Saraさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ある男(2022年製作の映画)

4.0

ずーーっと見たくて、ついに待ちきれずに、久しぶりに映画館へ足を運んだ。
期待を裏切らない、面白い映画だった。
もう、出だしの安藤さくらの泣き顔に心掴まれました。
人は変われるのか?それは簡単なのか?正
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山椒大夫(1954年製作の映画)

4.0

あぁ、、面白かった。
高貴な身分から落ちぶれてしまった姿には、本当に直視できないほどの苦労を感じて、切なくなった。
家族も、身分も、お金も、若さも全て失ったあの2人には、父の言いつけを守ったという事だ
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ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

3.9

あったかい色んな家族模様。
結構好きだった。そして小雪さん綺麗!

復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

3.7

タイトルのフォントから、勝手に極道系の映画かと思ってた笑。
今村監督の、うなぎがあんまりハマらなかったから期待してなかったけど、結構面白かった。
殺人犯の挙動、生い立ちなどから、精神面を探っていく系映
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わが母の記(2011年製作の映画)

3.8

カバーとあらすじから、何となく手が伸びなかった本作。
がしかし、中々良かった。
上品な画でしっとり、暖かい映画だった。
母と子の、お互いへの愛が心に染み渡る。
夜、自分の親に思いを馳せながら、1人静か
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野良犬(1949年製作の映画)

4.0

どうして黒澤映画は、こんなにも安定して面白いの???
三船の眼光が凄まじかった。
そして、良い上司に恵まれてんなあ。
所々の陽気なバックミュージックが印象的。

こんな戦後のカオスな時期でも、不遇を世
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ソナチネ(1993年製作の映画)

3.9

初北野映画!かなり良かった。

川村は、生きることにも死ぬ事にも、楽しむ事にも復讐する事にも、全てに対して常に、ほんのり諦めのような虚無い表情をたたえていた。舞台は沖縄にも関わらず、その表情が、この映
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GO(2001年製作の映画)

3.5

ずっと昔から気になってた作品。
肩書きなんて、名前なんて、どうでもいいだろ!ていう叫びが、暴力描写とともに激しく視聴者に届けられる映画だった。

何かのコミュニティに属しているというプライドと安心感は
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溺れる魚(2000年製作の映画)

3.6

所々ハッとするくらい映像が美しいシーンあり。
あと、この平成感いいですねーーなんかまだ混沌としてて

超高速!参勤交代(2014年製作の映画)

3.6

ストーリーの大筋は面白くなる要素満点なのに、演技のせいなのか、撮り方のせいなのか、脚本のせいのか、、茶番感が、、、。少なくとも、予算の問題ではないような、、。

たまにはこういうのを楽しむのもいいけど
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シャブ極道(1996年製作の映画)

3.7

衝撃的なシーン多め(いい意味でぶっ飛んでる!)。ラストも結構好き。
一人の人間の人生ドラマとして、面白かった。

嘘八百(2017年製作の映画)

3.7

中井貴一と佐々木蔵之介、何か不思議だけど面白い組み合わせだった。
結婚式以降のくだりは要らない気がしたけど、そこまでは面白かった。

生きる(1952年製作の映画)

5.0

いやー、心にじわじわ食い込んでくるような映画だった。
この映画、昨年イギリスでリメイクされたそうな。

印象的なシーンは、
本当の意味で生き始めた主人公が、若くて将来のある部下の女の子の生命力を吸い取
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アフタースクール(2008年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

最初妹の写真がきっかけで捜査が始まったけど、探してたのは出産した女性だったて事??殺した風の写真は必要だったのか?最後に出てきた外相は何の関係があった??むむ?途中まで理解してたけど、最後の方で、若干>>続きを読む

用心棒(1961年製作の映画)

3.8

個人的には椿三十郎の方が好きだったけど、こちらも安定に面白かった!
特に、砂埃立つ中、三十郎が袖をたなびかせながら歩いてくるシーンは痺れた。

椿三十郎(1962年製作の映画)

4.5

安定に面白い。
ハードボイルド侍〜!
思ったよりコミカルで笑えるシーンも多かった。
椿の流れるシーンはとっても美しくてお気に入り。また、抜き身のような人という表現も気に入った。

女咲かせます(1987年製作の映画)

4.5

泣いた😭
コミカルに進む泥棒実行パートと、恋愛パートが同時並行する。
陽気さと切なさがいい塩梅で、洋画のような空気感だった。
そして、松本慶子美しすぎた。
あと、好きなだけチェロ掻き鳴らしていいから、
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鈴木さん(2020年製作の映画)

1.0

このインパクトのあるカバーが気になって見てみたが、ここ最近で一番つまらんかった。
本作は、ディストピア作品を名乗るにしては、インパクトが薄い。
監督の思い描くディストピアは、未婚女性と認知症のお年寄り
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天国と地獄(1963年製作の映画)

5.0

最高すぎ。

薬中の巣窟シーン、異国情緒のあるバーのシーン、花で溢れた小屋のシーン、が好きだった。バーと小屋のシーンは、本当はカラーで見たかったな。
制作秘話も、面白いものばかり。何度も見返したくなる
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弁護人(2013年製作の映画)

3.8

レビュー高かったので、前情報無しで鑑賞。ソンガンホは本当いい俳優ですねーー。クライマックスは、見てるこっちまで白熱。
ただ、強いて言うなら、この手のストーリーは韓国映画でも既視感がある感じ。どんだけ政
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

2.0

アメリカの片田舎が舞台で、差別、暴力など横行しており、皆やりたい放題🙄
主人公もなかなかバイオレントなお人で、共感は出来ず笑。
サスペンスでは無い。

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

RUNが面白かったので、同じ監督繋がりで鑑賞。ずっと先が読めなくて、面白かった。これ先が読める人いるのかな。笑
ネットって、色々なことが分かるようで、虚構にまみれてるから、リアルな会話を増やそうってい
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ドント・レット・ゴー ―過去からの叫び―(2019年製作の映画)

3.6

時間軸歪ませる系は初めてだったからか、
普通に面白かった。テンポも早くて良い。
ただ、1ヶ月後もこの映画が記憶に残ってるかは微妙。笑

RUN/ラン(2020年製作の映画)

4.0

ハラハラドキドキで、あっと言う間だった。面白かった。ミザリー系。

お葬式(1984年製作の映画)

3.5

面白かった。
お葬式の、あの非日常感があって、ちょっとダルくて、でもみんなが集まって、暖かいような悲しいような感じが、リアルだった。

そして、助監督が黒沢清で、電報配達員が井上陽水てホント!?笑
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マルサの女2(1988年製作の映画)

3.8

前作に引き続き、2も面白かった。
ていうか、俳優陣豪華すぎ。
3もあったらよかったのになぁ。

ゾディアック(2006年製作の映画)

3.0

ホラーかと思ってたら、サスペンスだった。しかも似たような作品が同じ年代に作られてた見たいで、映画鑑賞前から色々(勝手に)惑わされた。

ストーリーは、前半は緊張感あったが、後半はやや失速。そして結局結
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マルサの女(1987年製作の映画)

3.8

たんぽぽ を見てみたくなった。
権藤の垣間見える哀愁がいい。