を考え>>続きを読む
2ヶ月という期間を映画の時間で描くのは色々な制限がある中、1つ1つ丁寧に描かれていると、思いきや全て中途半端なかたちで終わっている気がする。
きっと内容をてんこ盛りにし過ぎたせいかもしれない>>続きを読む