閉鎖的な島の中で起こる事件と裏に隠された心理模様。いかにもありそうな話。作りがサラリと流れていくことからも二回観るのが良いと思う。壁一面の想いが切ない。
アニメと実写の合成映像に少し面白味はあるが、良い役者が勢揃いも色気のないコメディ映画でした。
異常時の群集心理、情報操作の恐ろしさ。人が人を信じられなくなった時の危うさ。生き物に備わる差別本能。正義盲信の末路。揺るぎない理性と明白な善悪の基準がなければいかなる時にでも起こり得る話。時代背景はあ>>続きを読む
誰もがどこか締めつけられる思いを感じながらも共感出来るだろう話。人と人、目にするものの多面性を紐解くことでしか見えない真相。少年期の繊細かつ切ない心理状態。怪物とは何?を考えさせられた。
切ないストーリー。社会課題でもあるテーマに痛烈な批判を込めた重みある内容、あちこち散りばめた仕掛けと回収、サービス満点の豪華キャストや二時間飽きさせない演出など、とにかく見どころ満載で面白かった。火野>>続きを読む
個性的な役者によるお笑い仕立ての雰囲気が逆にリアルな感じで、時代劇的な堅苦しい口調ではなく実際の場ではこんなやりとりだったのだろうと言う気にさせられた。戦乱の世の常、命の軽さが恐ろしい。絵的に一つ一つ>>続きを読む
音へ過剰反応する人、気にせず騒音発する人、音に関する揉め事は現実にもよくある話。相手がどんな人かよく見極めないとあとが大変。気をつけよう。
シリーズ二作目。とにかく痛さ追求、生理的ストレスがかかる。一作目との繋がり、ルールの謎かけなど仕掛けは面白い。
CSで何げなく観たにしては、印象的な作品だった。カメラマン助手と大道芸人との組合せはドラマっぽい一方で登場人物の関係性が妙にリアルに描かれている。エンディングも爽やか。
十数年ぶりの再鑑賞。閉ざされた世界の中に展開される究極の選択。全編で悪夢をそのまま絵にしたような雰囲気。全体を通して仕掛けは秀逸。かなりの時間だったとは思うがホントによく頑張ったと思う。
通常(カラー)版は、何度観ても飽きない大好きな作品。オルソ版は初鑑賞。昔懐かしウルトラQ感はあったもののストーリーや台詞回しに論理色が強いこともあり、モノクロ化による新たな発見や感動は特段なかった。第>>続きを読む
週末仕事終わりの駆け込み鑑賞。アポロ11号の月面着陸や中継映像のフェイク論争は当時大盛り上がりだった題材。もう少しリアル感ある内容を勝手に期待していたこともあり、登場人物の設定や前半の速い台詞回しとラ>>続きを読む
前半は普通のSF宇宙モノの様相も後半の展開からラストに向かっての盛り上がり感が流石。散りばめられた愛と嘘の人間らしさやアナログちっくな伝達手段も妙な味を出していて感動を呼ぶ。「2001年・・」をまた観>>続きを読む
見どころの多い濃厚な作品。鼻が効きすぎるのも辛かろうとは思うが、凡人には感じ取れない様々な世界を知ることが出来る天賦の才。自身のフェロモンは一体何処へ消え去ったのだろうと切ない身からしても実に面白かっ>>続きを読む
コレ怖い。背筋に感じる怖さ。稀にこんな場面に陥る時がある。老いた祖父母に感じる何とも言えない違和感。色々思い巡らすシチュエーションに戸惑う気持ちは紙一重。じわじわと胸が締めつけられる。更なる恐怖へと変>>続きを読む
こんな場所は実際にありそう。極力足をふみいれないよう気をつけとかないと。想像を超えた早すぎる時間の流れは当事者にすると大いなる恐怖。伏線回収含めシャマランらしい全編じわじわ来る内容で面白かった。治りが>>続きを読む
深く切ない誕生秘話で、内容は冷静に考えると結構なエグさ。戦時下の価値観や閉ざされた村のしきたりなど、あの時代を反映した異常性際立つストーリー、「墓場の」とも異なる全編に流れる陰鬱な空気感はリアルで面白>>続きを読む
