なつめまさごさんの映画レビュー・感想・評価

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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

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24.06

開幕のカーアクションが邦画ではちょっと見ない出来の良さ。
マンションでの格闘アクションも。

岡田准一のパフォーマンスが発揮されている。
終盤の山林は少し長い印象。
ヒロインの車椅子少女
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

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24.05

出だしのアニメの様な演出で主人公の凄さを表現するのは良い。
がそれっきりだったのは勿体ない。

後半、工場でのシーンは詰め込み過ぎ感あり。

岡田准一本人がどこまでスタントをこなしている
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とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

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24.05

中々どうしてなB級映画。
単純明快で駆け引き無くシンプルな作り。
どうやら少年ジャンプが原作。納得。
起承転結もわかり易くサクッと見れる。

カミナリお転婆娘(1961年製作の映画)

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24.05

珍騒動作品の1人春原(すのはら)監督。の最盛期。

この時代に多く見られるコメディスタイルの跡取り息子&娘の結婚作。

サクッと1時間で終わるドラマ。
後半、今は無き多摩テックでのシーン
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ある男(2022年製作の映画)

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24.05

言わんとすることは伝わるけれど。

雰囲気は他作品同様にしっとりとしている。
けれど全体を通してピンぼけの印象。

沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

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24.2

予算のおかげか?
近年では珍しいミリタリーの中でも出来よし。
良くも悪くも邦画。
作りは一部怪しあところはあるものの良い。
大沢たかおの「キングダム」以降から体の作りと表情に締まりが出てき
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さがす(2022年製作の映画)

3.0

24.04

父親役として他に誰が良かったのだろう。と考えてみたけれどやっぱり佐藤二郎で良かったと思う。

要所で素晴らしい場面がいくつも有り。
ベタで有るけれど、リストの愛の夢が流れるシーンは良い。
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前科者(2022年製作の映画)

3.0

23.12

まず、森田剛の圧倒的演技。
想像以上。

始まりの流れからストーリーは半熟かなと思いきやまさかの固ゆで。

メリハリも良く有村佳純も良いキャラクター。
2人の存在感が、結果としてくっきり
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.0

23.12


うちに秘めたる本人の感情。
親子でも何を考えてるのかわからない、と言うセリフ。空っぽ、と言うセリフ。
あくまでも第三者であって本人の気持ちは知る由もない。

是枝監督の作風が滲み出てい
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怒り(2016年製作の映画)

3.0

23.12

配役良し
構成良し
原作の生かし方良し。

怒り、という2文字。
それだけでは表せない内なる感情が溢れる。
作品を通して感じたのは韓国映画に通づるマインド。
韓国映画にあって邦画には足り
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

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23.12

タイトル、展開からしてオチも思ったとおり。
90年代の深夜ドキュメンタリーのニオイがする。と思ったらナルホド実話ベース。

喜怒哀楽のテンポが早い。
感情移入前にとんとん進む。
チャプタ
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もっと遠くへ行こう。(2023年製作の映画)

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24.01

未来設定の世界では当たり前にあるソレ。の黎明期的な印象。
未来風ガジェットが少ないのでサスペンステイストではあるものの途中で展開の流れが見えるのでそこは落とし処の難しさ。
オチとしてはま
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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23.03

166分と前回より10分ほど長く前回以上に冗長な印象あり。
3部作との事なのでそのあたりの回収とばらまきがあるので否めない。

前作以上にバッサバッサとカット編集しているなと伝わる。
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

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23.03

マジメと少しのおバカ。

等身大インディージョーンズはこんな感じだろうな。
作品の割り以上にキャストが贅沢。
サンドラブロックも味がでてきていた。

ヴァスト・オブ・ナイト(2019年製作の映画)

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23.03

アメリカドラマ「トワイライトゾーン」に迷い込んだ気持ち。
片田舎の50年代「未知との遭遇」というべきか。
演出もあの時代テイスト。

そしてとことん焦らす。ジラしてジラしてジラす。

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ザ・プロジェクト 瞬・間・移・動(2016年製作の映画)

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24.03

さらに面白くなる可能性有り。

全体の通してドラマシーンがチープ過ぎるがテーマが良い。

特にセリフの中で「記憶に重さはあるのか?」ハッとする言葉。

記憶を主体に置いたスタイルは展開も
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マルチバース(2019年製作の映画)

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24.03

お手頃SF
冒頭10分でオチが読めるのはご愛嬌。
ミステリアス風だが緊迫感も含め薄味。
聾唖のエイミーが母と亡き父の思い出を語る所はフィクションよりもだれかの実体験のようで良かった。
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FREAKS フリークス 能力者たち(2018年製作の映画)

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24.03

能力者が迫害を受ける世界観。
意外に少ないジャンル。
ぱっと思いつくのは「CORD8」

主体を家族のみにした結果、良作。
DCコミックやマーベルの風呂敷一杯とは違う小さなまとまり。
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パラレル 多次元世界(2018年製作の映画)

