Saさんの映画レビュー・感想・評価

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TOKYO FIST 東京フィスト(1995年製作の映画)

5.0

超絶面白い。殴られる/ピアスを開ける時の感覚をここまで視覚的に生々しく描けるのすごい。

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ループの原因が思いもよらない要素だったという展開+漫画と映画の展開のリンクは王道ではある。しかし仕事による停滞感や上申制度、ワーカーホリックなどなどを、タイムループでうまく合わせた良作だった。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

飲み屋、後輩、ママ、構築過程を知らない私たちには魅力的に映る生活。

MEMORIES(1995年製作の映画)

4.0

大砲の街、いいですね。戦争に対する無関心と、肉体労働と単純労働。1945年の一歩手前といった感じ。エンドロールへの繋ぎも最高だった。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

1.0

人生初めて、そして今時点では最後の、時間を無駄にした映画。蔑視ばかりの浅い何か。長いだけでtiktok用の映像のようなもの。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.5

エセ日本欲張りセット。歌舞伎町をそのままぶち込んだみたいな車内、日本的なイメージと記号の羅列。真田さんがどう感じてたか気になる。日本表象は立派なファッションですね。

スチームボーイ STEAMBOY(2003年製作の映画)

4.0

思ってたより良かった。無骨さと繊細さを持つスチームテクノロジーは現代じゃイメージできない、しがらみのない羽。

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

タイムマシンに対する迎合が早くて面白い。まあ2分しかないしね。理系が解決してしまうのもあっけからんとした京都に合っているじゃないか。

渚のシンドバッド(1995年製作の映画)

5.0


現代ほどの自由がないからこその痛々しさとか、幻想のような夏の描写が良かった。
性別とか、セクシュアリティとか、バックグラウンドとか、自分で手当たり次第に理解し、整理していかねばならない苦しさが良かっ
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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

大きなイベントも、悲しい出来事もないし、結局何もやり遂げないけど、着実に生活が立ち行かなくなっていく過程をよく描写していたと思う。
中盤の行き止まりの道と、終盤のランニングマシンが表すように、人生の核
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

5.0

空気感が良かった。突飛な設定だからこそ、よりシックに、落ち着いたテンポで進むのがよくあっていた。

黒い眼のオペラ(2006年製作の映画)

4.5

一緒に観た人が、アジア映画には眠るシーンが多いと話していた。
最後のシーンは夢のように理想的で、あまりに生々しく現実的な人間の関係性。身を委ねたい

ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

5.0

辿り着けなかった。やり直せなかった。言えなかった。

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.0

狂っていく、引きずりこまれる感触がリアル。生きているだけで加虐的なんだ誰も彼も。

犬王(2021年製作の映画)

4.0

展開が急な感触はあった。それ以上にアヴちゃんと森山さんの歌の掛け合いがよかった。柄本さんの活気のない高貴な演技もマッチしていた。