娯楽作としてなかなかの盛り具合。米国版ゴジラの顔はどうもしっくりはこないのだけど、小栗旬の顔芸には感心した。昔々に観た特撮ヒーロードラマの構図が被る戦闘シーンはノスタルジックで安心して観れる。巨大生物>>続きを読む
Amazon Prime鑑賞。モノクロ化により全く色合いの異なる作品に仕上がっている。色情報を排除したことで戦後の荒廃感、銀座を蹂躙するゴジラの圧倒的破壊力、音の感度が比べものにならないほど増している>>続きを読む
SFの古典。壮大な物語の序章。防塵マスク必須。権力と利権と一家で殺し合う構図は世の原理か。全編茶〜灰色の世界の中、レベッカ・ファーガソンがいい。
椅子。大事な思い出の詰まった椅子。猫になった石。身近に現れる神の化身とは実際こんなもんなのだろう。絵は相変わらず綺麗で見応えあり。開けたら閉めるの習慣は大事だ。常日頃から心掛けないといけない。
原作者の原泰久氏の作り出す史上の人物キャラが際立つ言わずと知れた大人気シリーズだけに実写化のハードルは高かったと思う。注目のキャスト、嬴政、成蟜、河了貂がハマり過ぎ。楊端和の麗しさ。実際に戦場にこんな>>続きを読む
誰もが感じている行き過ぎAIリスクを予想通りに描いた作品。デジタル版のチャイルドプレイか死霊館ってところか。米映画のこの手のキャラクター作りにはいつも感心させられる。売価1万$なら欲しい..と思わされ>>続きを読む
VFXによる壮大なスケール感と砂塵に包まれるアクションシーンは実写版ならではの迫力。しっくりくるかは個人の好みの問題だろうが、登場人物の醸し出す個性も次作への期待感を上手く高めている。先の長い原作、ど>>続きを読む
大昔に初めて観た時は、なかなかの刺激を受けた一作。「Me,Me,Me! (俺、俺、俺!)」の台詞が耳に残る。若かりしアンソニー・ホプキンスの快演は今観ても流石。また時間があるときに観てみたい一作。
記録)
ドキュメンタリー
ムーブメント 才能
突き抜ければアート
🇬🇧らしい
原作ファンとして若干不安を覚えながら鑑賞。またかの感強い山﨑賢人の佐一はしっかり杉元で、山田杏奈のアシリパがこれまた最高。容姿も演技も予想の上を行く。本と演出が素晴らしく壮大な物語を損なうこと無く2時>>続きを読む
IMAXで鑑賞。VFXのリアル感は特筆。個人的には気合い入りすぎの台詞回しのせいか前半どうも入り込みづらかったが、後半の駆除に入る辺りから音楽の効果と相まって気持ちが乗ってきた。感心したのは、明子役の>>続きを読む
小学生の時に読んだ小説の映画化。テレビで初鑑賞。令和の時代に観ても面白いパニック作品になっている。数多くの自然災害を経験した今だからこそ小松左京の原作の力を改めて感じた。藤岡弘、濃い。熱い。
玉山鉄二がカッコ良い。アニメの次元より優男感を感じさせられる部分が多いのも良い。ありがちの弾が当たらない系のしっかり長い銃撃戦。貫禄の草笛光子さん。
素直に面白かった。畳み掛ける展開、IMAXの臨場感、観終わったあと「何か頑張ろう!」って気にさせられる。まさにトムは60代の星🌟
どうも海は苦手だ。やっぱり怖い。何となく足の下に何かがいる感じがどうも嫌だ。動物パニック映画の主役たる巨大鮫の存在感。あの繰り返される単純なメロディがずっと変わらぬスタンダードになっている凄さ!
言わずと知れた名作の映画化。昭和中期の日本と冬の日本海の陰鬱な雰囲気はしっかり味わえる。チャレンジングなキャストな中、中谷美紀はいつも素晴らしい。
素晴らしい役者をたくさん使って作った恐るべきなんちゃって作品。ワザとらしく「やっちまった」を狙い外しまくっているにしては、贅沢な顔ぶれのせいか最後のオチまで何とか観れた。太鳳ちゃん良い。
キムタクの古代もなかなかカッコいい。公開時に森雪の設定が色々言われたが黒木メイサのキャラクターはオリジナルよりもリアルな感じでこれも有りだろう。原作アニメをワクワクしながら観ていた頃の記憶を懐かしみな>>続きを読む