ララ・クロフトとアンジェリーナ・ジョリーのマッチングが素晴らしかったので、リブート版の本作の主演がアリシア・ヴィキャンデルで発表された時は正直目を疑ったけれども、思っていたよりは良かったかなぁと。ゲー>>続きを読む
実に痛快な映画だ。バディものの王道、肉体派と頭脳派のコンビが活躍するところは有りがちだけれども、やはり面白い。強大な敵に一度は敗れるも、特訓をして立ち向かうというカンフー映画的なシーンも胸熱。犯罪組織>>続きを読む
TVアニメ版が大好きだったので、120分の尺であのお話がまとまるか心配だったけれども杞憂だった。もちろん駆け足なところは否めないが、この作品が大事にしている(であろう)ところはキッチリ表現できていたか>>続きを読む
ミヒャエル・ハネケ監督が『ハッピーエンド』だと!?タイトルからして底意地が悪そう!と思いながら鑑賞。
一見幸せそうな家族の裏側、SNSでしか本音を語れない人々が悲しい(家族ドラマは色々と身につまされて>>続きを読む
サスペンスなのか!?……いや、ホラーなのか!?……ん?歴史ドラマ?……人間ドラマだったぁー!!的なジェットコースターぶり。邦題が良くも悪くもネタバレのようなものなので、楽しみはその先にある。まさかあの>>続きを読む
森博嗣さんのミステリ小説感のあるタイトルが好き(それっぽくするなら『ウィッチ×フウィッチ』か)。全体的にテンポが悪く、70分台の尺とは思えないほど長く感じてしまったが、小川紗良さんのプロモーションビデ>>続きを読む
冒頭から只ならぬ緊張感に溢れ、このドラマの先に悲劇が待っている事を予感させる。登場人物が少ないながらも飽きさせる事は無く、それでいて淡々と物語は進む。大人達の描写に比べて(内容的に)子供達に尺が割けな>>続きを読む
尺100分台でこの密度は素晴らしい。無駄なシーンを極力削って歌と踊りを立てたであろうところに好感が持てる。ミュージカルだからと人間ドラマだからと余裕で120分を超えてくる数多の作品に見習わせたい。主人>>続きを読む
やんごとなきヒーロー・ブラックパンサーとしての格好良さは『シビル・ウォー』の方が上だが、こちらも中々深いテーマを扱っていて興味深い。単なるヒーローものにとどまらないところが大人も楽しめるマーベル作品の>>続きを読む
祝・第90回アカデミー作品賞受賞。
作品全体を包むレトロな雰囲気が素晴らしかった。タイトル通り、水にまつわるシーンがとても美しい。個人的に好みだったのは主人公にちゃんと性欲があって、性に関するあれやこ>>続きを読む
名画座にて鑑賞。遅ればせながら。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の大ヒットを受けての影響だろうか、コメディ色がやたら強くて少し違和感もあったけれども、問答無用の面白さ。ただ、邦題は酷すぎる。普通>>続きを読む
女性主人公のバリバリアクションを作ろうという意気込みは買う。願わくばもう少しお話が面白ければ……。複数の階層の回想が何度も差し込まれるが、回数が多過ぎて効果的では無い上に、そのせいでシンプルなハズのス>>続きを読む
全く期待していなかった分、そこそこ面白く観ることができた。ただのパニック物かと思いきや、サスペンスやファミリードラマの要素も少しあって、映画館に普段足を運ばない人達が楽しめる要素が盛り沢山。映画好きに>>続きを読む
𠮷田恵輔監督ティーチイン付き特別先行試写会にて鑑賞。コメディだと思い込んで観に行ったら、シリアスなシーンも多くて良い意味で裏切られた。笑えるシーンも沢山あったけれども、心に残った多くはシリアスなパート>>続きを読む
主演ふたりに加え、DAIGOさんや川栄李奈さんらの好演が嬉しい。色々と回りくどいお話なので好みが分かれそうだけれども、丁寧過ぎるくらいに丁寧に主人公の気持ちを追ってくれるので、とても分かりやすい。ただ>>続きを読む
『さよなら日劇ラストショウ』にて鑑賞。某カードゲームの影響で「デストロイア」が好きになってしまったこともあり、大スクリーンで観られるのが嬉し過ぎた。メルトダウンゴジラもゴジラジュニアもデストロイアの各>>続きを読む
米国側のスパイ集団「ステイツメン」がなんだかなぁ……と思ったし、ぶっちゃけ前作の方が大分面白かったけれども、これはこれで飽きなかったので楽しい作品である事は間違いない。相変わらずブラックなジョークも多>>続きを読む
新キャラクターのデザインというかテイストに違和感は感じたものの、ちゃんと楽しめる作品にはなっていたかなぁ、と。あと、光子力エネルギーってチート感が凄いなと改めて感じさせられた。←今更