3.0

24.03

しっかり王道路線。
意外に出来ない作品が多い中、細かいところを省いてサクサク進むのも良い。


序盤ジュブナイル、又はドラえもんの道具を手に入れたのび太。
から少しづつシリアス。
かとい
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AI崩壊(2020年製作の映画)

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24.02

定番ジャンル。

愛の前ではAIも勝てないのね。
よく観るとなんにも解決していない印象。

今の日本が抱える問題を取り込み、ベタな要素の悪い奴が掲げる正論にも聞こえるマキャベリズム。
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ワーニング 地球最期の日(2021年製作の映画)

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24.02

SFの名を借りた駄作。
なんの映画を観てるのかふと忘れるほど。
まとまり無く木っ端を集めて繋ぎ合わせた印象。
いつも通りの誰かの日常を見せたいのだろうなと感じるけれど土台にSFを使う必要
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ワールドエンド(2019年製作の映画)

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24.02

150分のロシア大作SF

スケールは大きく現場は小さく。
始まりの何かが起こりそうな雰囲気からの「ロサンゼルス最終決戦」テイスト

人物描写の流れ、戦闘シーンがいまひとつなのは概ねいつ
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アンチグラビティ(2019年製作の映画)

3.0

24.02

旧ソ連SFの流れを感じ取れる快作。

邦題が良くない。

「インセプション」系の世界間だけれども想像力を駆り立てるファンタジーテイストと現実社会。
作品軸がしっかりしているので不自然な破
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アビリティ 特殊能力を得た男(2018年製作の映画)

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23.12

壮大なスケールと見せかけて小さくまとまる。
材料は揃っているけれど展開に若干のもどかしさ。
義兄はいい奴。

最後のやりとり、再生の見込みが無い犯罪者を医療の発展のために治験としての活用
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見えざる手のある風景(2023年製作の映画)

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23.12

妙なジュブナイル作品。
しかし主人公を含め華がない。
ワクワクな好奇心も気持ちよさも無く、何ともスッキリしないモヤモヤと不完全燃焼。

原作アンダーソンの他作品も共通し、くっきり明確にし
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レッド・ライト(2012年製作の映画)

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24.2

デニーロ&シガニー・ウィーバー

思わせぶりで終わってしまう。
シガニー退場後から後半の不自然な演出過剰で、ん?

プロジェクト:ジェミニ(2022年製作の映画)

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24.03

古典SFホラーを踏襲。
スケールもストーリーも悪くない、美術も中々の造り。VFXだって十分なデキ。

しかしながらよくあるB級の出来栄え。
B級映画共通の圧倒的に魅せ方と編集技術が足りず
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65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

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23.12

低予算B級SF映画

一応異星人で有るのならもう少し見た目を頑張って欲しい。
只の遭難サバイバルに見えすぎてしまう。

東京原発(2002年製作の映画)

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23.11

皮肉たっぷりでシニカルなブラックジョークの効いた時勢を感じる作品。

氷河期世代に少年犯罪に禁煙防止法が始まりだしたあの頃。時事ネタ含めつつ。

20年たった今だからこそ金曜ロードショー
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愛しき日々よ(1984年製作の映画)

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23.11

原作は芥川賞作品。

もんたよしのり主演作。

つぶれたしゃがれ声が時代と主人公のキャラクターとマッチして結果良い塩梅に。
生きる不器用さが滲み出て葛藤模様もいい味。

自然の音が主体で
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.0

23.11

当時はやりたい放題だなー。なんて印象が強く残って今見直すと、やっぱりやりたい放題だなー。

と、同時に実はとってもアバンギャルドで庵野監督の欲、リビドーが異常なほど溢れそれが村上龍と相性
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バタアシ金魚(1990年製作の映画)

3.0

23.11

眩しいほどの健康美少女、高岡早紀。
江口寿史の描く少女の様。
筒井道隆、浅野忠信も初映画作品。
10代だから撮れる眩しさ。
東幹久もイイ男。

最近とんと観なくなった真っ直ぐな青春映画。
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ウィークエンド・シャッフル(1982年製作の映画)

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23.08

筒井康隆節が効いてます。
監督自体のさくふうも相まって、
おげれつと言えばいいのかハチャメチャと言えば言いのかダラダラとぐでぐでと混ざりあった作。
秋吉久美子のいつもの通り?のへんてこが
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文学賞殺人事件 大いなる助走(1989年製作の映画)

3.1

23.06

御三家の中で筒井康隆が映像との親和性が高い。
スラップスティックにブラックユーモア、自虐ネタといつもの調子。

佐藤浩一の若さが目立つけれども良い。
ろくでも無い大人たちが際立つ。
本人
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うれしはずかし物語(1988年製作の映画)

3.0

23.06

女の色気が素晴らしい。
川上麻衣子&本阿彌周子、揃っての名(迷)演技。
家庭円満、夫婦円満の秘訣ともとれるコミカルさにラストの別れの対象的な2人が引き立つ。

最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

3.1

23.05

さすがの増村保造&若尾文子コンビ。
57年「巨人と玩具」58年「青空娘」そして今作も都会的な演出。

男女共にカラッとした人間付き合い。
小粋な台詞回しも良い。
・優越感に幸せを求めるの
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