史実を基にした時代劇で、こんなにも観賞後にじんわりと心地よい余韻を残してくれるとは、韓国映画のクオリティは本当に恐れ入る。
本作は韓国の時代映画ではよく題材とされる米びつ事件の思悼世子の息子、イ・サ>>続きを読む
実話ベースとのことで盛り上がりには欠けるが、全体的にシビアでリアルな空気感を楽しめる。
冒頭の亡命シーンなどをはじめ、入国審査であんな挙動不審に目配せしたり、子供がそばを離れているのに気付かないなど>>続きを読む
いわゆる無声映画のように映像美で勝負しているわけでもなく、ドキュメンタリーのようにリアリティーで勝負しているわけでもない。計算されたカメラワークと、素人ゆえに生々しい芝居が織りなす、2時間超の貴重な映>>続きを読む
始まった瞬間から、宮崎駿作品の超絶劣化模倣作品としか思えなかった。
シータが飛行石を持って逃げるラピュタのオープニングシーンのパクリから始まり、体が魚のような液体に分裂する兵士や、箒に飛び乗るも振り>>続きを読む
独特の空気感に酔わされる映画。
終始どこか不穏な香りを漂わせながら、貧困な青年と裕福な男性の間に、共通の知人である女性の存在を超越した、友情でも愛情でもない不穏な繋がりが結ばれていく。
どこまでが>>続きを読む
とにかくハ・ジョンウのサイコパス演技は鑑賞の価値あり。
人間性の感じられない無機質な顔をしていたかと思えば、いつ噛み付いてくるか分からない獣のような眼光も見せる。暫くはハ・ジョンウを見る度にこの役が>>続きを読む
生き埋めになった主人公があの手この手でサバイヴする閉塞シチュエーションモノかと思っていたが、それのみならず救助隊や妻、掘削の作業員など、多視点でそれぞれの行動を描いており見応えがあった。
全体的にテ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ハ・ジョンウを出してA級映画のフリをしているが、完全にB級映画相当の内容だった。
とにかく、ホラー映画として個人的に嫌いな要素のオンパレードだったの列挙しておく。
・子役に甲高い声でギャーギャー叫>>続きを読む