このレビューはネタバレを含みます
……お、おう。お金掛かってる割にやけにあっさりしたアクション映画なのね。意外性ゼロというのも大概だけれども、大したピンチに陥らずにミッションクリア!というのはある意味新しい。無駄に長いよりは好感持てた>>続きを読む
「未体験ゾーンの映画たち2018」にて鑑賞。B級映画好きとしてそそられるところはあるものの、「面白いか」と訊かれると「うーん」と答えてしまいそう。前半から中盤近くまではテンポも良くイッちゃってる感じを>>続きを読む
地方を舞台にしたノワールという点で興味深かった。しかも埼玉。コエー。河を渡るシーンが印象的で、見ているだけで凍えそう。そして訳もなく怖い。三兄弟が見た目も中身もあまりに似ていなくて序盤は少し気になった>>続きを読む
このシリーズは低めに設定した期待値のハードルを平気で下回って来るから油断ならない。本作も歴代中の人が沢山出てくるという美味しい設定を活かしきれなかった。もっとライダー同士の交流が観たかったのに、それぞ>>続きを読む
実話が基になっているので映画のストーリーとしては物足りない部分もあるけれども、主人公の破天荒な言動に笑わせられたり驚かされたり。とてもおかしな人物に思える一方、パートナー的な女性とその娘とのやり取りを>>続きを読む
熱心なスター・ウォーズファンからは批判的な意見も多いみたいだけれども、個人的にはストーリーとか全然期待してないので、本作も普通に面白かった。歴史の積み重ねで泣かせるシーンもあり、満足。前作を経て人間味>>続きを読む
豪華キャストの演技合戦は楽しかったが、アガサ・クリスティの名作だけに有名すぎるラストが枷となってしまう。犯人が分かってるとミステリーとしては台無しだものなぁ。←初見だったら絶対もっとスコア高いやつ。
主演2人が魅力的。キラキラ眩しい10代の輝きがとても上手く切り取られていて、若手監督ならではの感性に感心した46分。決して"巧い"作品を創る監督ではないけれども、松本花奈さんには何故か惹かれるものがあ>>続きを読む
日本文化を異国の人々が映画化するだけでも大変なのに、それをストップモーションアニメでやるって!頭が下がりますなぁ。中身も素晴らしかったデス。クボの人形欲しい……。
いやー楽しかった!『シビル・ウォー』みたいな骨太のヒーロー映画も好物だけれども、このくらい単純な作品も好きよ。ヒーローが並び立つシーンだけでご飯三杯はいけちゃう。本音を言うとこの作品、ストーリーはどう>>続きを読む
小さな嘘がどんどん綻び始めるところがとてもリアル(……吐かなきゃ良かった過去の自分の嘘が思い出されるなぁ)。登場人物が一部を除いてその辺りにいそうな普通の人々で、そこもとても良かった。だからこそ主人公>>続きを読む
祝・小林勇貴監督メジャーデビュー。『孤高の遠吠』を観たときのインパクトがあまりにも凄まじかったので、その時の「すげえ!」を残念ながら超えられなかったかなぁというのが正直なところ(底知れぬパワーは本作で>>続きを読む
キレキレの編集などにソダーバーグ監督らしさはありつつも、パッと見随分と地味な印象。登場キャラクター達は個性的だったしユーモア溢れるシーンも多かったけれども、映画全体が余りにもまとまり良くて逆に心に残り>>続きを読む
作品全体が厨二病を拗らせまくっているな……という第一印象。シャーリーズ・セロンのカラダを張ったアクションは評価したい(強過ぎないところがまた良い。)が、物語の行方に興味が持てず、正直余り面白いとは思え>>続きを読む
「第18回東京フィルメックス」にて鑑賞。想像を絶する退屈さだったが、シーンだけを切り取ると素敵なところも多し。主演ふたりの駆けっことか、ラストの立往生とか。監督の頭の中では色々出来上がってるのだろうけ>>続きを読む
デコボコバディムービー好きとしては、設定自体は悪くなかったけど、作品全体を通して既視感が半端ないという印象が拭えなかった。確実に記憶から消えそうな作品である。
ペニーワイズはもちろん怖いけれども、ホラー映画というよりも青春ドラマを観たという印象が強かった。穴を覗く怖さ、暗い所に入る怖さ、イカれた不良の怖さ、変態親父の怖さ、子ども達の事情を理解してくれない大人>>続きを読む
観終えた直後はこれが全米大ヒット!?と少々肩透かしを喰らったが、色々思い返してみると、伏線の張り巡らせ方が素晴らしく、とても計算された作品である事に気付く。そう、後から後から、あのシーンはこういう意味>>続きを読む